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MTG×FINAL FANTASYコラボカード フレーバー的カード評価(FFシリーズネタバレ多数有)【中編】


はじめに

中編の投稿が遅くなってしまいました、待っていた方がいらっしゃたら申し訳ございません。
自己紹介や記事の概要等は前回の記事と変わらないので省略します。
今回よりゲームとしての要素がないイベントやストーリーが存在しないアイテム等は片方のみの評価とします。(前回までは雰囲気で評価していました)
また、FF7からストーリー内の設定が複雑なものになり、詳細に説明をしようとすると膨大な文章量になってしまいます。
簡単な説明になってしまいますがご容赦下さい。

前回の記事のリンクを張る

今回は中編と言うことで初代『FINAL FANTASY Ⅶ』~『FINAL FANTASY Ⅸ』までのPSハードで作られたカードを紹介します。
それでは、ナンバリング順に見ていきましょう。

FINAL FANTASY Ⅶ

『FINAL FANTASY VII』(以下、FF7)は、FFシリーズにおいて売上本数でトップを誇り、シリーズの大きな転換点となった作品です。
今もなお根強い人気を博しており、数々の派生作品も生み出されています。リメイク三部作の二作目『FINAL FANTASY VII REBIRTH』が最近発売されたことも記憶に新しいと思います。
また、本作を代表とするキャラクターであるクラウドとセフィロスが任天堂スマッシュブラザーズに参戦する等、FFシリーズだけに留まらない活躍を見せています。
ハードがSFCからPSに変わり、グラフィックは3D化され、重要な場面ではムービーも挿入されるなど演出面でも大きく進化しました。
ゲームシステム面では「マテリア」システムが導入され、キャラクターを自由にカスタマイズすることが出来る、非常にやりこみがいのあるシステムになっています。
さらに、各キャラクター固有の「リミット技」は、キャラクターに個性を与え、戦略性を深める要素となっています。

《ミッドガルの傭兵、クラウド》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ☆

本作の主人公であるクラウドです、FFシリーズの中でも高い人気を誇り、シリーズの顔とも言えるキャラクターでもあります。
神羅カンパニーで作られた魔晄強化兵士「ソルジャー」である彼は、高い戦闘能力を持ちます。
装備品に関わる二つの能力はゲーム面、シナリオ面での彼の活躍を完璧に表現しているわけではありません。
しかし、クラウドと言うキャラクターは複雑な設定を持っており、一枚のカードで全てを表すことは難しいのかもしれません。

《ティファ・ロックハート》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

ティファは、FF7のヒロインの一人であり、クラウドの幼馴染です。
上陸効果により攻撃力が倍々と上昇していく効果を持っているティファですが、性能を最大限発揮するためには何らかのサポートが必要なカードではないでしょうか。
面白いことに『FF7』でも「オーバーソウル」と言うティファ専用装備が存在し、「死の宣告」もしくは瀕死状態の場合攻撃力が上昇します、お膳立てが必要ですが最大で8倍まで上昇します。
運用次第で大きな打点をたたき出すこのカードは「オーバーソウル」を装備したティファを彷彿とさせます。

《リミットブレイク:ティファ》

ゲーム的再現度   ☆☆
ストーリー的再現度 ー

前述のティファの「リミット技」です。
支払う追加コストによって効果が変わる段階効果によって、ゲームでの「リミット技」を再現しています。
素のパワーが低い《ティファ・ロックハート》とは少しかみ合わせが悪い点が残念です。

《エアリス・ゲインズブール》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

『FF7』のヒロインの一人、エアリスです。
彼女は本作のシナリオにおいて非常に重大な役割を持っており、彼女は物語中盤で死亡してしまいますが、エピソードとしてかなり有名なので『FF7』の枠をを超え未プレイの方にも広く知られているのではないでしょうか。
キャラクターが死亡する展開自体は過去のFFシリーズだけでなく、他のゲームでもありふれたものですが、グラフィックが進化し、美麗なムービーシーンで表現されたこともあり、当時のプレイヤーに大きなインパクトを与えました。
テキスト面ではゲームにおいて貴重な全体回復のリミット技を持ち、パーティーを支える彼女の特性を魂絆能力とライフゲインに関する能力で表現しています。
死亡時に仲間を強化する能力は、物語中盤で壮絶な最期を遂げたエアリスにより、クラウド達だけではなく、プレイヤーをも奮い立たせたであろう前述のイベントを全体強化で再現しています。

《セフィロスの介入》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆

先述の《エアリス・ゲインズブール》で解説した、エアリスの死亡シーンの場面です。
星を守るために祈りを捧げているエアリスに向かって突然セフィロスが降ってきてエアリスを貫きます。
何の変哲も無いコモンの定番の黒の確定除去ではありますがこれほどまでに特定のクリーチャーに対して使用したくなるような除去は初めてではないでしょうか。

