Die Young
7月10日はハードロック及びヘヴィメタル界の重鎮、ロニー・ジェイムス・ディオの誕生日。
今更説明不要のカリスマヴォーカリストですが、今日はそんなロニーが生前残した偉大なる楽曲をいくつか取り上げてみたいと思います。
・RAINBOW - Gates of Babylon
まずはレインボーから「バビロンの城門」。
「城門」と書いて「アーチ」と読む。
レインボーで好きな曲はたくさんありますが、好きなうえに一番“すごいな”と思うのがこの曲ですね。実は今でもリッチーのお気に入りな曲だそうで、このアラビアンな要素にリッチーのギターとロニーのヴォーカルがとても合っています。
このミュージックビデオではカラオケ音源にあわせてロニーが歌っていますが、レインボー時代ではほとんどライブ演奏されていない曲なので、当て振りとはいえこの曲をリッチーやコージーがいるなかでロニーが生で歌っているのはある意味とても貴重です。
・RAINBOW - Kill The King
レインボーからもう一曲、ド定番の「Kill The King」。
個人的に「Kill The King」はスタジオ版でもなく「On Stage」でもなく1977年のミュンヘンでもなく、1976年の大阪のこれなんですよ!!
あと確か「On Stage」の「Kill The King」は複数のライブをつなぎ合わせてますよね。
ロニーの歌の入りが遅れようが、リッチーが決めのフレーズをちょっとトチろうが、んなもん知ったこっちゃねえっていうライブならではの怒涛の勢いと荒さがめちゃくちゃカッコイイです。ライブの1曲目にこれをやられたらたまらないですよね。しかも当時はライブでしかきけなかった曲です。
ロニーのこの太いまんま高いところまで出ちゃう声域の広さは驚異的です。
ちなみにこの1976年のレインボー大阪公演、「Man on the Silver Moutain」ではジミ・ヘンドリクスの「Purple Haze」やお馴染みの「Lazy」を導入に演奏している構成で、これがまたかっこいいのですよ…。
・BLACK SABBATH - Neon Knights
以前もnoteに書いたと思いますが、私のなかでブラック・サバスといえばオジー・オズボーンよりもロニーの印象です。リッチー大好きならそういう流れになりますよね。
ロニーがレインボー脱退後にブラック・サバスへ加入して最初に制作されたアルバム「HEAVEN AND HELL」は、ブラック・サバスのもつダークな音楽性のなかにロニーがレインボーで培ったものがかなり反映されていると感じます。
ロニーといえばメロイックサインを普及させた第一人者ですが、この1980年当時で既にステージ上でやってますね。オーディエンスも早速真似してるのが確認できます。ここから全世界のメタラーへと広まっていくんですね。
・DIO - We Rock
DIOの曲はなにを貼ろうかと悩んだんですが、ライブ映像主体の「We Rock」で。「Don't Talk to Strangers」とか「Rainbow in The Dark」とか
「Sacred Heart」なんかも大好きです。
DIOのライブはステージセットも凝ってるんですよねえ。この「We Rock」でもみられる特効や照明のほかに、スクリーンを使った映像、ステージにあらわれる巨大なドラゴン、ロニーが光るサーベルを天に掲げながら歌う演出など。
ヴォーカルが光るサーベルを持って歌う…。私の大好きな今年デビュー52周年の某国内ロックバンドにもそんなメンバーがいるような…。
・HEAVEN & HELL - Children of the Sea
ロニーのキャリア最終章にあたるHEAVEN & HELL。ロニーが亡くなる前年2009年に開催された世界最大級のメタルフェス、Wacken Open Air 2009での模様から。このトニー・アイオミの笑顔とメロイックサインの尊さよ。
「Children of the Sea」ですが、歌い出しの
“In the misty morning, on the edge of time
We've lost the rising sun, a final sign”
からはじまる幻想的な歌詞が素敵です。ロニーの書く歌詞はファンタジーなものが多いのが特徴的ですね。
先述のDIOでのライブステージのドラゴンもそうですし、こういったイマジナリーな世界観が好きだったんだろうなあ。
実は、学生の頃最初にレインボーでのロニーの歌声をきいたとき、正直それほど好きな感じではなかったんですけど、それは私の耳や感性が未熟だっただけで、大人になってロニーの歌声をきけばきくほどその凄さに気付きました。
表現力の幅広さやピッチの良さ、さらにはライブでオーディエンスを乗せるテクニックなどの細かいところまで、様々な場面でファンを楽しませてくれるプロフェッショナルなミュージシャンだったんだなと思います。

ロニー・ジェイムス・ディオ特集
