短歌:波の音【シロクマ文芸部】
海のない街で出会ったわたしたち
蝸牛がひろう波の音たち
最近親しくなった幼稚園のママさんが2人いる。
これまでずっとお近づきになりたいと思っていた2人だったのだが、共通点が見つかったとたんするすると会話が広がった。
決して会話上手ではない私には、それぞれが珍しい時間だった。
その共通点は「海好き」。
「海好きなんですか?!」
「海良いですよね〜!見るのも泳ぐのも。あ、釣りも。」
「…でもここからめっちゃ遠いですよね。笑」
そんな会話をする、海から遠い街の穏やかな時間。2人の耳には違う海の同じ波音が聴こえていたはず。
いつかあの人と一緒に海を見たい。

はじめて文芸部なるハッシュタグに参加しました。ワクワクドキドキ。
アイキャッチを作った『木版画風イラスト』プロンプトはこちら🏖️↓
