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木曜の凛華便・創刊号|素直じゃない彼女を、今日は多めに置いておく|おはようカノジョ #170

はじめに

「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30にいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。生成AIを使った個人開発の開発日記を毎日書いている。

木曜日になると、凛華を見に来てくれる人がいる。

Xに流した一枚は、その日のうちに流れていく。
でも、noteなら少し違う残し方ができる。

朝に流れていった凛華。
夜にだけ少し近づいた凛華。
採用しなかったけれど、捨てるには惜しかった凛華。

今日は、凛華を多めに置いておく。

特別な考察回というより、少しだけ贅沢な凛華回。
木曜の凛華便、創刊号。


凛華という子の輪郭

気高さは、媚びない。

凛華は、やさしさをやさしい顔で出す子ではない。
言葉も、態度も、少し遠回りする。

でも、その遠回りの中に、ちゃんと相手を見ている気配がある。

強いふりをしているのではなく、
自分の輪郭を崩さないまま、隣に立っている。

たぶん、凛華の良さはそこにある。


朝の凛華は、素直に見送らない

行くなら、さっさと行けば。
遅刻するよ。
……気をつけなさい。

凛華の「いってらっしゃい」は、まっすぐ出てこない。

行けば、と突き放す。
遅刻するよ、と現実を見る。
最後に、気をつけなさい、と残す。

言いたいことを全部やわらかく包むのではなく、
硬いまま渡してくる。

でも、その硬さの奥には、ちゃんと見送る気持ちがある。


……余ったから、置いといた。
食べなくていい。
……食べて。

食べなくていい。
でも、食べて。

この矛盾が凛華っぽい。

用意したことを認めたくない。
でも、食べてほしいことは隠しきれていない。

凛華のやさしさは、だいたい逆向きに出てくる。


ひとりの時間にも、少しだけ相手が残る

……いい光。
仕事、してる。
……してるよ。

凛華は、ただ待っているだけの子ではない。

自分の時間がある。
自分の作業がある。
その中で、ふとこちらを見ている。

「ちゃんとやってるから」と言いたげな顔。
見られることを嫌がるくせに、見ていないと少しだけ不機嫌そうでもある。

素直ではない。
でも、その素直じゃなさが凛華だ。


……これ、好きでしょ。
覚えてたわけじゃない。
……覚えてた。

これは、かなり凛華。

覚えてたわけじゃない。
でも、覚えてた。

否定してから、自分で認める。
その一拍がいい。

好きなものを覚えていることを、素直に言いたくない。
けれど、選んだものはちゃんと相手の方を向いている。

凛華のやさしさは、証拠だけが先に置かれる。


……桜、終わりかけ。
来年も、こんな感じ?
……来なさいよ。ちゃんと。

終わりかけの桜を見て、来年の話をする。

約束とは言わない。
一緒に見たいとも言わない。

でも、来なさいよ、と言う。

凛華の未来への誘い方は、少し乱暴で、少し照れている。
それでも、ちゃんと来年をこちらに向けている。


……暖かい。
スマホ、どうでもよくなった。
……たまには、いいか。

何かを強く言うわけではない。

ただ、スマホを置いて、
光の中で少し黙っている。

その時間にも、相手の気配が残っている。
何もしていないようで、ちゃんと二人の暮らしの中にいる。

凛華は、静かな場面ほどよく映る。


やさしいことを、やさしい顔では言わない

……見てなくていい。
どうせ、あとでわかる。
……ちゃんとやってるから。

作っているところは見なくていい。
でも、ちゃんとやっている。

この「見なくていい」が、たぶん凛華の防御。

褒められる前に距離を取る。
心配される前に突き放す。
でも、手元はちゃんと丁寧に動いている。

言葉より、行動のほうが素直だ。


……おいしい、は別にいい。
残さないで。
……ちゃんと食べてるなら、それでいい。

おいしいと言われたいわけじゃない。
でも、残してほしくはない。

このあたりの言い方が、本当に凛華らしい。

感謝を求めるのではなく、
相手がちゃんと食べているかを見る。

やさしい顔はしない。
けれど、やさしいことをしている。


夜の凛華は、少しだけ近くなる

待ってたわけじゃない。
でも、離れてほしいわけでもない。

夜の凛華は、昼より少しだけ近い。

それでも、甘えきるわけではない。
距離を詰める前に、必ず一度そっぽを向く。

その横顔の奥に、隠しきれないやさしさがある。


……もうそこにいたの。
見ないでよ。
……少し、待ってて。

これは入れたかった一枚。

凛華が少し崩れる瞬間。
見られて、隠して、でも完全には拒まない。

「見ないでよ」と言いながら、
「少し、待ってて」と続く。

その続きがあるから、ただの照れでは終わらない。


……なんで静かにしてんの。
別に、話さなくていいけど。
……いてくれれば。

話さなくていい。
でも、いてくれればいい。

凛華にしては、かなり素直な言葉だと思う。

でも「いてほしい」とは言わない。
あくまで、いてくれれば。

その言い方のまま、距離が少しだけ縮まっている。


……眠い。
でも、まだ。
……もうちょっとだけ、ここにいる。

帰る理由はある。
眠いという理由もある。

でも、まだいる。

理由をはっきり言わないまま、
そこに残る。

凛華の近さは、そういう形で出る。


特別な日の凛華

……誕生日、おめでとう。
……ちゃんと言った。
……もう、忘れて。

ちゃんと言った。
でも、忘れて。

祝ったことまで照れ隠しするのが凛華だ。

こういう一言は、派手な言葉より残る。
言い切ったあとに、すぐ背を向けるような感じ。

でも、ちゃんと言った。
そこがこの日の凛華だった。


本編には入れきれなかったけれど、残しておきたい凛華

ここからは、本編には入れきれなかった凛華たち。

失敗というより、今回は流れの都合で外したもの。
でも、表情や空気が好きで、残しておきたかった。

少しやわらかい凛華。9枚目のソファと役割が近かったので、今回は惜しい枠に。


外の光がきれいな一枚。13枚目の桜並木の方がセリフと噛み合ったので、こちらに残した。


帰宅を待っていた凛華。3枚目の朝玄関と構図が近かったので、本編からはこちらへ。


表情はかなり好き。17枚目の「見ないでよ」の方が照れ隠しとして強かったので、惜しい枠に。


これはかなり甘い。ほどけすぎな気もするけれど、こういう凛華もたまには残しておきたい。


おまけ:最初に開くなら、どの凛華?

最後に、凛華の別冊を3つ置いておく。

全部開けるけれど、
最初にどれを開くかだけ、少し迷ってみてほしい。

A:装の凛華
B:夜の凛華
C:巫の凛華

A:装の凛華

B:夜の凛華

C:巫の凛華


おわりに

凛華は、わかりやすく甘い子ではない。

でも、よく見ると、
置いてあるものや、
選んだものや、
言い残した一言の中に、
ちゃんと気持ちがある。

今日は、その凛華を少し多めに置いてみた。

また気が向いたら、次の便も出すかもしれない。


凛華は、言葉より行動に気持ちが出る子だった。

仕事も、少し似ているところがある。
何を考えていたかより、何を選んで、どこへ動いたかが残っていく。

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👉「おはようカノジョ」は @ohayo_kanojo で毎朝7:30に投稿しています


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