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諏訪・時空を超えた散歩道|Vol.6:ジブリ映画を思わせる「もののけの森」〜白駒の池〜

こんにちは、ちさっきーです!

諏訪の伝説を巡る旅、第6弾。今回は少し足を伸ばして、北八ヶ岳のふところにある標高2,100m超の神秘の湖、「白駒の池(しらこまのいけ)」を訪ねます。

鏡のような池に秘められた、切ない恋の記憶

まずは、この美しい池に伝わる不思議な物語から。

【あらすじ】白駒の池と女神
昔々、白駒の池にはこの世のものとは思えないほど美しい女神様が住んでいました。ある夏、池を訪れた若者と女神様は深い恋に落ちますが、若者は村の掟で別の娘と結婚しなければならなくなります。別れを告げられた女神様は、若者の幸せを願いながら「いつでもあなたの心の中にいます」と池の底へ消えていきました。以来、女神様の悲しみの涙で池の水が枯れることはなく、周囲の木々を潤し続けているといわれています。

「諏訪のでんせつ」より


伝説のままの景色です

圧巻の「苔の道」を抜けて、別世界へ

私が去年の9月に訪れた際、まず心を奪われたのが、池へと続く「苔に囲まれた歩道」です。その名も「もののけの森」

一歩踏み入れた瞬間に、空気の質が変わるのが分かります。標高が高いため、麓の森とは全く違う、少し浮世離れした世界観。もののけ姫のこだまがひょっこり現れそう。

太古から続く時間の流れを感じさせるミステリアスな空間でありながら、不思議と心が洗われていく……。そんな言葉にできないほどの魅力が苔の森にはあります。
苔の湿度を感じて「幻想的」と言う言葉以外ないです。

道は板を張って丁寧に整備されているので、駐車場からすぐにこの幻想的な苔の道に入っていけるのも嬉しいポイント。すれ違うハイキングの人たちと交わす挨拶も、この清々しい空気の中ではより心地よく感じられました。


この苔は言葉にならない幻想的な世界「もののけの森」
友人の足取りも軽く森を歩く


静寂が包み込む、伝説の舞台

苔の道を抜け、ふと視界が開けると、そこには静寂そのものの白駒の池が広がっています。
曇り空の午後の日、湖の水の動きが感じられないような張り詰めた静けさがそこにはあります。

鏡のような水面を見つめていると、「まさに伝説の舞台にふさわしい景色だ」と吸い込まれるようです。

この時は遠方から来た友人を連れていったのですが、友人もこの神秘的な美しさに、言葉を失うほど感激していました。


女神様が声をかけてきそうな湖


女神様の優しさに触れる場所

しっとりと濡れた苔、そして枯れることのない豊かな水。

それらすべてが、今も若者の幸せを願い続ける女神様の優しさと重なって見えます。

日常を少し離れて、心を真っ白にリセットしたいとき、
そんな気持ちの時に訪れてみて欲しい場所です。

皆さんも、この「女神の涙」が守る神秘の森を、ゆっくりと歩いてみてはいかがでしょうか。




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