《ヴィンセント・ヴァレンタイン》-《ガリアンビースト》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

ヴィンセントは必須ではないイベントをこなすことで仲間になる、いわゆる隠しキャラのようなポジションのキャラです。
非常に人気のあるキャラクターで彼が主人公である、『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII』と言う作品も発売されています。
過去に人体実験を施されたことによって、モンスターに変身する能力を持っています。
表面の効果による、相手のクリーチャーが死亡する度に自身を強化する能力は敵を倒せば倒すほど攻撃力が上昇していく彼の最強武器である「デスペナルティ」の能力を再現しています。
裏面のガリアンビーストは、リミット技を使うことでモンスターに変身した姿になっています。

《リミットブレイク:ヴィンセント》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

前述のヴィンセントのリミット技です、追加コストによって変身するモンスターを変更し、より上位のモンスターに変身することで強力なスタッツを手に入れるといったフレーバーになっています

《バレット・ウォーレス》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

反神羅組織である「アバランチ」リーダーのバレットです。
サングラスを掛けている為『FF7R』以降でのデザインを元にしたイラストになっています。
アバランチに雇われた傭兵クラウドがバレットと共に神羅カンパニーの魔晄炉(発電所みたいなもの)を爆破する場面からストーリーが始まります。
ゲームでの彼の特徴は右手のギミックアームによる遠距離攻撃です、後列からでも威力が下がらず、クラウドやティファが直接攻撃することが出来ないモンスターにも直接攻撃することが出来ます、到達能力で彼の長所を表現しています。
もう一つの効果についても、装備マテリアの強さにより攻撃力が上昇する彼の最強武器である「ミッシングスコア」を感じることが出来ます。
カードデザインに制約があるアンコモンにも関わらず、ゲームでのバレットの性能を最大限表現した素晴らしい一枚だと思います。

《威名のソルジャー、セフィロス》-《片翼の天使、セフィロス》

ゲーム的再現度   ☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

本作のラスボスであり、シリーズを代表するキャラクターでもあるセフィロスです。
裏面のカード名に含まれている「片翼の天使」はラストバトルでの戦闘曲の曲名から来ています、曲の途中に入る「セフィロス」と言うコーラスが非常に印象的な曲で、『FF7』を未プレイの方でも曲だけは知っている方も多いのではないでしょうか。
表面、裏面共に存在する相手からライフを吸収する効果はセフィロスの目的である、ライフストリーム(星のエネルギー)を集めることを彷彿とさせ、
変身するための条件である4体のクリーチャーの死亡は物語で節目節目で戦うボス「ジェノバ」の数と一致しています。

《古代の災厄、ジェノバ》

ゲーム的再現度   ☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

本作の重大な設定であると共に、ある意味で黒幕ともいえる存在のジェノバです。
ざっくりと言うと星のエネルギーを喰らう地球外生命体のようなものだと思ってください。
過去に封印されていたものを神羅カンパニーが発見し、その細胞を埋め込まれ、作られたのがクラウドやセフィロスたち「ソルジャー」の正体です。
他者の記憶を読み取り変身する能力や、分離したのち一か所に再び集まる性質など、ジェノバの持つ性質が複雑に物語に絡んできます。
ジェノバについてここだけで語り切ることは難しく、かなり簡単な説明になってしまいましたが、『FF7』をプレイ済みの人にとってはジェノバを感じるカードではないでしょうか。

《隠された真実》

ゲーム的再現度  ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

このカードは、ゲーム本編から遡ること5年前、クラウドとティファの故郷ニブルヘイムで起きた悲劇の一場面を描いています。
「英雄」と謳われ、クラウドをはじめ多くの人々の憧れの存在であったセフィロスが、狂気に染まり凶行に走るきっかけとなった出来事です。
デッキを掘り進めることで過去を知るという表現は、物語を追体験するような感覚を与えます。セフィロスにとってのトラウマとなるシーンをフラッシュバックとして表現した、非常にフレーバー豊かなカードと言えるでしょう。

《燃え上がるニブルヘイム》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆☆

《隠された真実》にて真実を知ったセフィロスがクラウドとティファの故郷であるニブルヘイムに火を放つシーンです。
イラストに描かれているシーンは本編でもムービーで流れており、炎に包まれるセフィロスのシーンは彼の登場するシーンの中でも特に有名なものではないでしょうか。
ゲーム終盤ではクラウドがティファと共に過去と向き合うためにもう一度過去のニブルヘイムを思い返します、そこで真実を知る事で今まで偽って来た自分を捨て、本当の自分を取り戻すという感動的なシーンへと繋がります。
フラッシュバックで墓地から唱えることで不要な手札を捨て、新たな手札を引き入れるという動きは、終盤のイベントを彷彿とさせます。
FF7をプレイした人にとって非常に感慨深いカードでないでしょうか。

《ザックス・フェア》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆☆

ザックスは、クラウドの先輩であり、本物のソルジャー1stです。
FF7本編では既に死亡しており、回想シーンのみの登場ですが、その人気は非常に高く、彼が主人公の派生作品『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII』も発売されています。
物語終盤では、クラウドがソルジャーではなく、語っていた過去も全てザックスの体験であったという衝撃的な事実が明かされます。
クラウドの象徴でもある「バスターソード」も彼から受け継いだものです。
効果は自身を生贄に捧げることで、他のクリーチャーに+1/+1カウンターを移し、破壊不能を付与して守ることができるというシンプルなものになっています。
この効果を《ミッドガルの傭兵、クラウド》に使用することで《威名のソルジャー、セフィロス》を倒すことが出来、なおかつクラウドを生き残らせることが出来ます。
これは、ザックスとクラウドでセフィロスを倒すというゲーム内での回想と見事に一致しています。
MTGのゲーム中にこのような動きが偶然再現される可能性は低いですが、それでも『FF7』ファンにとっては嬉しいポイントでしょう。

