【番外編】まず撃った。次は、狙う。──MIT式『ビジネス・クリエーション!』24ステップを、私たちの現場に当ててみた
連載「AI×Web制作、ゼロから1年で食えるか?」番外編。
AIでWeb制作事業を0から立ち上げる、私たちHaSeRuの定点観測ドキュメントです。
前回の番外編では、『大富豪の起業術』の「まず撃て(Ready, Fire, Aim)」を背骨にした話を書きました。
今回はその"続き"です。撃ったあと、どうやって狙いを定めるのか——それを教えてくれた、もう一冊の本の話をします。
はじめに――「まず撃て」の、その次に困ること
「まず撃て」は、立ち止まっていた私たちの背中を押してくれました。
実際、私たちは広告を撃ち、メールを撃ち、新聞にも撃ってみました(第4回〜第6回)。
でも、撃つほどに、新しい壁にぶつかります。
「で、結局、どこを狙えばいいんだ?」
弾はいくつも撃った。手応えのある方向も、なんとなく見えてきた。
でも、「なんとなく」を「ここだ」に変える、その道具がなかったのです。
そんなときに立ち返ったのが、この一冊でした。
『ビジネス・クリエーション! ―アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ』
(ビル・オーレット 著/月沢李歌子 訳/ダイヤモンド社)
著者のビル・オーレットは、MIT(マサチューセッツ工科大学)で起業家教育を率いる人物。年間何百社もの起業に伴走してきた経験から、それまで「センスと運」で語られがちだった起業を、"標準的な手順"に分解してみせたのが本書です。
この本の芯――起業は「6つの問い」に分解できる
本書は、起業のプロセスを24のステップに、そして大きく6つの問いに整理します。
顧客は誰か?
顧客のために何ができるか?
顧客はどうやって製品を手に入れるか?
製品からどうやって収益を上げるか?
製品をどう設計すべきか?
どのように事業を拡大すればいいか?
読んで、はっとしました。
「まず撃て」で走りながら、この6つを順番に問い直せば、私たちの実験は、ただの当てずっぽうではなくなる。
そこで、これまでの半年を、この型に当てはめ直してみました。
私たちの半年を、この"型"に当ててみた
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