TOEIC禁止事項を破るとどうなる?公式が示す7段階の措置と「過去のスコアも無効」の重さ
TOEIC禁止事項の話をするとき、私はいつも同じ一文を読み上げます。
スコア(過去分すべてを含む)の無効化
これは私の解釈ではなく、IIBCの公式ページにそのまま書かれている措置です。その日のスコアだけではありません。これまで積み上げてきたスコアが全部消える可能性がある、と公式が明記しています。
TOEIC禁止事項は「注意されるだけでしょ」と軽く見られがちですが、公式が用意している措置は7段階あり、いちばん重いところには警察への相談・通報まで含まれています。
私はTOEIC専門の講師として、受験のルール面も含めて相談を受けています。この記事では、TOEIC禁止事項とその措置について、公式が実際に書いている内容だけを、2026年9月5日に公式ページを直接開いて確認した形で整理します。
TOEIC禁止事項を破ったときの措置は7段階あります
まず結論から入ります。
TOEIC禁止事項に対する措置の一覧
公式が挙げている対応を、軽い順に整理します。

TOEIC禁止事項でスコアが無効になると企業・学校にも通知されます
ここがいちばん重い部分です。公式の記述はこうです。
スコアを無効とした場合、企業・学校等からの照会に対して、無効である旨とその理由を通知いたします。
- 履歴書に書いたスコアが照会される場面が想定されています
- 「無効になった」だけでなく理由まで通知されると書かれています
私は指導の場で、TOEIC禁止事項のこの一行だけは必ず声に出して読んでもらっています。リスクの大きさが、他の受験ルールと桁違いだからです。
TOEIC禁止事項は受験資格そのものを失う可能性があります
「受験資格の剥奪」は、次回以降の受験ができなくなることを意味します。スコアが必要な就職・昇進・進学の予定がある人にとっては、その予定が丸ごと崩れます。
TOEIC禁止事項のうち、機器に関するものが最も多いです
現在の禁止事項は、機器の進化に合わせて広がっています。
TOEIC禁止事項の対象になる機器
公式が名指ししているものです。
- スマートウォッチ
- スマートグラス
- AIグラス
- その他、通信機能が搭載された機器
公式は「通信機能が搭載された機器」を包括的に禁止しており、腕時計型・眼鏡型も対象に含めています。
TOEIC禁止事項は「使っていなくても」成立します
見落とされがちな点です。公式は次を禁止事項として挙げています。
- 電子機器の使用
- 電源を切らずにいること
- アラーム音を鳴らすこと
つまり、カバンの中で電源が入ったままなら、それだけで禁止事項に触れます。 「使っていないから大丈夫」は通りません。

会場に着いたらまず電源を落とす。マナーモードではなく電源オフです。ここは毎回、受講生に念を押しています。
TOEIC禁止事項では補聴器の扱いだけ別に定められています
公式は、補聴器の使用のみの場合は事前の依頼が不要で、試験当日に受付で試験官へ申し出て現物を確認してもらう形と案内しています。ただし通信機能のある機器については別途注意書きがあります。
TOEIC禁止事項には問題の取り扱いに関するものもあります
試験が終わったあとにも、TOEIC禁止事項は続きます。
TOEIC禁止事項に含まれる問題の取り扱い
公式が挙げているものです。
- 問題用紙・解答用紙の撮影、録画、録音、複写、通信
- 問題用紙・解答用紙の持ち出し
- 試験の前後に問題を見る/解答する
- 再現問題を第三者が閲覧可能な状態に置くこと
- 不正受験、およびその関与
- 試験の妨害行為
- なりすまし
- 援助の授受、カンニング
TOEIC禁止事項は「試験後のSNS投稿」にも及びます
「再現問題を第三者が閲覧可能な状態に置くこと」という記述は、SNSやブログへの投稿が対象に入ることを意味します。

