見出し画像

最後まで見たら、また見え方が変わるらしい。黄金の林檎と『じいさんばあさん若返る』|おはようカノジョ #158

はじめに

「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30に「いってらっしゃい」を言ってくれるXアカウント。
このnoteでは、その裏側で進めている生成AIを使った個人開発の記録を、毎日書いている。

今日は開発の話ではなく、ひとつの作品と、ひとつのイラストの見え方が変わっていった話を書きたい。

きっかけは、noteで仲良くしてもらっているミナトさんの記事だった。
そこで紹介されていたアニメを見て、最初に見ていたイラストの意味が変わっていった。


きっかけは、ミナトさんの記事だった

きっかけは、ミナトさんの「神話・天使シリーズ」の一本だった。

北欧神話の女神イズン。
青春と春を司り、神々に永遠の若さをもたらす黄金の林檎を管理している。
木漏れ日の中に立つ、汐ちゃんのイラスト。

最初に見たときは、木漏れ日のやわらかさと、黄金の林檎の神話らしい輝きが印象に残った。

最初は、神話を題材にした綺麗なAIイラスト記事として読んでいた。

北欧神話の神様は、ギリシャ神話と違って老いる存在らしい。
だから、若さを保つために林檎が必要になる。

その設定が少し意外で、面白かった。

そしてその記事の中で、ミナトさんが一つのアニメをおすすめしていた。

『じいさんばあさん若返る』。

タイトルが強い。
じいさんとばあさんが若返る。
説明はそれで終わっている。

でも、見てみたら終わっていなかった。
むしろ、そこからだった。


1話を見て、笑っていたら刺された

軽い気持ちで1話を見た。

最初は予想通り、ギャグだった。
ゲートボールの姿勢で笑った。
若返ったお爺さんが、孫と娘に取り合いされていた。

幸せいっぱいな空気で進んでいく。

でも、ところどころで急に深いところを触ってくる。

「大人になったら、誰も褒めてくれない」。
出会ってから10年と、夫婦としての70年。
若返った姿で見つめ合う、長い時間の重み。

笑えるのに、笑い終わる前に、何かが胸に残る。

OPの最後で、若返った二人の手にあるのが、
りんごと、夫婦の指輪だった。

そこで、つながった。

ミナトさんの記事で見た黄金の林檎が、
このアニメの中で、神話とは違う形で出てきている。

1話を見ただけで、最初に読んだ記事のイラストの見え方が、少し変わった。


ミナトさんから返ってきた言葉

1話を見たあと、ミナトさんの記事にコメントを書いた。

アニメを見て印象に残ったこと。
そして、もう一度ミナトさんのイラストを見たら、
黄金の林檎の見え方が変わって、目頭が熱くなったということ。

そんなコメントを書いたら、ミナトさんが返信をくれた。

このアニメ最後まで見たあとでもきっと見え方変わって来ますよ

その一言が、妙に残っている。

1話で変わったのに、まだ変わるのか。
最後まで見たら、自分の中で何が動くのか。

そこから、続きが気になって見始めた。


9話まで見て、若返りより、積み重ねた時間が見えてきた

今は9話まで見た。

最初は「若返った老夫婦のコメディ」として見ていた。
でも、見れば見るほど、若返ったことよりも、
二人がこれまで一緒に老いてきた時間のほうが強く残る。

若い姿になっても、言葉の端々に長い時間がある。
照れ方も、怒り方も、心配の仕方も、
急に始まった恋ではなく、ずっと続いてきた夫婦の距離感になっている。

若返るのは体だけで、
積み重なっているのは、ずっと前から続いている時間のほう。

そう見えてきた頃から、
ミナトさんのイラストの黄金の林檎が、また違って見え始めた。

最初は「若さを与える神話の果実」に見えていた。
1話のあとは「若返るための象徴」に見えた。
9話まで見た今は、
長く一緒に生きてきた時間を、もう一度やさしく照らすものに見える。

同じ一枚の絵が、見るたびに違うものを返してくる。


おはようカノジョで描きたい「時間」

若さをくれる果実ではなく、積み重ねた時間を照らすものに見えてきた。

黄金の林檎の見え方が変わっていく中で、
自分が『おはようカノジョ』で描きたいもののことも考えていた。

『おはようカノジョ』で描いているのは、朝の一瞬だ。
玄関での「いってらっしゃい」。
そこに込められた、毎日のひとこと。

でも本当に描きたいのは、
その一瞬だけで完結する可愛さではなく、
その前後にある暮らしの気配なのかもしれない、と最近思う。

最近、彼氏を送り出したあとの彼女の昼間を描く「二人の暮らしを紡ぐ」というタイムラインも始めた。
見送りの外側にある、散歩道、カフェ、雑貨屋、夕方の買い物。
そこに流れる時間を、少しずつ積み上げていく試み。

斎藤夫妻を見ていると、
そういう「関係性の時間」を、もっと丁寧に描きたくなる。

今日だけの言葉ではなくて、
昨日までの積み重ねがあるから出てくる言葉。

そういう温度を、彼女たちにも持たせたい。


おわりに

まだ最後までは見ていない。

でも、1話を見たあとに変わった黄金の林檎の見え方は、
9話まで見た今、また少し違って見えている。

そしてミナトさんは、
最後まで見たあとでも、きっと見え方が変わると言っていた。

あと少し。

その言葉の意味を確かめるのが、
今、少し楽しみになっている。

ミナトさん、教えてくれてありがとう。


関連記事


日和の一言

同じ絵が、見るたびに違って見える日ってありますよね。
今日は、その余韻を少しだけ持って帰りましょう。

PR:Green

今回の記事は、アニメの感想から始まって、気づけば「おはようカノジョ」で描きたい時間の話になっていた。

こういう寄り道みたいな思考も、個人開発やものづくりにはけっこう大事だと思っている。

何かを見て、少し引っかかる。
それを自分の作っているものに持ち帰る。
そこで、次に作りたいものの輪郭が少しだけ変わる。

仕事でも、そういう「今の自分の関心」と「次にやってみたいこと」がつながる場所はあると思う。

Greenは、IT・Web業界の求人に強い転職サービス。
エンジニア、デザイナー、プロダクト職など、ものづくりに関わる仕事を探しやすい。

すぐに転職するつもりがなくても、
今どんな仕事があり、どんなスキルが求められているのかを眺めるだけでも、
自分の現在地を見直すきっかけになる。

今の仕事の延長に何があるのか。
自分の作っているものは、どんな場所につながっていくのか。

そんなことを考える入口として、Greenをのぞいてみるのもありだと思う。


👉「おはようカノジョ」は  @ohayo_kanojo  で毎朝7:30に投稿しています


#アニメ感想文 #最近の学び #生成AI #AIイラスト #AI画像生成 #個人開発 #ChatGPT #エッセイ #日常 #創作 #気づき #学び #記録 #感想 #アニメ #文章 #ありがとう #じいさんばあさん若返る #黄金の林檎 #おはようカノジョ #夫婦の時間 #関係性の時間 #AIイラストアイラ #ChatGPTCreativeClub

いいなと思ったら応援しよう!