おとなの歯列矯正は何歳まで始められる?年齢別の考え方
「矯正はもっと若いうちにやるものでは」
「今さら始めても遅いのでは」
大人になってから歯並びが気になり始めた方の多くが、まずここで足踏みします。
この記事では、「年齢」と「矯正を始められるか」の関係を、検討中の方向けに整理します。
まず結論
歯と歯ぐきが健康なら、年齢の上限は基本的にありません。
矯正は子どものものというイメージがありますが、歯を動かす仕組みは大人でも働きます。実際に、40代・50代以降で始める方もいます。
大事なのは年齢そのものよりも、「今の口の中の状態」です。
始められるかどうかは、次の3つが整っているかで決まります。
・歯を支える骨や歯ぐきが健康であること
・むし歯や歯周病がある場合は、先に治療を終えていること
・動かす歯を支える土台の歯が残っていること
年齢が上がるほど歯周病などのリスクは増えるので、「若いほうが条件は整いやすい」という傾向はあります。ただしこれは「大人は無理」という意味ではなく、「事前のチェックがより大切になる」という意味です。
どのくらいの期間がかかる?
期間は大きく2つに分かれます。
① 装置をつけて歯を動かす期間:おおむね1〜3年
歯並びの状態によって幅があります。
② 装置を外したあとの保定期間:約2年
動かした歯は、そのままだと元に戻ろうとします。これを防ぐために、保定装置(リテーナー)をつけて位置を安定させる期間が必要です。
「装置を外したら終わり」ではなく、そのあとの保定まで含めて一つの治療、とイメージしておくと安心です。
年齢別に気をつけたいこと
20〜30代
仕事や結婚などのライフイベントと重なりやすい時期です。通院のペースを、今後の予定と合わせて考えておくとスムーズです。
40代
歯周病が出始める人が増える時期です。矯正前の検査で歯ぐきの状態を確認し、必要なら先に整えてから始めます。
50代以降
過去に歯を失っていたり、被せ物・入れ歯・インプラントなども含めた全体の計画の中で矯正を位置づけることが多くなります。
どの年代でも、始められるかどうかは自己判断では分かりません。レントゲンや口の中の検査を受けて、初めて判断できます。
「見た目」以外に、大人が矯正する理由
大人の矯正は、見た目のためだけではありません。
歯並びやかみ合わせが整うと、歯みがきがしやすくなり、むし歯や歯周病の予防につながる面もあります。「長く自分の歯で噛み続けたい」という目的で選ぶ方もいます。
次の一歩
年齢で迷っている段階なら、まずは「自分の口の状態が矯正に向いているか」を知るところからです。
多くの医院で初回相談を行っています。そこで現状と選択肢を聞いてみるのが、いちばん確実な次の一歩です。
※この記事は一般的な情報です。実際に始められるか、どの方法が合うかは、検査を行い、担当医と相談して決めてください。
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最後まで読んでくれて、ありがとう。
矯正で迷う人の、その一歩を軽くする。
また矯正歯科医との架け橋になれればと。
そのために、この文章を書いています。
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その一つひとつが、次の一本になります。