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愛聴盤Vol.56💿ドヴォルザーク/交響曲第7番

ケルテス/ロンドン響による演奏。1884年から1885年にかけて作曲。前年の1883年にブラームスの交響曲第3番の初演を聴き「よし、私も!」と言ったかどうか分かりませんが(笑)新作に意欲を抱いていたドヴォルザークが影響を受け作曲に取り掛かったことは確かなようです。

第1楽章、ヴィオラとチェロによって始まる曲想はドヴォルザークにしては暗く重いです。フス教徒の歴史(弾圧や火炙りの刑)がモチーフとして使われてるからでしょうね。劇的に進んでいく中にもドヴォルザークならではの美しいメロディがありますし、演奏も豪快ですごく聴き応えがあります。

第2楽章、ポコ・アダージオ(少し緩やかに)の通り、木管に耳を澄まし弦の美しさに感動します。真ん中あたりのホルンもお気に入りで、本当に愛らしいですね。

第3楽章、スケルツォは激しく美しい舞曲フリアント。何とメロディアスなのでしょうか!こういうのをドヴォルザークの真骨頂かと私は思うのですが、皆さまは如何でしょうか?メロディの交差が本当に心地良く最後の切れも抜群です。

第4楽章、色々と聴いてみましたが主題に入る前のティンパニのタイミングが絶妙で、ここが大のお気に入りです。全体を通してテンポとかロンドン響の鳴りが私好みなのだと思います。ケルテスのドヴォルザークの交響曲の中で好きな順位を付けるとしたら7番は上位に来ます。