【こぼれ話】マナー講師の先生の写真撮影をお手伝いしてきました
◾️「マナー講師」を撮影してきました
実は時々インスタで
撮影会を企画・募集している
harukaです。
突然ですが
皆様、身近に
「マナー講師」の先生って
いらっしゃいますでしょうか?
SNSやテレビ番組などで
時々見かけることもありますが
リアルで会う機会は
なかなか稀かもしれませんね。
先日、私は
オンラインで知り合った
とあるマナー講師の先生の
写真撮影のお手伝いをしてきました。
その際の先生の
立ち居振る舞いや気遣い
言葉や知識が
あまりに非日常レベルに凄くて…
大変感動的な1日だったので
その勢いのまま
シェアしたいと思います。
◾️「マナー講師」のイメージ
マナー講師といえば
「厳しい」「怖い」
「食べ方を注意される」
「謎マナーを勝手に作る」など
どちらかというと
ネガティブなイメージを持たれる方も
多いのではないでしょうか。
あるいは
高級レストランで
エレガントな装いに身を包み
カメラ目線でにっこりしているような
華やかなイメージを
持たれる方も
いらっしゃるかもしれません。

ですが、先日の先生は
そのどちらからも
対局にいらっしゃるような
先生でした。
「マナー講師」というよりは
「礼法の師範」という表現が
しっくりくるタイプ。
実際、「小笠原流礼法」と呼ばれる
鎌倉時代からの
武家の礼儀作法の専門家で
いらっしゃいました。

ガチ・オブ・ガチです。
◾️礼法を極めるとどうなるのか?
▶︎知らない間に整っていた編
小笠原流礼法の師範だなんて
それはもう
緊張しそうなものですが
お会いしてみると
実に爽やかなお人柄で
何をやるにしても
「抽象的な迷いがない」
そんな潔さを感じました。
例えば
お昼には一緒にお弁当も
頂いたんですが

私がお弁当の蓋を取って
テーブルの空いているスペースに
包装紙やら何やら置くのに
あたふたしている間に
先生はごく自然に
蓋を開け終えられていて
いつでも召し上がれる状態に
なっていらっしゃる……
「弁当の蓋を開けるマナー」
というものが
存在するのかは知りませんが
おそらく武家作法の中で
モノの扱いやら
食事作法の考え方などから
苦もなく類推されたのでしょう。
一挙手一投足に
迷いがなく
実にスマート。
一流はこんな場面でも
崩れないのだ……と
密かに感嘆しておりました。
▶︎立ち居・振る舞い編
マナー講師といえば
「座り方」「お辞儀の仕方」など
立ち居振る舞いの指導です。
今回の撮影では
立ち姿や礼の姿の
お写真も撮影しましたが
もはや日本舞踊家や
能役者、ダンサーのごとき
美しさでした……
(※マナー講師です)
伺ったところ
10代の頃から
こうした礼法の世界に
親しまれていたとのことで
確かに、数年程度のレッスンでは
到底たどり着けないような
姿勢の美しさ、腕の扱い
表情や目線の揺るぎなさがありました。
「筋肉は裏切らない」
なんてフレーズがありますが
美しい立ち居振る舞いにも
筋肉は絶対に不可欠です。
そして、筋肉は
継続的な訓練なしには
なかなか身につかないもの。
先生がこれまで長きにわたって
礼法を実践的に
大切にされてきたのが
伝わってくる佇まいでした。
▶︎200年前の日本が見えた編
今回の撮影会では
2種類の着物で撮影し
僭越ながら
私はディレクションとして
先生にポーズ指示などを
行いました。
その際に
美しい所作に
さまざまな表情が出るよう
「ここは町娘のように」
「ここはお武家様の奥方様風に」
と、あれこれ言葉をかけたのですが
そうすると
先生の方からも
豊かな逸話や物語が
溢れてくるのです。
当時の姫も
折形で贈られた花を見て
きっとこのように
飾らせたであろう、等々。
撮影では、あえて
ライトの光を抑え
仄暗い雰囲気の中でも
ポーズをとっていただいたのですが
そうすると
200年前の江戸時代の女性も
かつてこうだったのではないか
と思わせるような
独特の雰囲気のある
物語性を感じさせるお写真を
撮ることができました。

それは、先生の所作の知識が
単なる腕の運動や
体の動きに留まるものではなかったから。
町娘ならこう動く
武家の奥方ならこのようにと
日頃さまざまな史料に触れてこられ
また映画やドラマなどで
目にする所作に関しても
審美眼を持って分析してこられた方なので
「なぜこのような動きになるのか」
確かな知識の蓄積が
自然な想像力へとつながって
物語を感じさせる所作になった
そう感じさせられました。
単なる「正しい型」ではない
膨大な知識に裏打ちされた
歴史/物語のある動きだからこそ
撮影会では幾度となく
仄暗い撮影スタジオから
200年前の日本人が
ぬっと現前したような
そんな心地になりました。
◾️終わりに|マナー講師が示す「あり方」
そんなこんなで
異次元体験となった
今回の撮影会ですが

Studio Coco.様
「マナー講師から
マナーの手解きを受ける」
とは違う形で
マナー講座に立ち会った心地でした。
それは、講師の先生自身のあり方から
「こういう時はこうするものだ」
を、ごく自然な形で触れられたから。
「教わる立場」となってしまうと
「マナー」は「レッスン内容」として
本来の文脈から切り取られたものに
なってしまいがち。
(レッスンなので当たり前ですが)
でも今回は
マナー講師の先生と
数時間の長きにわたって
ご一緒させていただいて
「礼法を極めるとこんなに素敵なんだ」
と、体感として学ぶことができました。
きらびやかに
見せるためではなく
「在り方とは何か?」
問い続けた先人たちの
幾つもの答えを
現代の生活に落とし込むため
一個人の自己実現欲求とは
少し次元の異なる
より普遍的で
哲学的なものを感じました。
ちなみにこちらの先生は
Instagramでも
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この度も最後まで読んでくださり
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