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「ママもほしいよ」|5歳娘が終わらせた、パパとの内緒

お迎えから帰った5歳娘が、言いました。

「あしたも、パパのおむかえがいい」

そんなに楽しかったのかと聞くと、娘はうれしそうに答えました。

「かえりにアイスかった」

隣で夫が、「それ、ないしょって……」と小さな声を出します。

すると娘は、きょとんとして言いました。

「なんで? ママもほしいよ」

内緒にすると、家族が二つになる

アイスを買ったことより、私の胸に残ったのは「ママもほしいよ」でした。

娘にとっては、誰かを困らせる告白ではありません。楽しかったことを話して、好きな人にも同じものを渡したい。それだけだったのだと思います。

大人はつい、「今日だけ」「ママには内緒」「パパには内緒」で、その場を丸く収めます。けれど、小さな内緒ができると、同じ家の中に知っている人と知らない人ができます。

娘の一言は、その境目をあっさりなくしました。

次からは、内緒ではなく相談にする

帰宅後、夫とは「帰りに何か買う日は、内緒にしない」と決めました。買ってはいけない、という話ではありません。

今日は買う日。今日は家にあるものを食べる日。帰ったらみんなに話す。

その小さな約束があれば、アイスは秘密ではなく、家族の楽しい出来事になります。

「ママもほしいよ」と言える娘でいてくれて、よかった。

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