【不動産購入】家を買う前に知っておくべき大前提
家を買う前に知っておくべき大前提
家を購入するという決断は、人生の中でも大きなできごとの一つです。
多くの方にとって、住宅購入は一生に一度あるかないかの大きな買い物です。
だからこそ、家を探すときにはいくつか大切にしてほしい考え方があります。
不動産業界で13年、約1000件以上の取引に携わってきた経験の中で感じている
「当たり前ですが、家を買う前に知っておくべき大前提」について書いてみたいと思います。
家を買うことが目的になってはいけない
まず一番大切なことがあります。
それは
「家を買うことが目的になってしまわないこと」
です。
家を探していると、いつの間にか
「家を買うこと」そのものが目的になってしまう方が多くいらっしゃいます。
ですが、本来の目的はそこではありません。
家を購入する理由は人それぞれです。
例えば
・子どもの進学のため
・家族が安心して暮らすため
・自分たちの生活をより良くするため
など、様々な理由があると思います。
ところが中には
「周りが家を建て始めたから自分もそろそろ」
「子供ができたら家は買うべき・・・」
という理由で家探しを始める方もいらっしゃいます。
しかし不動産は、決して安い買い物ではありません。
だからこそまず考えてほしいのは
誰のために、何のために家を買うのか
ということです。
この目的がはっきりしていると、
家探しの判断もしやすくなります。
家を探していると必ず不安になる
家を探していると、多くの方が不安を感じます。
「本当にこの家でいいのだろうか」
「こんなに早く決めて大丈夫だろうか」
「もっと考えた方がいいのではないか」
こういった気持ちになる方はとても多いです。
ただ、最初の
「家を買う目的」
が明確であれば、その不安に振り回されることも少なくなります。
完璧な家はなかなか見つからない
家探しをしていると
・立地
・価格
・広さ
・間取り
・築年数
・設備
など、さまざまな条件を考えることになります。
すべてが理想通りの家が見つかれば良いのですが、
実際にはなかなかそうはいきません。
だからこそ大切なのは
何を一番優先するのか
を決めることです。
私が一番大切だと思うのは立地
家を選ぶうえで、私が特に大切だと思っているのが
「立地(場所)」
です。
なぜなら、立地だけは
後から変えることができないからです。
例えば
・お風呂
・キッチン
・水回り
・内装
こういったものは、お金はかかりますが
リフォームをすれば綺麗にすることができます。
つまり、変えようと思えば変えることができます。
しかし
立地だけは変えることができません。
だからこそ、不動産を購入する際には
立地をしっかり考えることが大切だと思います。
信頼できる不動産会社とは
よく
「信頼できる不動産会社を選びましょう」
と言われます。
もちろんそれは大切なことです。
ただ実際には、不動産購入では
最初から不動産会社を選ぶことは難しいのが現実です。
なぜなら、不動産は
売却を依頼された不動産会社が
インターネットや広告に物件を掲載します。
そして多くの方は
「この物件を見たい」
という形で問い合わせをされます。
つまり
不動産会社を選ぶというより
物件から不動産会社に出会う
というケースがほとんどです。
自分の身は自分で守る
だからこそ大切なのは
自分で調べることです。
今はインターネットで多くの情報を調べることができます。
例えば
「近くにスーパーはありますか?」
「駅まで何分ですか?」
という質問をされる方もいらっしゃいます。
もちろん質問すること自体は問題ありません。
ただ、本当にしっかりされているお客様は
こういった情報を事前に自分でも調べています。
そのうえで、不動産会社に
・地域の雰囲気
・生活のしやすさ
・細かい情報
などを質問されます。
不動産会社任せにするのではなく、
自分でも調べる姿勢がとても大切です。
「一生に一度の買い物」と考えすぎない
住宅購入は「一生に一度の買い物」と言われることがあります。
確かに人生の中でも大きな買い物です。
しかし、「一生に一度だから絶対に失敗できない」と考えすぎてしまうと
なかなか決断ができなくなる方もいます。
例えば、お子さんが5歳だとします。
成人するまで約15年です。
その後は進学や就職などで
家を出ていく可能性もあります。
そう考えると、家族全員で暮らす期間は
意外と限られた時間でもあります。
将来的には
・住み替え
・売却
・賃貸
など、さまざまな選択肢もあります。
だからこそ
「必ず一生住み続ける家」
と考えすぎないことも大切だと思います。
住宅ローンは借りられる額ではなく返せる額
家を購入するとき、住宅ローンを利用される方がほとんどです。
そのときによくある質問が
「いくらまで借りられますか?」
というものです。
もちろん借りられる額を知ることも大切ですが、
本当に大事なのは
いくら借りられるかではなく
いくら無理なく返せるか
ということです。
住宅ローンは
20年〜35年
という長い期間続きます。
その間には
・子どもの教育費
・車の購入
・転職
・病気
など、さまざまなできごとが起こる可能性があります。
だからこそ
無理のない返済計画
がとても大切です。
まとめ
不動産を購入するときに大切なことは
・家を買うことを目的にしない
・誰のために、何のために家を買うのかを考える
・完璧な家を探そうとしすぎない
・立地を大切にする
・不動産会社任せにせず自分でも調べる
・住宅ローンは返せる額で考える
ということだと思います。
家は人生そのものではありませんが、
人生の時間を過ごす大切な場所です。
だからこそ焦らず、しっかり考えながら
自分や家族にとって良い住まいと出会っていただければと思います。
