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書くことにおいて......

……誠実さをどこに置いているのかと訊ねられたならば返す答えはひとつ。
それは、向かう対象にだけ
以下、文語体(である調)です。堅苦しいと思いますが、私本来の筆、どうぞご笑覧賜りたく。



不誠実な書き方であると思う。
それより他はない、と思う。
自らの内より離した言葉は、自分の胸には返ってこない。そして、その行方を最後まで追うことは叶わない。それが「言葉による表現」だと、最初の時より思っている。

だから、紡ぐと言う言の葉に最も相応しからぬこの愚かな一語を、私が纏う卑小な彩(いろ)から離すべく目に映るものたちへ向かう。
それ以外に、私には見えず何処にいるのか分からない人たちが私の卑小な言葉で浪費した時間へ償う術を、私は知らない。

書く事を赦される」。

暦を多く刻む筆を持つ人ほどその事を繰り返し、静かに、そして重く語る。
いや、文以外でも、表現全てがそうなのだろう。
今、そして次の時、最もその赦しに遠い言葉と視点を相応しい場所へ還す為に徒労の一語をまた刻むのだと、一度離した自分の手を見つめて思うのだ。
次の赦しを、愚かしくも、しかし止むことなく静かに希(こいねが)いながら。

#最初の批評者は自分

余談蛇足。今回のヘッダー画像、Leonardoさんが「指を多く描いて」いますね(汗) 14:00に画像を差し替えました。プロンプトを改良するにあたり、下記の記事を参考にいたしました。この場を借りて、有益情報のご提供に感謝申し上げます。


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春永睦月 拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。

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