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【ネタバレ感想】映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』初日レビュー! ラッコ鍋、宇佐美……見どころ多き2作目の魅力


◾️実写版『金カム』さらにパワーアップしていた!

歴史と文化大好きママの
harukaです。



2026年3月13日(金)より公開の
実写映画版『ゴールデンカムイ』



初日にIMAXで見てきました!




久々のIMAX、画面と音の迫力が凄かった!
ちなみに平日昼の西宮OS
客席はまずまず埋まっていました



いやーーー面白かった!! 楽しかった!!!



1作目、ドラマ版と経て



実写キャストやスタッフの
チームワークがさらにアップ!してましたし




コメディもアクションも
1つの映画と思えないくらい
すごい振れ幅&見応え抜群でした!




というわけで、今回は
後半にネタバレも含みつつ



・映画として良かったポイント
・実写ならではの良さ
・個人的にツボった小ネタ



漫画全巻、映画版第1作、ドラマ版
見守り続け



役者修行や演劇研究
10年ほど打ち込んでいた
私の率直な感想(5000字超🤣)として
綴ってみたいと思います!




◾️『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』、結局何巻・何話まで?

今回、実写映画版2作目となる
『網走監獄襲撃編』



「大雪山」で終わった
ドラマ版から話がやや進んで



12巻115話〜14巻139話
くらいの内容でした。



詳しい内容は
ネタバレになるので
本記事後半に譲りますが




今回も、実写版で拾うエピソードを
うまいこと取捨選択
していて



上映時間・122分
あっという間ながら
永遠に続いていてほしかった
濃厚な時間でした。




◾️宇佐美、鯉登パパ……『網走監獄襲撃編』、新キャストの演技は?

『網走監獄襲撃編』では
原作でも人気の高かった宇佐美をはじめ



門倉、都丹庵士、鯉登パパといった
新キャラの登場も注目ポイントでした。




個人的に、新キャストの中では
稲葉友さんが演じる
宇佐美がダントツで好きでした!




美と狂気が共存する屈指の変態キャラ、宇佐美



網走監獄の新人として
潜入していた時の
「この人はモブかな?」と思わせるレベルの
気配の消しっぷりと




豚小屋で本性を表した時の
ゴリゴリの武闘派×サイコパス
「こいつ本気でやばい」感




その上、鶴見中尉に
2人のホクロ君を書かれている時の
コミカルすぎない絶妙な表情😂




宇佐美が実写化したら
こういう感じだろうな!
というリアリティを
うまく表現されていて、素晴らしかったです!




調べてみると
宇佐美を演じた稲葉友さんは




『仮面ライダードライブ』
仮面ライダーの1人として
レギュラー出演されており
アクションや殺陣はお手のもの!




ご本人のインタビューでも


「宇佐美って凶暴には見えるけど、乱暴じゃないなっていう気はしていて。じゃあ、なぜ乱暴に見えないんだろうとか考えたら、アクションの中でも、すごく合理性が高くて最短手順を取ろうとするんですよね。」

「ひどい暴力をふるってるのに冷静な顔をしているし、暴力も作業的にやっている姿が怖く映るのかなと思いました。」

出典:ぴあ映画インタビュー


宇佐美の戦い方やアクションに対する
解像度の高さが素晴らしくて



稲葉友さんが
宇佐美を演じてくださっていることに
ひたすら感謝でした🥹🙏✨




ちなみに、新キャストの中で
個人的に次に好きだったのが
鯉登パパ!!



もすッ!


ビジュアル完璧で、演技の含蓄も
さすがベテラン俳優國村隼人さんでした🤣




◾️『網走監獄襲撃編』良かったところ(ネタバレなし)

▶︎アクションシーンがとにかく凄かった

さらに、今回の1番の見応えといえば



やはり64名の第七師団と
網走監獄の囚人700名が入り乱れる
網走監獄内でのバトルシーン!



単に人数が多いだけでなく



日露戦争で地獄を見てきた
第七師団の戦闘力
迫力満点で



囚人役たちのアクションも
単なるエキストラのレベルを超えた
危険度の高い、本格派!




実際、この時の囚人役には
横山一敏さん、竹内康博さんといった
「伝説のアクション俳優」
をはじめ




アクション部のスタッフ
画面前方に配置して
演技をしてもらっていたそう。
(パンフレット、「シネマトゥデイ」より)




宙に投げられた囚人が
開け放たれたドアの角に引っ掛かるなど
「よくそんなシーン思いつくな?!」
と痛そうなシーンもありましたが




アクション部のクリエイティブな発想が
監督や演出にしっかり届いている

「一丸となった制作」が伝わってきました。




また、実写版キャストの主要メンバーは
軒並み格闘技やアクションの経験があり



特に山崎賢人さんや玉木宏さんは
ほとんどスタント無しだった
そうです。
片桐監督インタビューより)