《レノとルード》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ☆☆

レノとルードは、クラウド達と敵対する「神羅カンパニー」の特殊部隊「タークス」に所属しています。暗殺、誘拐、諜報など、あらゆる任務をこなすスペシャリストです。
左のスキンヘッドがルード、右の赤髪がレノです。
ゲーム内では、幾度となくクラウド達と戦うことになります。
レノの「○○、だぞ」と言う独特の口調やルードが密かにティファに思いを寄せていたりと、どこか憎めない所もある敵キャラクターです。
相手のデッキトップのカードを使用できるという効果は、何でもこなす特殊部隊としての側面を表現していると言えるでしょう。
余談ですが、「タークス」にスポットを当てた派生作品である『ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII』では味方キャラクターとして登場します。

《エアリス救出作戦》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

ゲーム序盤で攫われたエアリスを救出する為に神羅ビルに乗り込む場面のカード化です。
実際のゲームでもテキストに記載されている二つの選択肢が提示されます。
エレベーターに乗る場合は複数回の戦闘が発生し、階段を使用する場合は戦闘こそ発生しませんがゲーム内において実際に長い階段を登ることになります。
これらの選択肢を、トークン生成とタップという形で表現されています。
また、それぞれの能力で使用されている「3」と言う数字にも意味があり、このイベントが発生するタイミングでは「クラウド」「ティファ」「バレット」の3人パーティーで行動していることも表しています。

《ダイヤウェポン》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

星の危機により目覚めた星の守護者「ウェポン」の一体です。
星の危機に反応するという設定を墓地のパーマネントの枚数によってコストが軽減されるという形で表現されています。
また、実際の戦闘でもこちらの攻撃を無効化する能力を持っており(特定条件で解除可能)それを戦闘ダメージ軽減能力で再現しています。
シナリオ面、戦闘面の両方において高い再現度を誇るカードと言えるでしょう。

《チョコボ&モーグリ》

ゲーム的再現度   ☆☆
ストーリー的再現度 ー

このカードは、ゲーム序盤で手に入れることができる召喚獣「チョコボ&モーグリ」です。
本作では「召喚マテリア」として獲得し、それを装備することで召喚獣を呼び出すことができます。
状態異常ストップの追加効果を持ち、ゲーム序盤では貴重な全体攻撃手段として、多くのプレイヤーがお世話になったのではないでしょうか。
残念ながら、ストップの追加効果はカード化される際に削除されてしまいましたが、ゲーム序盤から使用できること、消費MPが低く使用しやすいことから、リミテッドで気軽に使うことができるコモンの召喚獣として、ふさわしいチョイスだと思います。

《召喚:ナイツオブラウンド》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

『FF7』最強の召喚獣であるナイツオブラウンドです。
入手するまでかなりの手間がかかりますが、キャラクターの育成状況によってはラスボスすら一撃で葬り去ることが可能な、恐るべき力を持つ召喚獣です。
ゲーム内での効果は13体の騎士による連続攻撃を行うというもので、本作の最大ダメージである9999の壁を連続攻撃によって超えることが出来ます。
しかし、この召喚獣にも弱点が存在し、召喚に使用するMPが250という歴代のシリーズの中でも類を見ない消費MPの大きさ、そして約1分半もかかる演出の長さによるテンポの悪さです。
カード化されるにあたって、自身含めて13体の騎士を召喚すること、高コストであること、最後の効果を使うまで長いターン数を要求されること、入手が困難な神話レアであること、統率者戦での40と言うライフを、これ1枚で削り切れてしまうこと。
これらの要素が全てナイツオブラウンドを完璧に表現しています。
今回のコラボの中でも、屈指の再現度を誇るカードだと思います。

《エーテル》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

FFシリーズでのMP回復アイテムの定番、エーテルです。
ナンバリングによって回復量は異なりますが概ね50~100の範囲内に収まることが多い印象です。
MPを回復することをマナを加える能力で、インスタントやソーサリーをコピーすることをエーテルを使用することで何度も魔法を繰り返し使えるようにすることを表現しているのだと思います。
フレーバーテキストでMPを20回復とありますが、実際にMPを20回復するのは『FF11』のようです。

《サブクエスト:チョコボ育成》-《黒チョコボ》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆☆

このカードは、ゲーム中盤から挑戦できるチョコボの育成イベントをモチーフにしています。
特定の能力を持つチョコボ同士をカップリングさせることで、普通のチョコボでは移動できない場所へ行けるようになるのです。
表面のイラストにある青いチョコボは「川チョコボ」、緑のチョコボは「山チョコボ」です。
そして、「山チョコボ」と「川チョコボ」をカップリングさせることで裏面のイラストにある「山川チョコボ」が誕生します。
変身条件である「4匹の鳥をコントロールしている」という条件は、「山川チョコボ」を生み出すために必要な最低限のチョコボの数が4匹であることに由来していると思います。

