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【親のレールをはみ出す魔法】「いい子」でいなきゃ、を緩めて。思春期に必要な「無鉄砲さ」という愛おしいエネルギー

みなさん、こんにちは。
臨床心理士で、3児の母をしております、マミリア代表のレイナです。

これまで「思春期の子育て」をテーマに、さまざまな角度からお話をしてきました。
ときには、親としての関わり方にちょっぴり心が苦しくなるような、耳の痛いお話もあったかもしれません。

でも今日は、そんなママたちの肩の力をふっと抜いて、子どもたちのこれからの未来を、わくわくしながら応援できるような、そんな「背中を押すお話」をお届けできたらなと思っています。

お茶でも飲みながら、ゆったりとした気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

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### 最近の中学生を見て、感じることはありませんか?

みなさんは、最近の中学生や高校生を見ていて、どんな印象を持たれるでしょうか。

「なんだか、みんなすごくしっかりしているな」
「自分の意見をちゃんと持っていて、お利口だな」

そんな風に感じること、ありませんか?

実は、カウンセリングの現場でも、そして私自身の肌感覚としても、最近の子どもたちは本当に「地に足がついている」と感じることが多いのです。

私たちが若かった頃のような、
「なんでそんな意味のない、馬鹿げたことをやっちゃうの?」
というような、いわゆる「無鉄砲な行動」をとる子が、とても少なくなっているように見えます。

むしろ、間違ったことはしてはいけないと自分を律していたり、最初から「やってみたい」とさえ思わなかったり。
どこか、冷めているというか、大人びているお子さんが多い気がするのですね。

これには、今の時代ならではの「養育環境」が大きく関係しています。

現代の子どもたちは、幼い頃から「自分で考えて行動する」ことや、「論理的に物事を説明する」ことを求められる機会がとても多い環境で育ってきました。
心理学的な視点から見ると、脳の「人間脳」と呼ばれる、自分をコントロールしたり論理的に考えたりするエリア(前頭葉など)を、日常的にたくさん使ってきたのだろうなと思います。

だからこそ、自分で自分をコントロールするのが、本当に上手なんです。

「こんな馬鹿げたことをやったら、後で困るな」
「親や先生に迷惑がかかるから、やめておこう」

そんなふうに、自分で自分にブレーキをかけるのが得意なんですね。

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### 本当は「親のレールを壊すエネルギー」が必要な時期

でもね、臨床心理士としての視点から少しお話しさせていただくと、思春期という時期は、本来「親のレールを一度ぐしゃぐしゃに壊す」という、激しいエネルギーが動く時期でもあるのです。

「親が言うんだから、こうしなきゃ」という枠組みから一歩はみ出して、
「自分は本当はどうしたいんだろう?」
という泥臭い葛藤を経験する、大切なプロセスなんですね。

だからこそ、最近の「お利口で、波風を立てない子どもたち」を見ていると、心の中でこんなふうに感じている子も少なくないのかな、と思います。

「あの無鉄砲で、周りをハラハラさせているあの子が、実はちょっと羨ましいな」
「自分も、もっとめちゃくちゃなことを言ってみたいけれど、言えないな」

そんな、静かな憧れや葛藤を、心の奥底(私はこれを、子どもたちの『豊かな世界』と呼んでいます)に隠し持っていることもあるのです。

今の子どもたちは本当に賢いので、親に何かを提案するときも、
「どう言えば親が納得してくれるか」
を事前に入念に下準備して、まるで会社での素敵なプレゼンテーションのように、論理的に「やりたいこと」を伝えてきたりします。

だから、親子の大きな衝突は避けられるかもしれません。
でも、心の底から湧き上がる「やりたい!」という衝動は、もっと非現実的で、将来の役には立ちそうもない、突飛なものであることが自然なんですよね。

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### 「うちの子は大人しすぎる…」と心配なママへ

「うちの子は進路も親の言う通りに決めたし、全然反抗期もなかったな」
「なんだか物分かりが良すぎて、逆に心配になる」

そんな風に思われるママもいらっしゃるかもしれません。
でも、どうぞ安心してくださいね。

思春期の時期に、激しいはみ出しや無鉄砲さが目立たなかったお子さんは、おそらくこの先、大学選びや、就職活動、あるいは社会に出てから、
「本当にやりたいことって何だろう?」
と立ち止まって、自分自身と向き合う、愛おしい寄り添いのタイミングがやってきます。

それは、遅れてやってきた「自分探しの季節」です。
「ああ、あの時の宿題が今、やってきたんだな」と、その時を楽しみに待ってあげるのも、親としての素敵な並走なのかな、と思います。

もし、今あなたのお子さんが、親から見て「何を考えているのかわからないような、無鉄砲なこと」を言い出しているとしたら。

それは、本当に喜んでいいことなんですよ。
親のレールを自分の力で乗り越えようとしている、健やかな成長の証なのですから。

一歩一歩、一緒に進んでいきましょうね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

#子育て #思春期 #臨床心理士レイナ #ご機嫌ママ #マミリア #親子関係 #成長のステップ #中学生ママ

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