【第6回】撃った結果を、数字で見る。──広告・メール・新聞、お客様はどこにいたか
連載「AI×Web制作、ゼロから1年で食えるか?」第6回。
AIでWeb制作事業を0から立ち上げる、私たちHaSeRuの定点観測ドキュメントです。
番外編で、私たちはこう書きました。
「まず撃つ。お客様がどこにいるかは、撃って確かめる」と。
今回はその答え合わせです。
広告・メール・新聞――3つのチャネルに撃ち込んだ結果を、数字で、包み隠さずお見せします。
はじめに――"いい数字"の回ではありません
先にお断りしておきます。
これは成功報告ではありません。
むしろ、**「人は来た。でも、お客様にはまだ出会えていない」**という、立ち上げ期のリアルな途中経過です。
それでも数字を出すのは、私たちの定点観測が「うまくいった話」だけを切り取る記録ではないからです。
どこで人が止まり、どこで消えるのか。
その全体像(ファネル)を見ないと、次にどこを直せばいいか分かりません。
1. 3つのチャネルに撃ち込んだ
私たちが試したのは、性質のまったく違う3つの撃ち方でした。
面(広告):META広告で、不特定多数にリーチする(第4回)
個(メール):相手を選び、一通ずつ手で届ける(第5回)
紙(新聞):スポニチ西部版の紙面で、地域の事業者に届ける(番外編)
デジタルの広い網、手作業の一本釣り、そして紙。
同じ「お客様を探す」でも、これだけやり方が違います。
2. ファネルという見方
集客の数字は、**漏斗(ファネル)**で見ると一気に分かりやすくなります。
見た(到達)→ 反応した(クリック・閲覧)→ 手を挙げた(問い合わせ)
上から下へ、人はどんどん減っていきます。
大事なのは「何人来たか」ではなく、「どこで何割が消えたか」。
詰まっている段を見つけて、そこを直す。これが改善の基本です。
📌 数字の読み方について
チャネルや業種ごとに、配信した期間も送った件数もバラバラです。
なので本記事では、件数の絶対値ではなく「割合(クリック率・反応率)」で比較しています。
「たくさん表示された=良い」ではなく、「表示のうち何割が動いたか」で見てください。
(※本連載の方針として、契約・申込みの"件数そのもの"は出しません。あくまで手前の動きを追います。)
3. ざっくりした結論(無料パートのまとめ)
正直に言うと、現時点の答えはこうです。
広告(面):人は最も多く運べた。でも9割以上が、開いた瞬間に去っていく。その先にはまだ届いていない。
メール(個):500通以上を手で届けて、返ってきた反応はごくわずか。ただしその反応には、はっきりした共通点があった。
新聞(紙):流入はあった。でも手を挙げてくれたのは"お客様"ではなく、営業の電話だった。
そして、3つを並べたときに見えた、いちばん大事な発見――
反応してくれた人たちは、ある一つの業種に偏っていた。
なぜそうなったのか、私たちなりの仮説まで書きます。
ここから有料パートで、チャネル別の数値・業種ごとの偏り・なぜ業種で差が出たのかの仮説をお見せします。
立ち上げ期に同じ道を通る方が、自分の数字の物差しとして使えるように、判断の理由まで書きました。
〔ここから有料〕
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