《旅するチョコボ》

ゲーム的再現度   ☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

金色に輝くこのチョコボは《サブクエスト:チョコボ育成》の終着点である「海チョコボ」です。
このチョコボを手に入れることが、《召喚:ナイツオブラウンド》を手に入れる唯一の方法となっています。
ライブラリーから直接土地をプレイすることで土地を伸ばし、《召喚:ナイツオブラウンド》のプレイをサポートします。
チョコボ界隈の頂点とも言えるこのチョコボは上陸効果で自身を強化する能力を持つ『MTG』でのチョコボ達をサポートします。

《加速魔法「ヘイスト」》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

シリーズ恒例の味方の行動速度を上げる魔法「ヘイスト」です。
行動速度の上昇をクリーチャーに速攻を与える効果と衝動的ドローで表現しています。
『MTG』における速攻の英訳も「haste」である点は、偶然の一致かもしれませんが、ファンとしては嬉しいポイントです。
また、『FF1』~『FF3』においては攻撃のヒット数を上げる効果を持っている、間接的に攻撃力を強化する魔法であり、シリーズ通しての「ヘイスト」の活躍を表現されています。

《バスターソード》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ☆☆

クラウドの象徴とも言える「バスターソード」です。
残念ながら『FF7』本編では最も攻撃力が低い初期装備となっており、戦闘面ではゲーム内で活躍できる期間はわずかしかありません。
しかしながら、イベントシーンではこの剣を使用しており、過去のニブルヘイムでのセフィロス戦等、要所要所で存在感を示しています。
オリジナルの『FF7』では残念ながら活躍する場面が少ないバスターソードですが、フルリメイク作品の『FF7R』および『FF7R2』では、武器の改造を行うことでバスターソードも他の武器に劣らない性能を発揮できるようになっており、バスターソードファンにとっては嬉しい仕様となっています。

《正宗》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆

『FF7』においてセフィロスの専用装備である「正宗」。
シリーズ通しても強力な装備であり、『FF1』~『FF4』では最強クラスの武器として、『FF5』や『FF10』では戦闘開始時に即座に行動することが出来る非常に強力な「さきがけ」効果を持つなど他シリーズでも大活躍しています。
先制攻撃の能力は、他のシリーズでの「さきがけ」効果を彷彿とさせます。
二つ目の効果は《威名のソルジャー、セフィロス》と非常に相性が良く、この効果によってセフィロスの装備であるというフレーバーを感じさせてくれます。

FINAL FANTASY Ⅷ

『FINAL FANTASY Ⅷ』(以下、FF8)は、従来のFFシリーズにはないシステムを数多く取り入れた、非常に挑戦的な作品です。
味方パーティーのレベルを上げることで敵も強くなっていくシステムや、魔法が消耗品であり装備品でもあるシステムなど、従来のシリーズと比べてゲーム性が大きく変化しています。
シナリオ面でも恋愛要素が強く押し出され、学園物のような雰囲気も加わり、シリーズの雰囲気を大きく変えました。
グラフィック面の進化も目覚ましく、フィールドでのキャラクターの頭身がよりリアルになり、キャラクターがより精密に描かれています。
これだけの進化を遂げ、非常に大きなボリュームを持った本作が、前作『FF7』から約2年しか発売間隔が開いていないことは、驚きを禁じえません。
あまりにも斬新なシステムと独特なストーリーから当初は賛否両論ありましたが、その一方で刺さる人にはとことん刺さる作品であり、このゲームでしか味わうことが出来ない要素が沢山ある、大変魅力が詰まった作品となっています。

《SeeDの傭兵、スコール》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆☆

本作の主人公、スコールです。
本作の舞台である、兵士養成学校「バラムガーデン」に所属している彼が、エリート部隊「SeeD」の試験を受ける所から物語が始まります。
無口で不愛想、個人主義な性格でしたが「SeeD」としての活動やリノアとの出会いを通して、仲間を思いやるように成長していきます。
スコールの心情の変化を物語を通して感じることが出来るのも『FF8』のシナリオの大きな魅力ではないでしょうか。
傭兵・騎士と言う少し違和感のあるクリーチャータイプですが、「SeeD」としての傭兵と活動した後、物語終盤で魔女になってしまったリノアを支えるために「魔女の騎士」となるからです。
カードのテキストもそんな彼を象徴するかのようなものになっており、単独で攻撃することで二段攻撃を付与する効果は物語前半の彼を、パーマネントを戦場に戻す効果は仲間と共に戦う成長した彼の姿を表現していると言えるでしょう。

