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台湾旅行で一番心に残った所👉松園別館の“静寂”が教えてくれた事…戦後80年の日本統治時代の洋館にて

花蓮は、台北から東海岸を南下した場所にある街。

今回、紹介する松園別館

現在、花蓮において完全な形を残す唯一の日本統治時代の軍事施設
その太魯閣国家公園に行くバスの途中にある見どころとして、何となく行ってみたのだが、今回の旅で最も印象深い訪問場所になった。

花蓮駅から、美しい太魯閣国家公園方面を巡るバスが出ている。
(2024年の地震の影響で公園や渓谷のほとんどが立ち入り危険区域になっている。2025年8月は無料で公園ビジターセンターまで運行されていた。その先は行けなかった。)

街や海を見下ろす美しい高台にある
回廊式の二階建て洋館は…
日本軍の徴兵事務所だった。



日本人は一切見かけなかった。
というか、花蓮に滞在する日本人も少ないようで、台湾旅行は3~4日、台北中心にパパッとグルメを楽しむのが定番なんですよね…。

松園別館は、花蓮市の中心地からタクシーですぐの距離でもあるので、花蓮に滞在する予定のある人には是非、時間を作って訪れてみることをおすすめします。

今回の台湾旅行で、様々な美しい景色や美味しいものに出会ったが、最も印象深かったのはこの松園別館だったのです。旅を終えて1か月近く経ってやっとわかってきたこともある…。
ということで、ご紹介させてください。

戦後80年という節目に訪れた松園別館は、歴史と静寂が交差する特別な場所でした。


★どんな場所なの?

①その特徴と建物の特徴 


台湾に残る数少ない日本統治時代の建築で、軍事施設としての歴史を色濃く残しています。

特攻隊員が出征前に滞在し、御神酒を賜ったとされる「小木屋」や、防空壕なども現存。敗戦を知った後、切腹した軍人がいたことも記されていた。

・戦後は、27年間もの間、米軍のレクリエーション施設として使われていた。その後、廃棄、解体、ホテルの開業の建設などを経て、地元の人に救われたからこそ保存できたとのこと。2003年に正式に展示が始まり、現在は文化イベントや展覧会の場として再生されています。

展覧スペースとして再生。
戦時中の資料や映像展示があり、2階からは太平洋の眺望も楽しめる


2階の部屋の様子
地震&台風の後の再開間もないせいか展示物はまだ少なかった
(2025年8月現在)
ギフトショップがある建物
質の高い手作り品などを販売!
高台に位置する松園別館
太平洋が見える
奥の小屋が、特攻隊員が出生前にお神酒を承った場所。
園内唯一の木造建築。
終戦時に切腹を試みた軍人の記録があった


防空壕
写真引用:修学旅行ナビ

👉パンフレットの中にある文章をそのまま引用します⤵

亡くなった特攻隊のメンバーは、白い蝶の姿で母と愛する人のそばに飛んで帰り、愛する人と家を守っていたと伝えられている。もし、白い蝶を見たらこの感傷的な過去と歴史を忘れないでください。

松園別館パンフレット 日本語版より

②その名前の由来と敷地の魅力


・「松園」の名は、周囲に植えられた琉球松に由来。塩害に強く、防風林として植えられたものが今も生き続けています。

・敷地は約1.38ヘクタール。樹齢100年以上の松が31本もあり、静寂と風格を感じさせます。

大切にケアされている百年琉球松!
台風や虫害から守られ、現在31本が残る。
元は消火池だった池を広げ、芸術的な池に!
蓮の花等の植物や多くの生物が生きている。
とても素敵な庭でした。

③施設の中のカフェ



オープンエアのカフェからは素敵な庭が見える
松の葉を使ったアイス等、スイーツあり🎵

我が子はカフェオレを頼んだのですが、びっくりする大きさ~
ケーキは普通に美味しかったです。
私た食べた松の葉アイスは、爽やかな味でした~!


松の葉の効用が書いてあります!
アンチエイジングで皮膚や血管や心臓に良い感じ?


冷房はショップ内のみ!
それ以外はカフェも含めオープンエア。
池があるせいか、蚊より小さい小黒蚊(この記事で紹介)がたくさんいたので、虫よけ必須です!
(私はたくさん刺されてしまい、1か月経っても跡は消えず💦)

④アクセス

松園別館HP

住所:花蓮市松園街65號

  • 営業時間:9:00~18:00(第2火曜休館)

  • 入場料:60 元(約300円)

  • アクセス:花蓮市街中心部からタクシーで約10分、
    または太魯閣国家公園ビジターセンター行バス途中下車

花蓮火車站(左上)とある鉄道駅まわりも栄えているが、
ホテルは東大門夜市の近くにした。
松園別館を含め、タクシーですぐ行ける距離です!
引用:Google map

★紹介しているサイト2つ⤵


①台湾政府のサイト

②台湾修学旅行ナビ←(学びのある旅を求める人におススメ)

★戦後80年の年に偶然訪れて…

太平洋に隣接した高台に建つ松園別館。

現在も多くの人の思いを集めながら大切にケアされていることが、嬉しかった。ひとえに、この施設の文化的な価値だけでなく、平和を祈る人々の気持ちがあったからこそだと思います。

花蓮市を襲った2024年4月の大地震と7月の台風でで、この施設も被害を受けたと聞きました。特に、樹齢100年を超える琉球松がダメージがあったようです。2024年9月から一時休館していたようですが、再び開放されて訪れることが出来てよかったです。

地元の行政と民間の人が協力して復旧を目指したと読みました。台湾の人がこの施設を大事にし続けてくれたこと、本当に感謝です。

悲しい過去を持つ血なまぐさい場所であったはずなのに、独特の静けさがありました。優しさにも近いような静けさを感じる建物で、それは、台湾の人々が長い間、この施設を大切に保存してきてくださったお陰なのではないかと思います。
(日本統治以前にもこの場所は、台湾先住民族クバラン族が清群と衝突し、犠牲者が多く出た戦いの場所であったようです。)

  🌎   🌎   🌎   🌎   🌎

今も世界が全然平和ではないことが悲しいし、申し訳ない。平和を思いながら、自分自身や家族や友人の大切な命を犠牲にした人々の想いを無駄にしたくないのに…。
我が子が、あの場で特攻隊員になっていたかもしれないと想像するだけで、平静ではいられませんでした。あの美しい場所から、飛び立ったことを思うだけで胸がつぶれるようでした。

親子で台湾を旅行できる時代に生きていることを、存分に楽しみ味わいたい。でも、それだけでなく少しだけでもどうにか平和な世界になるように努力したい。強い祈りに似た思いでこの記事を終わります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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鳥見はつみょん💛


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