なぜ私が粘土のクリームでもお花を絞るのか?
「お花絞り」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
華やかなフラワーケーキや、可愛らしいお花のおはぎなど、美味しい食べ物が思い浮かぶかもしれません。
しかし、私が今回挑戦したのは、なんと食べられるものではなく、粘土のクリームを使ったお花絞りです。
なぜ、わざわざ食べられないクリームで花を咲かせようと思ったのか。
それは、もっと細かくお花を表現したい。その思いからでした。
私は普段は、白あんを使って花を絞っています。
白あんは、優しい甘さと粘り気が魅力ですが、どうしても表現できない繊細な部分があることに気づきました。
薄い花びらの重なりや、花芯の繊細な造形… それらを表現するには、バタークリームか粘土のクレイクリームしかない。 そう思ったのです。
しかし、私はバタークリームがあまり得意ではありません。 健康診断でいつも引っかかってしまうほどです。 幼い頃から「食べ物は残さないように」と教えられてきたので、食べられない時の罪悪感は本当に大きく、いつも心が痛みます。 それでも、バタークリームのケーキを作ったなら、ずっと残しておくわけにもいきません。
そこで、私は思い切ってクレイクリームに挑戦することにしたのです。

クレイクリームなら、繊細な花びらを何層にも重ね、まるで本物の花のように表現できます。
そして、残しておけるので何度も見ることが出来、嬉しい気持ちになります。
もちろん、まだまだ未熟な部分も多く、日々試行錯誤を繰り返しています。
クレイの表現は誤魔化しがきかず、常に今の自分に正直に向き合い、出来ることと出来ないことが明らかになります。
しかしこの挑戦が、私にとって新たな表現の喜びでもあり、更なる成長へと繋がっていくと思っています。
なぜ、私が粘土のクリームでもお花を絞るのか?
答えは繊細さを求めるが故でした。
ですが、最近になり、白あんのクリームの調整しだいで、すごく繊細な表現が出来るかも知れないことに気づきました。
お花絞りは、滑らかで最適なクリームが肝となっている気がします。
まだまだ研究が必要ですが、私みたいに、こんなにお花絞りが好きな、お花絞り仲間を増やしていきたいです。