《リノア・ハーティリー》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆

『FF8』ヒロイン、リノアです
一見、ヒロインらしくないレベル・邪術師というクリーチャータイプに目が行きますが、レジスタンス組織のリーダーでもあり、ゲーム終盤で魔女の力を継承すると言う彼女の設定を反映したクリーチャータイプになっています。
テキストにある「アンジェロキャノン」は、彼女のペットであるアンジェロを腕に乗せて敵に打ち込むという、衝撃的なビジュアルの技です。直接的ではありませんが、リノアと共にアンジェロを相手クリーチャーに向かって突っ込ませる様は、ゲーム内での「アンジェロキャノン」を彷彿とさせます。
また、彼女の「力」のステータスはパーティーメンバーの中でトップクラスの数値を誇り、その数値はスコールの1.3倍以上となっています。
4/4という高目なスタッツも「FF8」でのステータスの高さを再現しているのかもしれません。

《ゼル・ディン》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

パーティーメンバーの一人、ゼルです
スコールとは対照的に落ち着きのない性格で、パーティーのムードメーカー的な存在です。
彼の特殊技でもある「デュエル」は格闘ゲームのようにコマンドを入力し、コンボをつなげていくものですが、実際には入力が簡単な二つの技のみをひたすら繰り返すほうが簡単で高いダメージを与えることが出来ます。
何度も土地を出し入れする能力は、彼の落ち着きのない性格と「デュエル」を彷彿とさせます。
また、彼はサイファーに「チキン野郎」と言う蔑称で呼ばれており、彼の能力がMTGでのチョコボと相性が良い点も面白いポイントです。

《キスティス・トゥリープ》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

バラムガーデンの教官であり、パーティーメンバーの一人であるキスティスです。
スコールの有名なセリフである「だったら壁にでも話してろよ」は、彼女に対して放たれたものです。
彼女の特殊技でもある「青魔法」はモンスターの技を使用する技です。彼女が吐き出す「臭い息」は当時のプレイヤーに衝撃を与えました。
相手の墓地からもインスタントやソーサリーを唱えることが出来る能力は彼女の「青魔法」を感じさせるものになっています。

《サイファー・アルマシー》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆☆

スコールのライバルと言える存在であり、物語の重要なキャラクターであるサイファーです。
プライドが高く、自己中心的な性格であり、高い実力を持ちながらも、その性格が災いしてSeeD試験に何度も落ちていました。
物語の途中でバラムガーデンを離反した後「魔女の騎士」となり、スコール達と何度も戦うことになります。
彼のクリーチャータイプはこれらの設定を反映したものとなっています。
カードテキストでも《SeeDの傭兵、スコール》と対になるような能力を持っており、二段攻撃を持たせる能力こそ共通していますが、こちらは墓地のインスタントかソーサリーを唱える能力となっています。
最終的には、支えてくれるはずだった仲間をも失い、一人で戦うことを選んだサイファー。対照的な道を歩んだ二人を感じさせるカードとなっています。
余談ですが、『FF8』内でのカードゲーム「トリプルトライアド」でも、彼はスコールと対になるような能力を持っています。

《召喚:G.F.ケルべロス》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

本作での召喚獣は「G.F.(ガーディアンフォース)」と呼ばれています
《召喚:G.F.ケルべロス》は敵として登場し、倒すことでその力を手にすることが出来ます。
Ⅱ章、Ⅲ章効果で記されているダブル、トリプルは、それぞれ魔法を連続で唱えることができるようになる魔法である、『FF8』での効果を再現しています。

《ラグナの記憶》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

このカードは、物語のキーキャラクターである「ラグナ」の記憶を、スコール達が追体験するイベントをカード化したものです。
このイベントは、ゲーム中に何度も発生し、物語の過去と未来を繋ぐ重要な要素となっています。
このカードがフラッシュバックを持つことに納得する『FF8』プレイヤーは多いと思います。

《蘇る記憶》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆☆

このカードは、物語中盤、スコール達の過去が明らかになる重要なイベントを表現しています。
仲間の一人であるアーヴァインというキャラクターが、スコール達が記憶を失っていること、そして同じ孤児院で過ごしていたことを明かす、衝撃的なシーンです。
5枚のカードを公開するという効果は、この過去に関わっていた仲間の数である「5」と一致しており、対戦相手とカードを確認しあう行為は、このイベントでの会話を彷彿とさせるものになっています。
また、この場面は物語終盤でも大きな意味を持ち、フラッシュバックでそれを表現しているのは非常に素晴らしいと感じます。
本イベントのキーになるアーヴァインですが、『FF8』本編でもスコール達に忘れ去られていた上に、今回のコラボでもカード化されていません。気になった方は、ぜひ『FF8』本編をプレイして彼を使ってみてください。

《トリプルトライアド》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

このゲームを語る上で外せない、本作のミニゲーム「トリプルトライアド」です。
シンプルかつ奥が深い陣取りのようなカードゲームで、多くのプレイヤーを魅了しました。
手にしたカードを使用することで、強力な魔法やアイテムを序盤から手に入れることができ、ゲームの攻略にも大きな影響を与えているミニゲームです。
カードの能力も「トリプルトライアド」のルールを感じさせるもので、ファンにとっては嬉しい一枚でしょう。また、このカードはMTG公式からテキストの修正が発表されており、修正内容自体は弱体化と言えるものですが、より一層「トリプルトライアド」のルールに近づいたため、本記事においては強化と言えるかもしれません。
https://mtg-jp.com/reading/information/0038689/

