片方だけが我慢していても、心のシーソーは動かない
「今日は、どこへ行きたい?」
「何が食べたい?」
そう聞かれたとき、
「どこでもいいよ。」
「みんなに合わせるよ。」
と答えることはありませんか?
本当にどこでもいい日もあります。
でも、本当は行ってみたい場所や食べたいものがあるのに、相手のことを考えて、自分の希望を引っ込めてしまうこともありますよね。
「私が合わせたほうが早いから。」
「反対されたら面倒だから。」
そんなふうに、いつの間にか自分の気持ちを聞く前に、我慢することを選ぶようになってしまうこともあります。
人との関係は、シーソーに似ているのかもしれません。
シーソーは、片方だけが我慢していても、うまく動きません。
お互いが地面を蹴るから、上がったり、下がったりする。
自分が相手に譲るときもあれば、相手が自分に譲ってくれるときもある。
そうして、お互いが少しずつ力を緩められたとき、シーソーは平行になります。
ずっと平行でなくてもいいんですよね。
今日は相手の希望を聞く。
今度は、自分の希望も聞いてもらう。
そんなふうに行ったり来たりしながら、二人にとって心地よい場所を探していくものなのだと思います。
でも、いつも片方だけが地面を蹴り、相手に合わせ続けていたら、その人ばかりが疲れてしまいます。
それは、バランスが取れているのではなく、ひとりが関係を支え続けている状態なのかもしれません。
長い間、家族や周りを優先していると、自分が何をしたいのか、分からなくなることもあります。
何かを思いついても、
「今は無理。」
「私だけ楽しむのは悪いから。」
と、気持ちをすぐに押し戻してしまう。
けれど、水が同じ場所にとどまり続けると少しずつよどむように、心も動かさずにいると、少しずつ色を失ってしまうことがあります。
「やってみたい。」
「ここへ行ってみたい。」
「今日は、これを食べたい。」
そんな小さな気持ちは、心の中へ流れ込んできた新しい水のようなもの。
すべてをすぐにかなえなくても、
まずは、
「私は、そうしたいと思っているんだね。」
と、自分の気持ちを聞いてあげる。
そして、ときには、
「今日は、私の気持ちも聞いてほしい。」
と相手に伝えてみる。
それは、わがままではありません。
二人でシーソーを動かしていくために、必要なことなのだと思います。
自分が満たされることは、誰かを置いていくことではありません。
自分の中に余裕が生まれれば、人に向ける言葉や表情も自然とやわらかくなっていきます。
片方だけが頑張るのではなく、お互いが地面を蹴りながら動いていく。
ときには譲って、ときには譲ってもらう。
今日、心の中に小さな「やってみたい」が浮かんだら、すぐになかったことにせず、その気持ちにも居場所を作ってあげてくださいね。
ふーちゃんからのカードメッセージ🐬
今日のカードから感じたのは、
「顔を上げて、新しい景色を見てみよう」
というメッセージでした。
心の中には、もう小さな答えが浮かんでいるのかもしれません。
急いで大きく動かなくても大丈夫。
まずは、自分の気持ちに気づいてあげることから始めてみませんか?
あなたは、ひとりじゃないよ🐬
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