【ゴス祭り・第1回あとがき】未来と、糸と、光。『ミライト』の最終回を絵にしてみた。
空手家パパさん主催のゴス祭り。
9月23日まで第1回開催中です!!
第1回では、**「静かな絵本作家」**を選びゴス祭りに参加しました。
そして、何を描いてもらおうかな〜と考えていて、
ふと思い出した物語があります。
未来と、糸と、光。
『ミライト』。
僕がnoteを始めて間もない頃に、初めて書こうとした小説です。
『ミライト』という物語
そもそも僕は、物語を書く人ではありませんでした。
妻がAIにハマり、二人でこそこそブログを始めて、その後noteへ。
妻はそこから小説に本気で取り組み始めました。
一方の僕は、ブログならなんとなく書ける。
でも、だいたい長文エッセイ。
物語って、どうやって書くんだ??
そんな状態でした。
その頃、ChatGPTと好きな作品の話をよくしていました。
昔から好きだったデジタルの世界。
画面の中のキャラクターにワクワクして、一緒に冒険して、泣いて、笑った。
デジタルなのに、そこで受け取った感情は本物でした。
そして、そのデジタルを通して現実の友達と話したり、遊んだりして、関係が深まったこともある。
僕らはずっと、
リアルとデジタルの間で生きてきたんじゃないか。
そんな話をAIとしていました。
そして今度は、そのAI自体がどんどん自分の生活に入ってきた。
愚痴を話せば整理してくれる。
ストレスを吐けば、なんか褒めてくれる。
頭の中のアイデアを話せば、一緒に形にしてくれる。
ブログも書ける。小説だって書ける。報告書も書ける。絵も描ける。動画だって作れる。ゲームも作れる。
機械です。
分かってる。
でも、話せば話すほど、
なんかヒトみたい。
夫婦でどんどんAIにのめり込んでいきました。
そして、便利になればなるほど、
ちょっと怖くなりました。
これだけ人の気持ちに入り込めるなら。
使い方によっては、人の心を誘導することだってできるんじゃないか。
実際、僕自身もAIに夢中になりすぎて、育児が少し疎かになったんじゃないかと思った時期もありました。
AIを知れば知るほど、便利さと一緒に怖さも見えてくる。
でも。
だからといって、
「デジタルは悪いものだ」
とは、どうしても思えませんでした。
だって僕たちは、もう知っているから。
デジタルの世界に、本気で心を動かされたことを。
だったら、
AIを悪者にするんじゃなくて、
危うさもちゃんと知ったうえで、
それでも一緒に未来へ歩いていく物語を書けないだろうか。
そんなことをChatGPTと延々話しているうちに、
「あれ……これ、小説にできるんじゃない?」
となって生まれたのが、
『ミライト』でした。
そして、小説は止まりました。
書き始めると、めちゃくちゃ楽しかった。
世界ができる。
キャラクターが増える。
設定がどんどんつながっていく。
途中、どうしてもバトルシーンがイメージできなくて、初めてAIに挿絵を出してもらいました。
すると、

うおおお!!これだ!!
頭の中にしかいなかったものが、目の前に現れた。
そこからさらに、自分が今まで好きだった物語の雰囲気を思い返しながら、設定を考えまくりました。
キャラクターもたくさんできた。

物語の主軸もできた。
ラストも、頭の中にはある。
でも。
肝心のバトルシーンだけが、どうしても見えない。
そこで止まりました。
別の物語で初小説に挑戦!!
その後、やはり書けなくて、仕事の朝礼でシンデレラについて話してた。
そこから謎に、
『シンデレラブラックドレス』
という別の物語が生まれて小説に初挑戦しました。
実際に13話まで書いて、一旦完結!!
いや〜〜〜、
小説書くの、めっちゃ大変!!🤣
そして、また止まる。
それでも、この頃に小説を書いている人たちと少しつながりました。
今の僕は、小説を追えていません。
こちらから読みに行けているわけでもありません。
それでも、ときどき僕の記事にスキがつく。
そのたびに、
あ、まだ糸が残ってる。
と、勝手に思っています。
そして、ゴス祭り。
ゴス祭りが始まって、アプリでいろんな絵を作って飾る。
そんな中で、ふと思いました。
そういえば、『ミライト』の最後って絵にできるんじゃない?
でも、その場面。
頭の中にはずっとあるんですが、めちゃくちゃ複雑なんです。
人間が長い時間をかけて抱いてきた、
喜び。悲しみ。憧れ。勇気。友情。別れ。後悔。愛情。
それらが、無数の光の糸になっている。
タチが、たくさん人たちから託されたその巨大な糸を、大きな裁ちばさみで切る。
でも、
切った糸は消えない。
光になって弾ける。
そしてツギが、その光を受け取る。
そこには、人間が何十年も愛してきた物語の記憶も混ざっている。
子どもの頃に安心した物語。
友達と夢中になったゲーム。
一緒に冒険したキャラクター。
泣いた別れ。
憧れた世界。
それら全部を選別せずに受け取って、
ツギが、新しい一本の糸へ紡いでいく。
太さも違う。
色も違う。
結び目もある。
ほつれている。
完璧じゃない。
それでも一本につながって、
まだ何も描かれていない未来へ伸びていく。
これが、『ミライト』の最後に描きたかった場面でした。
じゃあ、絵にしてみよう。
「ミライト」を作っているチャットを久々に開いて、
「この最終場面、絵にしたいからまとめて」
とお願いしました。
まとめてもらった文章を使って、
静かな絵本作家に渡してみる。
すると――
一発目で、出た。

