はるさんぽ番外編「名古屋のGOGO!シェア体験レポ:20km/hが“遅く感じる”理由」
名古屋の「GOGO!シェア」を使ってみたら、快適なのに“遅く感じる”不思議な乗り物だった話。
名古屋の街中でよく見かけるようになった、
電動のシェアモビリティ 「GOGO!シェア」。
見た目は自転車に近いけれど、
ペダルがなく、アクセルで走る“軽量EV”タイプ。
自転車よりラクで、原付ほど大げさでもない——
そんな“ちょうどいい存在”として気になっていたので、実際に乗ってみた。
結論からいうと、
まぁまぁ快適。でも、ちょっとだけ脳が混乱する。
この“混乱”こそが今回の主役だ。
■ 乗ってみた第一印象:めちゃくちゃ気軽で静か
アプリで解錠し、サッと跨って出発。
乗り心地は、想像していたよりずっと軽い。
音はほぼ無音
発進はスッと滑り出す
坂道もほぼストレスなく登る
“自転車のフレームをそのまま電動化したような感覚”で、初めてでもすぐ馴染める。
信号待ちからの再スタートも楽で、街中を巡るには理想的な手軽さがある。
ところが、しばらく走っていると、不思議な感覚に襲われた。
■ 「あれ?時速20km/hなのに、遅い…?」
速度計を見ると 20km/h。
一般的なアシスト自転車の“巡航速度”と同じくらいのはずなのに、
どうにも “のんびり走っている” 感覚が強い。
自転車なら20km/hは
風がビュッと当たって「おっ速いな」と感じる速度だ。
それなのにGOGO!シェアでは、「もっと早く!More Speed!!」
と感じてしまう。
■ なぜそんな錯覚が起きるのか?
実はこれ、電動モビリティの専門領域でもよく知られる現象で、理由は明確にあるらしい。
① 揺れが極端に少ない
アシスト自転車:
ペダル振動
チェーンの引っ張り
フレームのしなり
GOGO!シェア:
ペダルなし
駆動がスムーズ
労力をかけずに走る乗り物は、体感速度が遅くなる・・・らしい。
② 音が静かすぎる
自転車は「シャーッ」というチェーン音やタイヤ音が速度感を演出する。
GOGO!シェアはモーターが本当に静かで、
耳から入る“スピードの手がかり”が欠けている。
→ 音が少ないと、脳は「遅い」と判断する。
③ 体力を使わない=頑張ってない
人間は「頑張って漕ぐ→速い」という感覚に慣れている。
労力ゼロで20km/hを出されると、
脳内の“速度計”がズレてしまう。
■ とはいえ実用性は高いかも
この「遅く感じる」問題はあくまで体感の話で、実際の走行性能にはまぁ満足した。
名古屋の微妙な距離(500〜1.5km)に最適
信号の多い市街地でも扱いやすい
汗をかかない
荷物があっても疲れない
特に 栄〜大須〜矢場町 のように、
「徒歩だと微妙に遠い」距離を移動する時に便利かも。
■気を付けるべきこと(というかシステムに対する不満)
✔借りる段階で返却ポートが選べない
もし返却ポートが満車だと、返却できない。
ポート数はLUUPほどないので、非常に扱いに困る。
✔名古屋市内の自転車用レーンはガタガタして走りづらい
パンクレス(エアレス)タイヤは非常に硬い!
ソリッドなゴム感でガタガタと走る。
■ まとめ
GOGO!シェアは、
「シティコミューターとして面白い軽量EV」 という、なかなか面白い体験ができる乗り物だった。
正直、アシスト付き自転車のシェアサイクルでいいよね!とは思う。
・・・が、物珍しいので名古屋での移動がちょっと楽しくなるサービス。
街歩きや買い物、ちょい乗りで気になっている人は、ぜひ一度試してみてほしい。
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