第6章|ほんとうの想いに、気づいてしまった日
わたしは小さい頃から、
「なんでみんなと同じようにできないの?」
って言われてきた。
どうしてできないのか、自分でもわからなかった。
でも、誰にもわかってもらえない感じがして、
わたしは、わたしの“ほんとうの想い”を
どこかに置いてきてしまっていたのかもしれない。
これは、その想いに気づいてしまった、
ある日の話。
わたしは、小さい頃から
「なんでみんなと同じようにできないの?」と
言われて育ってきた。
“普通”って何?
どうしてわたしは“普通”じゃないの?
その答えは、いつまでたっても分からなかった。
だけど、できない自分を責めるのは得意だった。
「みんなと同じにしなきゃ」
「空気を読まなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
そうやって、わたしはたくさんの“ほんとうの想い”を
心の奥の奥にしまい込んで、見ないふりをしていた。
ある日、
いつものように“がんばる自分”でいようとしていたとき、ふと胸の奥が、ぎゅっと締めつけられるような感覚がした。
それは、
「本当は、そんなにがんばりたくない」
「本当は、助けてほしい」
「本当は、ただ、泣きたかった」
そんな、小さな小さな声だった。
あまりにかすかで、
でも、たしかに“わたしの声”だった。
気づいた瞬間、涙が止まらなかった。
「そんなふうに感じていたんだね」
「いままでずっと、我慢していたんだね」
そう心の中でつぶやくと、
少しだけ、呼吸が楽になった気がした。
誰にも届かなくていい。
誰にも理解されなくていい。
でも、わたしだけは
わたしの“ほんとうの気持ち”に気づいてあげたい。
そう思えた、あの日の朝だった。
気づいてしまった“ほんとうの想い”
それは、わたしの奥底に眠っていた、
ずっと伝えたかった、ことば。
だけどそれを見つけた時、
私はようやく、自分の人生を、
自分の足で歩き出せたのかもしれない。
次回、第7章|「“わたし”の人生を、歩きはじめた日」
#自分を生きる #インナーチャイルド #癒しの記録
#気づきの瞬間 #女性の人生 #内なる声に耳をすます
#noteエッセイ #はるのつき
#小さなわたしと生きていく
#心の声を聞く #HSP気質 #わたしのものがたり