《ジャボテンダー》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆

インパクトあるテキストから発表当初から話題になっていたカード、《ジャボテンダー》です
『FF8』でボスモンスターとして登場し、倒すことでGFとして手に入れることが出来ます。
テキストにもある「針万本」はゲーム上でも固定で1万ダメージを与える技であり、HPの最大値が9999である『FF8』では事実上の即死技になっています。
シンプルながらもジャボテンダーを再現した素晴らしい一枚になっています。

《未来の魔女、アルティミシア》-《時間圧縮を果たすもの、アルティミシア》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

『FF8』のラスボスである、アルティミシアです。
未来の「魔女」であり、「時間圧縮」によって過去から未来までの全ての魔女の力を自分の物にしようと企んでいます。
追加ターンを得る効果は、時を操る能力を持つ彼女にふさわしい物だと思います。
表面の変身条件である「8」と言う数字はラストダンジョンである「アルティミシア城」でのギミックを解除するためのボスの数と一致しており、ギミックを解除しアルティミシアに挑む様子を再現していると思います。

《魔女の野望》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

前述のアルティミシアの野望である「時間圧縮」を表現したかのような効果を持つカードです。
このカード2枚用意することで無限にカードを回収可能な点が彼女の野望を表現していると思えます。

《ライオンハート》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ☆☆

スコールの最強武器、ライオンハートです。
彼の武器はガンブレードと言う、銃と剣が合体した非常に心惹かれる物です。
最強武器としては地味な効果になっていますが、戦場に出た時にダメージを与える効果はなんとなくガンブレードを感じるものになっています。
また、「ライオンハート」と聞くと某有名アイドルグループの曲を思い浮かべる方も多いと思いますが、初出は『FF8』の方が先となっています。

《ルナティック・パンドラ》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆

ざっくりとした説明になりますが、ゲーム終盤で登場する、移動要塞のようなものです。
ゲーム終盤で町を突っ切りながら進んでいくその姿を感じさせるカードになっています。

《SeeDの学び舎、バラムガーデン》ー《空飛ぶバラムガーデン》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ☆☆

スコール達が所属する学園のバラムガーデンです。
裏面が機体なのは物語途中で動き出し、以降は乗り物として使用できることを再現しています。
カード名では一見空を飛んでるように見えますが実際には低空飛行の為、山を越えることが出来ず、海上だと着水して船のようになります。

FINAL FANTASY Ⅸ

テーマとして原点回帰を掲げている『FF9』は未来的な雰囲気のあった『FF7』『FF8』と変わりファンタジー色の強い世界観となっています。
グラフィック面では前作に比べてキャラクターの頭身が下がり、まるで絵本を読んでいるかのような雰囲気が特徴的です。その雰囲気から語られる「命」をテーマとしたストーリーは今なお高い人気を誇ります。
所々に過去シリーズを彷彿とさせる人名や地名、設定などがいくつもあり、過去作を遊んでいた人はニヤリとくる場面も多かったでしょう。
ゲーム面ではパーティーメンバーの使用できるコマンドがメンバー毎に決まっており、キャラ事の役割が固定されていた『FF4』に近い物になっています。また、『FF7』から続いていた一度の行動による複数回攻撃のダメージのインフレは抑えられており、ボスの最大HPも6万程度とSFC時代の水準に抑えられています。

《陽気な義賊、ジタン》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

主人公でありながら、まさかのアンコモンのレアリティでの実装になりました。
クリーチャータイプがミュータントであることは彼の出生が影響しています。
「FF9」内では、他シリーズで言うとシーフのような役割を与えられており、「ぬすむ」や少しトリッキーな効果を持つ「秘技」でパーティーをサポートします。
相手のクリーチャーのコントロールを得る能力や、宝物トークンを生成する能力は彼のFF9での活躍を再現しています。

《迷える黒魔導士、ビビ》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

『FF9』屈指の人気キャラクターでもあるビビです。
その姿は過去作での黒魔導士を彷彿とさせるデザインになっています。
自身に+1/+1カウンターを乗せるテキストは自身の魔力を強化するコマンドの「ためる」を彷彿とさせるものです、ゲーム内では重複して魔力を強化することが可能でボス戦等強力な相手と戦いでは敵の攻撃を耐えつつ、何度も「ためる」を行ってから反撃に転じる戦術もあります。
「黒」魔導士でありながら、赤青のカードであることに違和感を覚える方もいると思いますが、本コラボで実装されている《炎魔法》、《氷魔法》、《雷魔法》は赤もしくは青のカードであり、これらの魔法はゲーム内でビビが良く使う攻撃魔法になっています。《迷える黒魔導士、ビビ》の能力を使ってこれらの魔法を唱えることが出来る点が嬉しいです。
このカードは発表された時から話題になっており、直近のプロツアーでも多くのデッキに採用されました、『FF9』本編では2年程で死んでしまう悲しい運命を持ったビビですが、MTGの世界でも同じ運命を辿ることになってしまうかどうか注目です。

