子どもの幸せを願うということ
Netflixで『BOYFRIEND』というリアリティーショーを観た。
これは作品の感想というより、
一人の母親として、自分はどんな親でありたいのかを考えた記録です。
Netflixで『BOYFRIEND』というリアリティーショーを観た。
男性同士が共同生活を送りながら恋愛をしていく番組だ。
昔「あいのり」といいるリアリティーショーにはまったこともあったけれど、そんな男女の恋愛をみているよりも、見入ってしまった。
その中で、一人の男性が親へのカミングアウトに悩んでいた。
私は、その場面を見ながら、ずっと親の立場で考えていた。
もし、息子だったら。私はどうするだろう。
そう考えた時、出てきた答えは意外なほどシンプルだった。
私は、息子に幸せになってほしい。
ただ、それだけだった。
誰を好きになるか。誰と人生を歩むか。
そこよりも、
息子が自分の気持ちを押し殺して生きていくことの方が、ずっとつらい。
親は子どもに幸せになってほしくて子育てをしている。
少なくとも私は、そうだった。
夜泣きで眠れなかった日も。
反抗期に悩んだ日も。
全部、「この子が幸せに生きてくれますように」
という願いがあったから頑張れた。
だからもし、息子が勇気を振り絞って
「大事な話がある。」
そう打ち明けてくれたなら。
驚くかもしれない。
正直、戸惑う気持ちもあるかもしれない。
人は長年の価値観を、一瞬で変えられるわけではないから。
でも、最後に願うことは変わらない。
「あなたが幸せなら、それでいい。」
私はそう伝えたい。
番組を観ながら、悩んでいる彼に
私は心の中で何度も話しかけていた。
泣きながら見入ってしまった。
「きっと大丈夫。」
「あなたの幸せを願っている親なら、時間はかかっても受け止めようとしてくれるはず。」
もちろん、現実にはさまざまな家庭がある。
私の考えが、すべての親に当てはまるとは思わない。
それでも私は思う。
親の価値観よりも、
子どもの幸せを願う気持ちの方が大きくあってほしい。
親になって15年。
私が子育てを通して一番願い続けてきたことは、
息子が自分らしく笑って生きてくれること。
親の幸せは、案外それだけなのかもしれない。