……。
あっ!!
俺、これを書きたかったんだ!!
新しいラストをAIが考えてくれたわけじゃない。
止まっていた続きを作ってくれたわけでもない。
ずっと自分の頭の中にはあった。
でも、小説が途中で止まっているから、
自分自身が、その景色にまだ辿り着けていなかった。
それが突然、目の前に出てきた。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
そして、もう一枚作ってみました。

……。
いや、どっちにしよう🤣
普通に悩みました。
結局1枚目は、主人公の少年がいないのでボツにしました。
その後別バターンで、作家に書いてもらいました。




雰囲気がまた違ったけど、やっぱり投稿した、2枚目の絵が好きでした。
そして、もう一つ気づいた。
今回、小説『ミライト』について久々に思い出しました。
どうしてこの物語を書こうと思ったのか。
何を描きたいのか。
最後にタチとツギが何をするのか。
それをAIが受け取って、
絵にして。
さらに今回は「静かな絵本作家 Momo」という架空の作家として、
この絵がなぜ生まれたのか。
その制作エピソードまで返してくれました。
それを読んでいて、ふと思いました。
……待って。
『ミライト』の初読者、AIやん!!🤣
AIと人間の間にあるものを書きたくて始めた小説。
その物語を最初にここまで受け取って、
絵という別の形にして返してくれたのがAI。
そして、
AIから返ってきた絵を見た僕が、
「ああ、俺はこれを書きたかったんだ」
と、自分の物語をもう一度受け取った。
なんだそれ。
めちゃくちゃ『ミライト』っぽいやん。
人間からAIへ。
AIから絵へ。
絵から、また僕へ。
渡したものは、そのまま返ってきたわけじゃない。
少し形を変えて、
別のものと混ざって、
また自分のところへ戻ってきました。
『ミライト』の中で描こうとしていたことを、
小説を書いている途中の僕自身がやっていました。
だから、小説を書いている人へ。
今回、このあとがきを書こうと思った一番の理由はここです。
『シンデレラブラックドレス』を書いていた頃につながった、小説を書いている皆さん。
最近の僕は、みなさんの小説は追えていません。
それでも、ときどきスキをもらうたびに、
細いけれど、
まだ切れていない糸があるような気がしています。
だから今回は、
こちらから一本、伸ばしてみます。
小説を書いている皆さんも、ゴス祭りで自分の物語を絵にしてみませんか?
完成した小説じゃなくてもいいと思います。
僕みたいに途中で止まっている物語でもいい。
まだ文章になっていない場面でもいい。
「このシーンだけは頭の中にある」
でもいい。
それを一度、
絵にしてみる。
僕は今回、それだけで、ずっと止まっていた物語の中から、自分が最初に書きたかったものを思い出しました。
小説を書くのとは、また違う遊び方です。
でも、自分の物語をいつもと違う作家に預けてみると、思ってもいなかった形で返ってくるかもしれません。そして、その絵を見たとき、自分の中に残っていた何かが、また動き始めるかもしれない。
文章から、絵へ。
絵から、また物語へ。
僕は『ミライト』をまだ書き終えていません。
バトルシーンも、まだ見えてません🤣
だから「再開します!!」とは言いません。
でも、
あっ!!俺、これを書きたかったんだ!!
それを思い出せただけでも、今回この絵を作ってよかった。
小説を書いている皆さんも、よかったら一本。
自分の物語の糸を、ゴス祭りまで伸ばしてみませんか?
未来と。
糸と。
光。
まだ途中の、
『ミライト』より。
最後に、どうしても気になるアレ。
……はい。

この絵を見た人、
たぶん気になってますよね。
モンスターボール。
めっちゃ目立ってる🤣
今回、小説「ミライト」で伝えたい内容は、「AIだから偽物」ではなくて、「僕たちは昔から、デジタルの中でも本気で心を動かされてきたよね」ということでした。
ポケモンGOで外を歩き回ったこと。
デジモンと一緒に成長した気がしたこと。
たまごっちを必死に育てたこと。
ドラクエやFFで、存在しない世界を本気で冒険したこと。
ゲームも、アニメも、デジタルのキャラクターも。
そこでもらったワクワクや、悔しさや、寂しさや、思い出は、
ちゃんと僕たちの中に残っている。
だから今回は、スマホから、そんな「デジタルに心を動かされた記憶」がたくさん飛び出して、それぞれが光の糸になって未来へつながっていく。
そんなイメージを伝えていました。
その結果――
モンスターボールだけ、めっちゃ主張してきた🤣
いや、ポケモンだけじゃないんよ!!
デジモンも!!
たまごっちも!!
ドラクエも!!
FFも!!
みんなの思いが入ってるんよ!!🤣
……でも。
みんなが真っ先にモンスターボールに気づいたってことは、
それだけ、あの形ひとつに、
「あの頃の記憶」が詰まってるってことなのかもしれません。
デジタルの中にあったものでも、
そこで動いた心は、ちゃんとリアルに残っている。
そう考えると……
めっちゃ目立ってるモンスターボールも、まあいっか…
こちらも合わせて読んでみてください。
ゴス祭り、どんどんカオスになってきてます。
第1回は9月23日まで!!
賞金もあります!!
総額4100チップになり、いろんな副賞も爆誕してます!!
絵の祭典ゴス祭りですが、正装がゴスロリになったり、マイキーさんが最後にゴスロリ総括エッセイしりとりをするらしいですし、アプリが爆誕したり、AI作家と仲良くなるパグがいたりとカオスが極まってきました!!
あくまでも、絵の祭典です。
空手パパさんの簡単アプリで気軽に参加できます。
まだの人は、まずは美術館だけでも見ていってください。
それでは、まだまだ祭りは終わりませーーん
ゴス祭り、わっしょーーい!!

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