前回の金カム記事でも書きましたが




実際にアクションができる俳優さんは
やはりキャラクターの説得力が段違いですので
(役者は身体能力大事)



特に日露戦争帰りの設定のあるキャラは
皆様本当に戦いぶりが板についていて
流石の迫力でした。




▶︎駆逐艦、剣術……たちのぼった「明治末期」のリアリティ

さらにマニアックなポイントとしては



網走監獄バトルで立ち上った
日露戦争(1905年終結)後の
明治末期の時代感も好きでした。



日露戦争で活躍した駆逐艦
地獄の戦場を生き抜いてきた第七師団
網走監獄で密かに蓄えられていた
当時の最新兵器などが活躍する一方で



元・新選組の土方歳三
新政府側の犬童典獄
そして、薩摩藩の自顕流の使う鯉登少尉
といった剣士たちの健闘




旧幕府が倒れて40年近く経っても
「剣の戦い」がまだ残っている

という事実が



文明開花や西洋化を経て
なお脈々と続く武士の世を感じさせ
熱くなりました🥹
(実は、幕末好きな私🤣)




日露戦争帰りの第七師団
幕末を血生臭く生き延びた土方や犬童
それぞれの「地獄」と「リアリティ」がある。



そうした地獄を直接は知らず
純粋に剣術として
その残滓を継承している
鯉登音之進という新世代もいる。



そうした対比が醸す
明治末期の雰囲気は



妥協のないアクションだったからこそ
立ち上った時代の薫りでした。



それにしても
土方歳三を演じる舘ひろし(75)
犬童典獄を演じる北村一輝(56)は
よく身体が動くなぁ……





====ここからネタバレ====

ここから先、ネタバレです。



ネタバレを避けたい方は
ここで回れ右してくださいね💫









◾️ラッコ鍋はあったのか

ありました。



なんなら、最初のシーンが
水面に浮かぶ2匹のラッコ
でした🤣




というか、もはや最初の見せ場が
ラッコ鍋でした
🤣🤣🤣🤣




原作ではバッタの大群だったのが
映画では大雨という設定に
変わっていましたが




狭い小屋に、大の大人が5人集まって
「このマタギ……スケベ過ぎる!」
「よせやぁい」

のやり取りはノリノリでした😂



漫画では気にならなかった
「胸元を開けて楽にした方がいい!」
「下も脱がせろ!」

のシーンなどは



実写で見ると
やや際どい感じはありましたが



スタッフロールに
「インティマシーコーディネーター」
(性的シーンで演者・演出者の仲介をする職種)
の表記があり、対策万全でした🤣



熱気がこもり、汗が飛び散り
ピシィッ!! パチィッ!!
ふんどし越しに叩かれたお尻のシーンは
ドラマチックなBGMと相まって爆笑でした🤣




尚、アイヌの老人が差し出した
ラッコの干物は
骨格データを取り寄せて
制作した本格仕様
(パンフレットより)だそう。



ほんの数シーンしかない
アイテムであっても
手を抜くことなく作りこんでいるのが
さすが実写版金カムチームでした。




◾️都丹庵士襲撃時の全裸シーンは?!

