見出し画像

環境にどう対応すべきか ─ すべては“観”から始まる

タモリさんは言います。

「髪切った?」

なんでもない一言ですが、
言われた側からすると「見てくれている」という嬉しさがあります。


“観る力”が弱まると、関係は少しずつ曇る


わたしはよく妻に怒られます。

作った料理に反応しない

庭の草むしりに気づかない

髪を切ったのにスルーする

もちろん、関心がないわけではありません。
ただ40年も一緒にいると、どうしても“観る力”が落ちていくのです。
……あ、また怒られそうですが。

タモリさんに「髪切った?」と言われたタレントは、
「タモリさんが自分を見てくれている」と嬉しいはずです。
それくらい、観察は人の心を開きます。

人生を変える第一歩 ─ それが「観」


観るとは、ただ視界に入れることではありません。

自分の心

他者の心

状況の流れ

これらを静かに受け止めることまで含みます。

なぜ観る前に動くとうまくいかないのか


多くの人は、まず「欲」が立ちます。

お金が欲しい

恋人が欲しい

美味しいものが食べたい

そしてすぐ行動する。
でも多くの場合、徒労に終わります。

理由は簡単、原理を観ていないから

お金が欲しければ、
「どうすればお金が入ってくるのか」という原理を知らねばなりません。

10円欲しいなら10円稼いでいる人を、
1億円欲しいなら1億円稼いでいる人を観ることです。

1億円欲しいからといって、
自販機の下に落ちた10円を探していたら一生かかります。
(しかも遺失物横領罪で捕まります……)

関心を向けたものは自然と観える


人は“好きなもの”はずっと見つめてしまうようにできています。
あなたが好意を寄せる相手に対してもそうするでしょう?

ただし、見つめた勢いでいきなり告白しても、うまくいくとは限りません。

まず相手の関心事を知り

その流れに合わせて近づき

心が開くタイミングを待つ

これが自然なプロセスです。
相手にトラブルが起こった日などはタイミングとしては不適切ですね。

つまり、行動を最適化するには──

まず心と流れを観ること

なのです。

観るときの3ポイント


自分の感情は今どこにあるか

相手は何を求め、何を恐れているか

状況はどこが流れ、どこが固まっているか

この3つを意識するだけで、
思考の混乱は驚くほど静まります。

観察は行動の前提条件であり、すべての起点です。

小さなエピソード


ある研修で、受講者がこう漏らしました。
「部下の態度が理解できないんです」

わたしは静かに聞きました。

「まず、彼らを観ましたか?」

彼は返答に詰まりました。

その後、1日1分でもいいのでその部下と話をする習慣を持ってもらったところ、
表情の変化や小さなサインに気づき、
関係が少しずつ改善していったのです。

彼はこう言いました。

「観ることが、すべての始まりだったんですね」

今日からできる“観”の練習


自分に対して

心の内側を静かに観る

周囲に対して

相手の様子を評価せずに受け止める

仕事に対して

流れ・仕組み・構造を観る

→ 気づいたことをメモし、次の行動へつなげる。

まとめ


観ることなくして、人生の改善は始まりません。
まずは静かに、自分と周囲を観てみてください。
そこから、すべてが動き始めます。


いいなと思ったら応援しよう!

濱本克哉 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!