感想と再現は違います。ここを混同して、悪気なく投稿してしまう人がいます。
TOEIC禁止事項には書き込みの制限もあります
公式は、問題用紙への書き込みと、所定の欄以外への書き込みを禁止事項として挙げています。問題用紙にメモを取る癖がある人は、模試の段階からその癖を外しておく必要があります。
また、リスニング中にリーディングの問題を見ること、リーディング中にリスニングの問題を見ることも、それぞれ禁止事項に含まれています。
TOEIC禁止事項についてよくある質問
現場で実際に受ける質問だけを並べます。
TOEIC禁止事項に、飲み物の持ち込みは含まれますか
含まれません。公式は、試験教室内での食事(ガム・飴を含む)は認めていない一方で、キャップや蓋つきのペットボトル・マイボトルによる水分補給は、試験中も含めて可能と明記しています。
TOEIC禁止事項で、腕時計まで禁止されるのですか
通信機能のない普通の腕時計は使えます。禁止されているのは通信機能が搭載された機器です。公式は、置時計やスマートウォッチなどは時計として使用できないとし、試験中に時刻のアナウンスはないと書いています。通信機能のない腕時計を持参してください。
TOEIC禁止事項を破った場合、当日に必ず気づきますか
いいえ。公式が挙げている措置には「テストの採点をしない」「スコアの無効化」が含まれており、これらは当日その場ではなく後日の判断になり得ます。その場で注意されなかった=問題なかった、とは限りません。
TOEIC禁止事項は、部屋の温度についても定めていますか
公式は、試験教室の温度についてはご要望に沿えない場合があると明記しています。禁止事項ではありませんが、羽織るものを自分で用意しておく前提になります。
TOEIC禁止事項に触れた場合、受験料は戻りますか
公式は、一度納入された受験料は返金しないと明記しています。試験途中での退場となった場合も同じです。
TOEIC禁止事項についてこの記事で確認できたことをまとめます
事実だけを並べ直します。
TOEIC禁止事項について、公式の記述から分かったこと
3行にまとめます。
- 措置は7段階。最も重いところにスコアの無効化(過去分すべて)と警察への通報がある
- 電源を切らずにいること自体が禁止事項。使っていなくても該当する
- 試験後の再現問題の投稿も禁止事項に含まれる
TOEIC禁止事項について、今日やるべきこと
1つだけです。
試験前日の持ち物確認のときに、「電源を切る機器」を声に出して数えてください。
スマホ、スマートウォッチ、イヤホン、タブレット。着けたまま入ってしまうのはスマートウォッチが圧倒的に多い、というのが私が見てきた傾向です。
TOEIC禁止事項と一緒に読まれている記事
同じアカウントで書いている、続きになる記事です。
- TOEIC当日の流れを分単位で。公式が示すタイムテーブル
- TOEIC遅刻は何分までセーフなのか?公式が示す受付終了時刻
- TOEIC特別措置は誰がいつまでに申請するのか?
- TOEIC証明写真のサイズと条件は?公式が示す規格
TOEIC禁止事項について確認した公式ページの一覧
本文で使った一次情報です。
- IIBC公式:テスト中の注意事項
- IIBC公式:テスト当日のご案内
- IIBC公式:受験要領
- IIBC公式:プライオリティサポート
- IIBC公式:受験票の発送・未着
- IIBC公式:テスト申込
- IIBC公式:テスト結果の通知
- IIBC公式:テストの形式と構成
- IIBC公式:TOEIC Listening & Reading Test
- IIBC公式:よくあるご質問&お問い合わせ
TOEIC禁止事項について確認した日
- 2026年9月5日に、上記の公式ページを直接取得して確認しました。
- 注意事項・措置の内容は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
TOEIC禁止事項についての免責事項
- 本記事は公式に公開されている情報と、講師としての指導経験に基づく見解をまとめたものです。
- 個別の事例に対する判断はIIBCが行います。最終的な判断は必ず公式の記載と試験官の指示に従ってください。
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