《アレクサンドリアの王女、ガーネット》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆

本作のヒロイン、ガーネットです。
召喚士の末裔であり、「召喚」と「白魔法」でパーティーをサポートします。
英雄譚・クリーチャーである召喚獣とシナジーする能力で召喚士としての側面を、絆魂能力で白魔導士としての側面を再現しています。
『FF9』では召喚魔法の演出時間が長短で二種類存在しており、演出が長い方が威力が高くなっています。彼女が習得するアビリティに「おうえん」と言うものが存在しており、そのアビリティを使用することで確実に威力の高い方を発動できるようになっています。召喚獣を長い間盤面に留まらせることが出来る能力は「おうえん」を彷彿させるものになっています。

《プルート隊隊長、スタイナー》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

パーティーメンバーの一人、スタイナーです
見た目通り戦士系のキャラクターで、高い攻撃力を持っており、ゲーム序盤から終盤までパーティーの主力として活躍します。
一見似合わない魂絆能力ですがゲーム序盤で「ブラッドソード」を装備することができ、高い攻撃力を持つだけでなく与えたダメージと同等のHPを回復する効果を持ちます、メンバーが固定されることが多く、回復薬に不安がある序盤ではとても頼りになる存在です。
装備品の数で強化される彼の能力と相まって、ゲームでの彼の活躍を再現したカードだと思います。

《ブルメシアの竜騎士、フライヤ》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

パーティーメンバーの一人、竜騎士のフライヤです
彼女はネズミ族と言われる種族の為、クリーチャータイプ、ネズミを持っています。
竜騎士らしく「ジャンプ」を使用することが出来、カードでもそれが表現されています。
装備品のサポート能力ですが、物語序盤で行われる「狩猟祭」と言うイベントで彼女が優勝した際にアクセサリを貰う事が出来ます、少々無理があるかもしれませんが装備品に関するエピソードとして紹介させてもらいました。

《グルメなク族、クイナ》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

パーティーメンバーの一人、クイナです。
性別不詳かつ謎に包まれた種族である「ク族」であり、MTGでは固有のクリーチャータイプを持っています。
食事に対して深い探求心を持っており、ゲーム上でも敵を「食べる」ことで新たな技を習得します。
そんな彼?の好物がカエルであり、カエルを捕まえるミニゲームも存在します、捕まえたカエルの数によってアイテムを手に入れることが可能な他、威力が捕まえたカエルの数で変化する「カエルおとし」と言う技も存在します。
カエルを捕らえてパワーアップする特徴を再現したカードになっています。

《ジェノムの魔術師、クジャ》ー《運命への反逆者、トランス・クジャ》

ゲーム的再現度   ☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

『FF9』の悪役である、クジャです。
ジタンと同様に作られた存在であり、クリーチャータイプがミュータントとなっています。
表面のウィザードトークンを出す効果は彼がストーリー上で行っていたことを反映させています。
変身に必要なウィザードの数が「4」になっているのは特別な黒魔導士兵である黒のワルツの数からだと思います。

《黒のワルツ3号》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

黒魔導士兵の中でも特殊な製法で作られた黒魔導士兵の中でもエリート的存在です。
カード名に「3号」とある通り、「1号」と「2号」も別途存在します。それぞれボスキャラクターとしてジタン達と戦うことになります。
カードの性能も黒魔導士兵のトークンを純粋に強化したものになっています。

《黒魔導士の襲撃》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

黒魔導士兵による襲撃を表したカードです。
ビビと同じ姿をした黒魔導士兵が「キル」と言うセリフを発しながらその国の住民たちを消滅させる様は衝撃的でした。
除去効果とトークン生成でその様子を再現しています。

《ブラネ女王》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

アレクサンドリアの女王であるブラネです。
少々人間離れした見た目をしていますがれっきとした人間です。
ガーネットは拾った子供であり、見た目から分かるように血は繋がっていません。
フライヤの故郷であるブルメシアを滅ぼしたり、義娘のガーネットから召喚獣を抽出する等数々の悪行を働きますが、最終的にはクジャをも倒そうとしますが返り討ちにあってしまい死亡します。
自らの野望の為、「果敢」に戦争を仕掛け、その方法として「黒魔導士」を生み出し利用していた彼女を表現したカードではないでしょうか。

《封印の宝珠》-《召喚:アレクサンダー》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

アレクサンダーが封印されていた宝珠です、4つに分かれており、ブラネ女王はアレクサンダーの力を手に入れるために、各地に軍を派遣していました。
物語の中盤でアレクサンドリアが襲撃されますがガーネットとエーコ(右のキャラ)によって宝珠に封じられていたアレクサンダーを召喚します。
召喚されたアレクサンダーはバハムートの攻撃を跳ね返しアレクサンドリアを守ります、ド迫力のムービーで非常に印象に残るシーンであり、強力なダメージ軽減効果はその様子を彷彿とさせます。
『FF9』でのアレクサンダーはイベントのみでの登場であり、戦闘中に召喚することは出来ませんがストーリーで大きな存在感を放っており、『FF9』のカードとして実装されるのは当然と言えるでしょう。

