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アメリカ人の母から教わった、クリスマスプレゼントの「本当の意味」と、誰かを想うあたたかい時間

※年末放送回の内容です

みなさん、こんにちは。  
臨床心理士で、3人の子どもを育てているマミリア代表のレイナです。  

もうすぐ、きらきらとした街の灯りとともに、クリスマスがやってきますね。  
街中がなんとなくそわそわして、子どもたちも「サンタさんに何をお願いしようかな」と目を輝かせる季節。みなさんのご家庭では、毎年どのように過ごされていますか?  

実は、私にとってクリスマスは、大人になってからも「これってどういう行事なんだろう?」と、何度も立ち止まって考える、少し特別な機会でもあります。  

今日は、そんなクリスマスの過ごし方や、私がアメリカ人の母から教わった「贈りもの」の本来の意味について、少しお話しさせてくださいね。  


### 「うちはクリスマス、やらないよ」という最初の衝撃

今でこそ、クリスマスといえば誰もがケーキを食べてプレゼントを交換する日、というイメージが定着していますが、私の最初の気づきは高校生の時に遡ります。  

当時、同級生の一人が「うちはクリスマスはやらないよ」と、とても自然に話してくれたことがありました。  

当時の私にとっては、それが新鮮な衝撃だったのですね。  
「えっ、クリスマスをやらないお家があるんだ!」と、高校生ながらに自分の世界がいかに狭かったかに気づかされました。  

そのお友達のお家はお寺だったので、言われてみれば「確かにそうだな」と納得したのですが、それと同時に、「みんなが同じように祝うわけではないんだな」ということを初めて意識するきっかけになりました。  

宗教行事としての背景があり、それぞれの家庭にそれぞれのスタイルや歴史がある。  
みんなが一斉に同じことをしなくていいんだ、と思えたことは、私にとって心がふっと軽くなる、大切な原体験でした。  


### アメリカのツリーの下にある、たくさんのプレゼントの正体

私の母はアメリカ人なので、私は日本のクリスマスと、アメリカのクリスマスの両方を肌で感じながら育ってきました。  

みなさんは、映画などでよく見る、クリスマスツリーの下にうずたかく積まれたたくさんのプレゼントを思い浮かべた時、中身は何が入っていると思いますか?  

「きっと、子どもが欲しいおもちゃが山ほど入っているんだろうな」  
そう思われる方も多いのではないでしょうか。  

でも、実はそうではないのです。  

あの中に並んでいるプレゼントの多くは、実は「1年分の下着」や「1年分の洋服」だったりします。  

おじいちゃんやおばあちゃん、親戚、そして親が、その子にとって「この1年間で必要になるだろうな」という生活必需品を、心を込めて選んで、綺麗にラッピングしてツリーの下に並べておくのですね。  

もちろん、その中に「子どもが欲しがっていたおもちゃ」も少しは含まれますが、それがメインというわけではありません。  

つまり、アメリカにおけるクリスマスプレゼントは、「子どもが欲しいものを欲しいだけもらう日」ではなく、大人が子どもを想い、「あなたのこれからの生活をみんなでサポートしているよ、応援しているよ」という気持ちを伝える日なのです。  

子どもたちは、ツリーの下の山のようなプレゼントを開けながら、自分の生活が多くの大人たちの愛によって支えられていることを、肌で感じていきます。  
だからこそ、たとえ自分の欲しかったゲームやおもちゃが入っていなくても、子どもたちは「ありがとう」と、もらうことへの深い感謝を味わうことができるのですね。  


### 「誰かを想うこと」がクリスマスの真ん中にある

キリストの誕生を祝い、教会に行って静かにお祈りを捧げ、家族で1年の恵みと感謝を分かち合う。  
それが、アメリカで私が見てきた、とてもあたたかくて素朴なクリスマスの風景でした。  

日本では、どうしても「クリスマス=子どもに欲しいおもちゃを買い与える日」というイメージが強くなりがちかもしれません。  
もちろん、子どもの喜ぶ顔が見たいという親御さんの気持ちは、とても愛おしくて素晴らしいものです。  

でも、もし「高価なものを買わなきゃいけないのかな」と義務感に駆られていたり、子どもたちの「あれも欲しい、これも欲しい」という要求にヘトヘトになってしまっているママがいたら、少し立ち止まって、クリスマスの真ん中にある「誰かを想う温かい気持ち」に目を向けてみてほしいなと思います。  

「あなたが元気に育ってくれて嬉しいよ」  
「あなたの毎日の暮らしを、みんなで応援しているよ」  

そんな親のあたたかい眼差しやメッセージこそが、子どもたちの心の一番深いところに届く、最高のプレゼントになるのではないかな、と感じています。  

今年のクリスマスは、豪華な飾り付けやプレゼントの大きさはいったん脇に置いて、家族でお互いを思いやる、静かで優しい時間を過ごしてみませんか?  

みなさんのご家庭のクリスマスが、あたたかい光に包まれたものになりますように。

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