また、都丹庵士初登場時の
全裸迎撃シーンについてですが



12巻120話での
見開き温泉全裸シーンは
なかなかの再現度でした
🤣



その一方で
さすがに全裸で戦い続けるのは
撮影上の無理があったのか



粋な演出変更が加えられていました。




それは
咄嗟に服を羽織った杉元たちの
ランダム衣装でのバトルシーン




尾形がキロランケのアイヌ衣装を着たり
谷垣が白石の服を着ていたりと
公式としてはここでしか見られない
異色な演出があって面白かったです。




◾️その他、ちょっとした小ネタ

以下、個人的に好きだった
小ネタも少し紹介します。



▶︎きれいなウイルク

実は金カムでは
ウイルクが結構好きな私。



井浦新さんも好きなので
実写版ウイルクのキャスティングは
非常に私得でした🤭



今回の映画でツボだったのは
アシリパが初めて
一人でヒグマを倒した回想シーン




しっとりとした演出だったので
ギャグ要素は抜けていたんですが



それでもしれっと
「ヒゲがクサイッ!」が再現されていたのが
個人的にツボでした🤭




▶︎のっぺら坊の替え玉

のっぺら坊の独房だと思っていたところに
巧妙に仕掛けられていた
のっぺら坊の替え玉



見た目もグロテスクだし
絶叫シーンも怖いし
最後は殺されてしまいますが



最初は普通に怖いのに
途中からしっかりコメディになっていて
役者と演出のチームワークを
感じさせました😂




特にびっくりしたのが
替え玉が撃たれて
ギャグのように血が噴き出るシーン



思わず「いいの?!」となりつつ
網走監獄の緊迫感もギリギリキープしていて
演出のバランス感覚が光っていました。




▶︎尾形

チタタプ、出ました!
でもあんこう鍋は、出ませんでした。



映画第一弾、ドラマ版と続いて
ここまで尾形の過去を匂わせるものは
ほとんど出てきておらず




ドラマ版でアシリパに「好物」を聞かれて
無言を貫いていたのと



門倉の部屋で
土方が尾形の出自
語っていたくらいで



尾形は徹底して
「敵か味方か? 謎のイケメンスナイパー」
以上のパーソナリティーを
抑えられている感じがします。



これはそのうち
尾形を主役にしたスピンオフがくるか?
それとも次の映画の見せ場になるか……




ともかく尾形に関しては
まだまだお預け要素がたっぷりです。




▶︎インカラマッ

映画第二弾でも
「謎の男」をキープしている
尾形とは対照的に



今回の映画では
これまで「謎の女」だった
インカラマッの過去や内面に
スポットライトが当たり



高橋メアリージュンさんの好演
素晴らしく光っていました。



私はだいぶストーリーを忘れていたので
「鶴見中尉と繋がってたの?!」
「ウイルクからもらった服だったの?!」

と発見が多かったんですが😂



鶴見中尉、ウイルク
谷垣、アシリパ、キロランケ



それぞれの異なるベクトルの
キャラクターと絡む
インカラマッの複雑な立場が
実写版になると一際引き立っていて




同一人物として
自然に演じられていた
高橋メアリージュンさん
表現力が素晴らしかったです。



個人的にインカラマッは
実写版で一気に好きになった
キャラクターの一人です。



▶︎鯉登パパ

最後のシーンを除けば
「もすッ!」しかセリフのなかった
鯉登パパ😂



え、あのシーンだけ?!!?
と思っていたら



最後に
杉元と語り合うシーンがありました。




今回の映画
私はてっきりアシリパの絶叫で
終わるかと思ったんですが




鯉登パパと杉元のシーンがあったことで
ウイルクがアシリパを
山で戦える少女に仕立てた立体感
が出て
映像作品として引き締まった気がします。




樺太編に向けての期待も高まります!




▶︎月島の役割

最後に、月島。



工藤阿須加さん演じる月島は
映画版、ドラマ版に引き続き
この後の展開を頭に入れた上での
演技・演出
を感じさせて良かったです。



特に象徴的だったのが
鶴見中尉が網走監獄で
「有坂閣下の坊や(三八式機関銃)
囚人を撃ちまくるシーン。



漫画版では1コマしか出てこない
「機関銃の銃弾をそっと支える月島」の図が
実写版では何度も映されていて
とても印象に残りました。



好き放題やる鶴見中尉の傍で
どんなに馬鹿馬鹿しい任務でも
黙々と遂行する忠犬・月島



時に切ないまでの従順さが
ほとんど変化のない
その表情から醸されていて
今回も味わいがありました。



尾形も月島も鯉登少尉も宇佐美も
それぞれが主役のスピンオフを
ぜひ見てみたいものです🥹




◾️AIの時代に映画を作る、ということ

以上、久々に映画を大画面で見て
パンフレットやオンライン記事で
制作秘話を知った上での
私の個人的な長文感想でした。



正直、「ここはちょっと惜しかったかも」
というシーンはなくはないのですが
(ウイルクのラストシーンは暗めが良かった)



そもそも2次元で人気を博した
フィクション作品を
実在の人間と現実の物理を駆使して
再現しようということ自体が途方もないこと



特にパンフレットを読んでいると
網走監獄のセットを栃木県で再現するのに
わざわざ北海道に生息する木を
地方から取り寄せて植えた
、なんて逸話もあり



ほんの数回見ただけの観客が
絶対に気づかないようなこだわりや努力が
随所に散りばめられています。



自分たちの手持ちリソースで
何ができるか
、ではなく



理想の世界観を作り上げるのに
どこまでの無茶ができるか
という発想を感じさせる
制作エピソードの数々。




役者やスタッフの創造性
原作者・野田サトル先生の協力
物理的・倫理的ハードルや、空気を読まない自然界
そして、ファンが大切にしてきた世界観。




様々な立場を尊重しつつ
莫大な予算と大量のエネルギーを
全力投入して作られたこの作品は




いくつもの難しいハードルを超えての
稀有な傑作だったと思います。




もちろん、それはこの映画に限らず
これまで制作されてきた
数えきれない名作たちにも言えること。




精巧なAI生成動画が
SNS上で容易に出回るこの時代に




ここまで人間と物理と
予算の限界に挑みながら
大作を世に送り続ける
映画作りの皆様に心から敬意を表したいです。




素敵な作品をありがとうございました!







以上、ここまで読んでくださり
ありがとうございました。




よろしければ「最後まで読んだよ!」
の合図に「スキ」を押していただけますと
大変励みになります🥹💖



最近は4月に控えた
家族で世界一周ネタの記事が多めですが



過去には4歳児の育児日記や
今回のようなカルチャー系の記事など
好き放題、暑苦しく
書き散らかしております。





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それでは、ありがとうございました💖

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