《予想外のお願い》

ゲーム的再現度   ー
ストーリー的再現度 ☆☆☆

ストーリー序盤での一場面です。
ガーネットを誘拐する為にアレクサンドリア城に侵入したジタンですが、逆にガーネットの方から誘拐を依頼されます。
一時的にコントロールを奪う効果で誘拐を表現しています、細かいところでは《陽気な義賊、ジタン》とシナジーを持つ点が嬉しいです。
余談ですが、イラスト内に描かれているガーネットの衣装は変装の為にフードを被ったものであり、その見た目は『FF1』等に登場した白魔導士の姿を再現したものになっています。

《独りじゃない》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆☆☆

『FF9』を代表する場面のカード化です。
ジタンが自身の出生の秘密を知り自暴自棄になってしまいます。独りで戦おうとするジタンですが、彼の元に仲間が助けに来ると言う感動的な場面です。
カード名はこの場面で流れるBGMの曲名の「独りじゃない」から取られています。
カードの効果の強化条件である、「3体以上のクリーチャーをコントロールしている」は仲間との絆を感じるイベントを彷彿とさせます。

《睡眠魔法「スリプル」》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

相手を睡眠の状態異常にする「スリプル」です。
相手を永続的にタップさせることで睡眠状態を表現しています。
ダメージを受けることで睡眠状態が解除されてしまうフレーバー付きで極めて再現度の高いカードだと思います。

《猛火のボム》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

FFシリーズ定番のモンスターのボムです
多くのシリーズで自爆するモンスターとして登場し、倒し損ねて自爆された場合パーティーに甚大な被害を与えます。
シリーズによっては徐々に巨大化し、ある一定のサイズまで成長すると自爆することが多いです、+1/+1カウンターでその様子を表現しています。
シリーズ定番のモンスターでありながら、《猛火のボム》と普通のボムでないカードとして実装されているのは、『FF9』の序盤のイベントで登場するためだと思います。

《炎魔法》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ー

シリーズ定番の攻撃魔法のカード化です。
段階能力で見事に再現されています。
「ファイガ」のコストパフォーマンスが若干悪いのも多くのFFシリーズでの「ファイガ」の活躍を再現していて嬉しいです。

《モーグリの商人、スティルツキン》

ゲーム的再現度   ☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆

世界中を旅するモーグリ、スティルツキンです
彼はフレーバーテキストでもあるように、出会う先で便利なアイテムを格安で売ってくれる大変ありがたいキャラクターです。
パーマネントをドローに変換する効果はゲームでの彼の商人としての活躍を表現しています。

《桃源郷の探求者、チョコ》

ゲーム的再現度   ☆☆☆☆
ストーリー的再現度 ☆☆

『FF9』内のミニゲームである「ここ掘れ!チョコボ」でのメインキャラ、チョコです。
地面に埋まったお宝を発掘するミニゲームで、うまく利用することで強力な装備を序盤から手に入れることが出来ます。
カードテキストは「ここ掘れ!チョコボ」のミニゲームを彷彿とさせるものになっています。

《エクスカリバーⅡ》

ゲーム的再現度   ☆
ストーリー的再現度 ー

スタイナーの最強武器であるエクスカリバーⅡです。
エクスカリバー自体はFFシリーズでの定番の武器であり、他シリーズでもトップクラスの性能を持っています。
非常に入手するのが困難な武器で、ゲーム内でのプレイ時間が12時間以内の状態でラスボスの手前まで到達することが条件になっています。
『FF9』が発売された当時はインターネットがそこまで普及しておらず、都市伝説のような扱いになっていました。
プレイステーション版では非常に入手が困難な装備でしたが、他のハードに移植された『FF9』では倍速でゲームを進めたり、ムービーをスキップすることが可能になっており、プレイ時間を短縮することが非常に容易になっています。興味がある人は是非チャレンジしてみてください。
『FF9』のゲーム内では最も攻撃力の高いシンプルな武器であり、これといった特殊な効果は持っていません。

最期に

再び長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
当初の予定ではMTGA実装前に公開する予定でしたが大きく遅れてしまいました。
これは言い訳になりますが、FFⅦ辺りからストーリーが複雑になってきて、○○を説明する為に××を説明しなければいけないようなカードが増えており、苦労していました。
何度も書き直した結果、シンプルに紹介する形になりました。そのため、少し説明が不足しているように感じられたかもしれませんがご容赦下さい。
また、各カードについて見落としや記事で紹介していないカードにもこういうフレーバーがあるよ!みたいな意見がありましたら遠慮なくコメント欄で指摘して頂けると嬉しいです。

本コラボでsteamのMTGAの同時接続数も過去最高を記録するなど、盛り上がりを見せています。
後編も執筆中です。完成次第公開いたしますので、ご期待ください。

この記事をきっかけに、MTGやFFに興味を持つ方がいらっしゃれば幸いです。

カード画像は『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトのカードギャラリー(https://magic.wizards.com/ja/products/final-fantasy/card-image-gallery)のものを使用しています。
また、FFの設定などについてファイナルファンタジー用語辞典 Wiki (https://wikiwiki.jp/ffdic/)から参考にさせてもらいました。

この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.



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