一枚引きタロットβ版、少し進化しました
つい先日、こんな記事を書きました。
「一枚引きタロット生成キットβ版」
たくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。
中でも、いくつかご意見をいただきました。
その部分を中心に、自分でもちょこちょこ触ったり、状況を再現したりしながら直してみました。
あ、直したのは私ではありません(わかってるって?)。
直してくれたのは、Claude(通称クロちゃん)です。

私は、これできる?
これやりたい! と騒いでいるだけです
で、修正してみたのが、これです。
配布方法は前回と同じ、HTMLファイルです。「ダウンロード」と出てますが、インストールするものではありません。
ファイル名は「tarot-card-kit-β Ver2.0」。容量の小さいHTMLファイルが1個、手元に来るだけです。
会員登録・課金・個人情報の入力はなし。ブラウザで開いて使って、あわないなーと感じたらそのまま削除できます。
今回、大きく変わったところ
ウェイト版(Rider-Waite-Smith)の大アルカナを下敷きにして、そこからオリジナルカードを作れるようになったこと。
です。これまでのβ版は、かなり自由にカードを生み出すジェネレータでした。テーマやモチーフを入れると、AIがそこから自由に象徴を組み立てて、オリジナルのカードを作る。
それはそれで楽しい。
ただ、遊んでいるうちに、
「もう少し、元のタロットが読める感じがあってもいいな」と思うようになりました。
そこで、ウェイト版の大アルカナ22枚を土台にするルールを追加しました。
テーマを入れると、その意味に近いカードをAIが選びます。
そして、そのカードの意味や象徴、構図を大きく崩さずに、こちらが入力したモチーフを差し込む。
元カードをそのまま描くのではなく、元カードの骨格を借りて、別の一枚を作る。そんな感じです。
「再生」と入れたら、審判になった
まず試したのが、
テーマ:再生
モチーフ:ガッツポーズ
こちらでこの2つを入力してみました。
AIが選んだのは、

再生、復活、目覚め。
審判が持っている意味とよく合っています。
生成されたカードには、
天使
ラッパ
復活する人々
水辺
遠くの山
など、Judgementらしい要素が残りました。
そこへ、私が入れた「ガッツポーズ」が追加される。結果、中央人物が拳を上げる構図になりました。これが面白かった。
ガッツポーズだけが浮くのではなく、「復活した人が、立ち上がって拳を上げる」という形で、審判の世界の中に入ったんですよね。
生成タイトルは、The Second Dawnでした。
「再生」という入力が、ちゃんとタイトルにも残っている。
「空腹」と入れたら、隠者が出てきた
次は少し変な組み合わせ。
テーマ:空腹
モチーフ:空のお皿
これで出てきたのが、隠者のカード。

最初は、「空腹で隠者?」と思ったんです。でも、出てきたカードを見ると、意外と筋が通っていた。
ランタン
杖
フード
孤独な高所
寒々しい山
そこに、空のお皿が置かれている。
空腹という言葉が、単なる「お腹がすいた」ではなく、欠乏、孤独、耐えること。みたいな意味へ変換されていた。
生成タイトルは、The Hollow Bowl
空のお皿が、そのままタイトルにも効いています。
この辺りで、「あ、伝統ベースって、ただ元カードに寄せるだけじゃないんだ」と思いました。
元カードが読める。でも、そのままではない
今回の差分で一番面白かったのは、ここです。
元カードが分かる。
JudgementならJudgementらしい。
HermitならHermitらしい。
でも、丸写しではない。
こちらが入れた、
「再生」
「ガッツポーズ」
「空腹」
「空のお皿」も、ちゃんと残る。
今のところ、
テーマ → 元カードを選ぶ手がかり
モチーフ → そのカード世界に差し込む象徴
タイトル → 今回の意味に合わせた再命名
という役割分担になっている感じです。
そして、隠者が急にイケメンになった
もちろん、順調なことばかりではありません。
別パターンを出そうと、画像を添付せずに、今一度生成を行ったら、同じチャット内で、直前まで別のキャラクター画像を使っていたせいか、
画像を添付していないのに、
なぜか若い美形男性の隠者が出てきました。
いや、隠者。
顔が良すぎるって。
どうも、直前の生成文脈を引きずっていたらしい。
そこで、直前のキャラクター表現を引きずらないように指示を調整しました。すると、かなり「隠者」らしい人物像に戻りました。

ちなみに、これ全部同じChatの中で起きた出来事です。
こういうアクシデントも、まだβ版らしいところです。
同じ参照画像を使うと、ゆるくシリーズになる
今回、けっこうしつこく試したのが、参照画像。
同一参考画像を添えて何枚か生成すると、
顔立ち
陰影
質感
色温度
あたりに共通性が出ました。
完全に固定されるわけではありません。
でも、「同じ世界のカードっぽい」くらいの、ゆるい統一感は出る。
なので、
「自分だけのタロットシリーズっぽくしたい」
という人は、同じ参考画像を使い続けるのも面白そうです。
まだβ版です
今回の進化は、
ウェイト版を下敷きにした“伝統ベース”が加わった
というのが一番大きいです。
自由に作る。
伝統を土台に作る。
今は、その両方を試せる段階。
どこまでいったら「決定版」と呼ぶのかは、まだ決めていません。
たぶん、もう少し触ります。
というか、触っているうちにまた何か増える気もしています。
でも今のところ、
元カードが読める。
でも丸写しではない。
自分が入れた言葉もちゃんと残る。
ここまでは、かなり好きな形になってきました。
今回生成したカードには作者サインも入っているので、作例としてそのまま載せています。
β版の変化記録として、「こんなふうに育ってきたんだな」くらいの感じで見てもらえたらうれしいです。
前のβ版を触ってくれた方も、もし気が向いたらVer2.0でも一枚引いてみてください。また何か妙なものが生まれたら、それも見せてもらえるとうれしいです。
その時はハッシュタグでお知らせください。
#MeiMei一枚引きタロットベータ版
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