【実録】退職勧奨の現場で見つけた「最狂の右腕」——会議室はトレカショップじゃありません!
人事の仕事をしていると、時としてドラマや漫画を超える「クセ強」な退職者に出会うことがあります。 今回は、私がかつて信頼し、右腕として期待していた社員との「最悪で最高に笑える別れ」について、恋愛の修羅場に例えてご紹介します。
教訓はただ一つ。「別れ際、人は本性を現す」ということです。
1. 「別れた途端にSNSで元カレを叩く」地獄のネガキャン
私は昔勤めていた会社で、100人以上のリストラを行ったことがあります。100人をリストラし、責任を取って退職しました。経営不振でしかたなかっとは言え、当時の部下を自らの手でリストラするのは辛かったです。かつての右腕もリストラ対象の一人でした。退職が決まった瞬間、それまで恋人のように寄り添っていた右腕が、一変して「組織のアンチ」と化しました。
恋愛なら: 別れた翌日から、鍵垢で元カレの隠し事や性癖を暴露しまくる元カノ。
今回の実録: 残されたメンバーに「残っても最後には使い捨てられる」「社長はあんなことを言っている」と、社内SNSならぬ「社内ささやき戦術」でネガキャンを展開。
【人事の分析】 これは、自分のプライドを守るための「正当化」という心理。でもね、人事の右腕がそれをやると、自分の経歴にも泥を塗っていることに気づかないのが悲しいところです。
2. 「家の中で浮気現場に遭遇」級の衝撃:会議室トレカ事件
ある日、彼がこもっている会議室を覗いた時、私は目を疑いました。戦略会議が行われるはずの机には、資料ではなく色とりどりのトレーディングカードが。
恋愛なら: 「残業で遅くなる」と言っていた彼氏の家に行ったら、知らない女とゲームに熱中していた。
今回の実録: 退職間際、開き直った彼は会議室に引きこもり、厳かな顔でパックを開封。レアカードを美しく並べて鑑賞していました。
【人事の分析】 もはや「職場」を「放課後の教室」と勘違いしています。退職勧奨でメンタルをやられたのかと思いきや、ただ単に「給料をもらいながらガチャを引く」という背徳の快楽に溺れていたようです。ある意味、強メンタル。
3. 「さよならも言わずにブロック」という究極のラスト
最後は、これまでの月日を全否定するような、ドラマチックな幕切れでした。
恋愛なら: 同棲解消の日、鍵だけ置いて荷物を全部引き払い、LINEも即ブロック。感謝の言葉すらなし。
今回の実録: 最終出社日。どれだけ声をかけようと待ち構えていても、彼は一度も目を合わさず、挨拶の「あ」の字も残さずに、すり抜けるように社外へ消えていきました。
【人事の分析】 「お世話になりました」の一言があれば、これまでのネガキャンもトレカ開封も、「まあ、いろいろあったけどね」と笑い話にできたはず。しかし、彼はその「伝説の完封負け」を選んだのです。
まとめ:人事の皆さん、強く生きましょう
かつての右腕が「トレカ職人」として去っていく背中を見送った時、私は怒りを通り越して、もはや清々しい感動すら覚えました。
退職勧奨のテクニックをいくら磨いても、「辞める時に会議室でカードを並べ始める人」の行動までは予測できません。
教訓:
ネガキャンをされても、「それだけ執着されている」とポジティブに捉える。
会議室に引きこもっている社員がいたら、パックの開封音に耳を澄ませる。
挨拶なしで去る人は、その程度の「小粒な人生」を歩んでいると割り切る。
皆さんの周りの「右腕」は、今日もちゃんと仕事の資料を並べていますか? もしカードを並べ始めたら、それは「新しい人生へのドロー」の合図かもしれません。
【今日の格言】 「組織の右腕」は、時に「組織のカードゲーマー」へとジョブチェンジする。
