男性の育休について~迷ってるなら取りましょう~
生まれて初めての育休
実は始めたきっかけの一つとして、男性ながら育休を取得したという背景もある。
(noteしてる暇なんてねーだろ!と女性陣から非難を浴びそうだが、スキマ時間にやっているのでご容赦願いたい。)
期間としては、3ヶ月間。
世の中の男性からすると長い方かもしれない。
私は『イクメン』ではなかった
昨今、イクメンという言葉があるが、私は該当しているのだろうか。
第一子の時は、それこそダメダメだった。
育児への姿勢の甘さが、ボディブローのようにじわじわと効いてきたのは、第一子が2歳前後になった頃だろうか。
新生児から2歳になるまで、私は育児に全力で向き合えていなかった。
せっかく出かけてもスマホを眺めてしまったり、どこか「ながら」「ついで」という感覚で接してしまっていた。
そのことで、妻には何度も叱られた。
ある程度月日が経つと、第一子が喋り出すしどんどんと顔も似てくる。
その時だったのだ。
『あぁ…私はなんて勿体ない時間を過ごしたのか。』とようやく気付けたのだ。
子供というのは、なんとまぁ愛おしい生物なのか。
もちろんそれまでも可愛いとは思っていたが、次元が変わる。
『時を戻そう』なんて漫才のフレーズが一時期流行ったが、現実はそんなに甘くない。
蔑ろにしてしまった子との時間は、もう戻らない。
どう次元が変わるのか、うまく言語化ができないので申し訳ないが、もし私のように蔑ろにしてしまっている父親がいたら、ぜひ姿勢を今一度、見直してほしい。
私のように後悔してほしくない。
家庭か、キャリアか
「育休取らないとダメなのか?」
部長や上司に言われたのはこれだった。
私は営業マンであるものの、会社の制度等は割と整っており、在宅でも仕事可能だ。
普段でも客先へ直行直帰が当たり前で、他の同僚は(あいつはどこで仕事してるんだろうか?)というような感じで、オフィスにはほとんど寄り付かない。
そんな制度が整っているからこそ、部長の発言だったんだろう。(これに対して、パタハラだ!なんて声をあげるほど部長との関係性は悪くないので、ご安心を)
1年休むとなれば多少はキャリアへの影響も考えるかもしれませんが、今回はたった3ヶ月だ。
これからの世代は、男性の育休取得がさらに当たり前になっていくだろう。
将来マネージャーを目指す上でも、育休の経験はマネジメントの観点から必ずプラスになると私は確信している。
むしろ、この程度の期間で出世が閉ざされるような組織なら、こちらから願い下げだ。
私の会社が、そんなつまらない組織ではないことを祈る。
そんな心配事、置いてしまいましょう
育休の話になると、
『そんなこと言っても、マンパワーが足りない。』
『この仕事は私にしか出来ない。』
という意見がよく出る。
確かに悩むのはわかるが、それについて私的意見を書こう。
1: マンパワーが足りない
→これについては、管理職級に任せてしまうべきことだと私は考える。
とは言っても一定の礼節は尽くすべきなので、可能な限り早く育休取得に向けたアナウンスするということが、取りたい人が起こすべきアクションではないだろうか。
個人的には、心拍が確認できた時点でジャブ打ちがベストだ。(しっかり奥様にも了承いただく前提だが)
勿論、妊娠中にどんな不幸があるのかわからないし、いうべきではないという意見もあるだろう。
なので私は「安定期ではないので、どうなるかも分かりませんが…」という枕詞を添えていた。
上記に付随してもう一点ある。
これは個人の問題ではないが、
「誰かが先駆者/パイオニア/ファーストペンギンにならないと、組織は変わらない」という点だ。
「誰かがいないと回らない」状態を騙し騙し続けても、中長期的には必ず組織の綻びとして現れる。
「育休が気兼ねなく取れるか」は、今後、優秀な人材を確保するための重要なファクターになるはずだ。
有名なジョークにあるように、日本人は「皆さんもう飛び込みましたよ」と言われれば動く国民性なのだ。
誰かがやり出さなければ、後に続くことは恐らくできないのだ。
2: この仕事は私にしか出来ない
→失礼も承知でだが、これは一種の驕り昂りだと思っている。(個人事業主で1人しかいない人は、この言葉の通りだが)
かの有名なスティーブ・ジョブズが亡くなっても、Appleは存在し続けている。
あれだけもうAppleは終わりだと言われたとしてもだ。
悲しい事実かも知れないが、職場を去って3日もすれば(あれ?あの人がいなくてもなんとかなるよね)となるのが、現実ではないだろうか。
ジョブズですら、居なくてもなんとかなるんだから、しがないサラリーマンなら尚更だ。
悲しきかな居ても居なくても、会社・職場はまわるのだ。
会社員は替えが効いても、父親は替えが効かない
長々と述べたが、結局はこれに尽きると思っている。
家事代行やベビーシッターでも替えが効くだろうという人もいるかも知れないが、それはあくまでも作業ベースで見てもらうだけだ。
父親にはなれない。
迷っている男性陣へ
それぞれの家庭の事情や、収入・キャリアへの不安もあるだろう。
しかし、もし少しでも迷っているのであれば、私は全力で取得をおすすめする。
まだ職場で前例がないのなら、あなたが勇気ある第一歩を。
前例があるのなら、迷わずその後に続きましょう。
(言わずもがなだが、育児休暇を取得して奥さんに任せっぱなしで育児をしない人にはならないように)
育休が始まってまだ1週間ほどですが、すでに私の心は豊かさで満たされています。
今後も、育休中の気づきや終わった後の感想をまとめていきたいと思う。
