使ってこその自由
小学5年生から滋賀に住んでいた。
結婚しても、滋賀に住み、一時的に配偶者の仕事の関係で他県に引っ越したが一年ほどで戻った。
滋賀の中での引っ越しは何度かあったが、現在は他県にいる。
「うちにおいで」と知り合いに一緒に仕事するよう誘われ、1週間ほど迷ってから、ありがたく受けた。
3年半ほど前だ。
便利な場所に建つアパートだが、周辺は静か。
けっして都会ではない。
でも、長く滋賀に住んでいたからか、大都会に感じている。
なんせ、1等星しか見えない夜空だ。
それでも定年までここにいることを疑いもしなかった。
なのに今、せっせと移住に関する情報収集している。
定年後、ではなく、今年度末あるいは来年度末に向けて。
お金や何かの才能やなんかは持ってない。
見た目もたいしたことないし、年齢的にも冒険するような歳じゃない。
人より持っていると思っているのは「自由」だ。
でも、持っているだけじゃ自由じゃない。
行使してこその自由だ。
使ってなんぼ。
思いがけず息子から難色を示されたことが、少し、嬉しい。
まだ、必要だったのかな。
