2025年年末香港一人旅(4日目最終日)②。香港の娘「アニタ・ムイ(梅艶芳)」
尖沙咀(チムサーチョイ)のアベニュー・オブ・スターズは初日の夜に訪れましたが、この日また来たのにはとある理由がありまして。
アベニュー・オブ・スターズには、香港の著名な俳優や監督などの手形やプレートの他に、香港スターの銅像が2つ存在します。
1つはブルース・リー(李小龍)、そしてもう1つがアニタ・ムイ(梅艶芳)の銅像です。

アニタ・ムイ(梅艶芳)の銅像
アニタ・ムイは、2003年12月30日に子宮頸がんにより、40歳という若さでこの世を去りました。
そう、この日はアニタが旅立ってからちょうど22年になる日でありました。
今回の香港旅行を通して、アニタのコンサート衣装や供養されてる場所、お土産のポストカード等色々と彼女に関するものも目にしてきたので、命日であるこの日、せっかくなので私も彼女を偲びたいと思い、もう一度アベニュー・オブ・スターズに訪れました。


アベニュー・オブ・スターズに佇んでるアニタの銅像を見に行くと、像の前にはたくさんの花が置かれていました。
2003年の香港は、SARS(重症急性呼吸器症候群)の大流行、レスリー・チャンの突然の逝去、そしてアニタも病による逝去で、とても暗く悲しい年でもありました。
今思うと、これらの状況はコロナ禍の時とよく似ているなと感じます。
アニタはSARSの大流行という危機的状況の中で、自らの病を隠して社会貢献に尽力した思いやりと明るさから「香港の娘」として人々に愛され、現在も尊敬されている香港の大スターです。

アニタ自身もその後、2003年9月に末期の子宮頸がんであることを公表し、それでも彼女は自身の最後の力を振り絞り、亡くなる一ヶ月前の2003年11月にはコンサートを開催しました。
私が香港迷(ファン)になる前、アニタについて知ってたのはジャッキー・チェンの一部の映画に出てくる女優さんというくらいの知識しかありませんでしたが、改めて香港迷とレスリーのファンになってからは彼女の音楽も聴いたり、「梅艶芳/Anita」という伝記映画も観て、彼女の様々なエピソードやレスリーとの強い絆にも感銘を受けまして、現在でも彼女が香港の人々に愛され尊敬されてる理由がよくわかりました。

彼女の人生そのものを表しているようです


4歳から始まりました
捧げられてる花束を拝見させてもらうと、香港の人々だけでなく、色んな国の人達から今も愛されてるようでした。
その点はレスリーも同じですね。


この日はもう、初日の夜みたいに花束はなかった

年末の香港は、本当に日本では考えられないぐらい暖かくて、冬晴れのよい天気に恵まれていました。
おまけ

二日目に深水埗の「MOVIEMERAKS」というお店で買ったポストカード。
こちらは「Nopaperstudio」という、映画や漫画などのイラストをヴィンテージポスター風に描いたポストカードが販売されていまして、インスタの方にも様々なイラストが投稿されています。


ちなみに映画「梅艶芳/Anita」でレスリー・チャンの役を演じているのは、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」で信一(ソンヤッ)を演じたテレンス・ラウ(劉俊謙)です。
アニタは「梅姐(ムイジェ=ムイ姉さん)」
レスリーは「哥哥(ゴーゴー=お兄さん)」と
みんなから慕われていました。
伝記映画「梅艶芳/Anita」の英語と広東語の予告編にはなりますが、一応参考までに。
ていうか、「梅艶芳/Anita」をDisney+が独占配信してて、香港でも円盤すら未だに出てないのが個人的には本当に解せない。
2002年のアニタのコンサートに、レスリーがゲスト出演してデュエットした映像。
レスリーが観客の前で歌ったのもこれが最後らしく、この翌年に、二人とも星になってしまいました。
ちなみにアニタの銅像も、この時の姿のものかと思われます。
二人の事をある程度知った上でこの映像を観ると、色々と泣けてくる映像でもあります。
つづく
