バスが来ない Part2
河口湖駅に着く直前、何だか興味深いモニュメントのようなものが見えた気がした。降りて…は無理だと判断し、降りた後、見られないかとバスのルートを走ってみたが、これ以上戻ると迷子になりそうなうえ、東京行きのバスにも乗り遅れそうだったので断念した。
相変わらず人で溢れかえっている河口湖駅周辺をぶらりとしてみる。レトロな駅舎も、展示されている電車の車両も、その手前に建てられている朱い鳥居も、全然ちゃんと見ていなかったのだな…と気付いた。ずっとそれどころではなかったのだ。
新宿行きがやたらとやって来る。東京駅行きのバス停を探す。ラミネートされて貼られている時刻表を確認して行列に並ぶが、10分を過ぎた時点で不安になって来た。
バスの案内をしている小さな女性に声を掛ける。並んでいる列は正しかったが、バス…遅れているらしい。その後、バスは約30分遅れでやって来たが、これだけ待たされるなら、気になったモニュメント、見つけて写真撮って戻ってくるくらいのことが出来たんではないかと、無駄になった時間を思って貧乏性らしくもやもやした。
帰りのバスも遅れた。東京駅に着いた時には完全に夜だった。季節が季節なので、真っ暗になっていることは予想できたが、東京駅からマンションまで更に一時間かかる人間には過酷極まりない大延着となった。私、翌日仕事である。
