勤労感謝の日
【勤労感謝の日と旧新嘗祭】
11/23は勤労感謝の日です。
この日は旧新甞祭となり、旧暦では宮中祭事であり収穫された新米を御柱に奉納し、賜わりものとして天皇が自ら口に含む祭事でした。
そして新嘗祭が終わった後に、新米が流通させていた訳です。
村社の祭事に参加した氏子さんにも、御柱からのお裾分けの生米がその場で下賜され口に含んでましたね。
しかし戦後になると、祭日から国家神道の色を払拭する形となり、現在の勤労感謝の日と制定された訳です。
【収穫感謝祭とサンクスビギニング・ディ】
また、私の母校のような日本基督教団所属団体でも、11月の第3もしくは第4日曜日にアメリカ合州国由来の収穫感謝祭が執り行われ、同じように収穫物を神に捧げる礼拝が執り行われますね。
この収穫感謝祭は、アメリカではサンクスビギニング・ディと呼ばれ、アメリカに流刑されたイギリスのピルグリム・ファーザー(ピューリタン)達が、初めての収穫を祝ったのが始まりとされてます。
そしてサンクスビギニング・ディの翌日が本来のブラックフライデーなんですが、日本では妙なセール日扱いになるのが何とも…最もアメリカでもクリスマスセールの前哨戦になるんですがね。
いずれにしても晩秋期に収穫された作物を、初冬期に神に捧げるという感覚を日本と北米で共有しているのは面白いかな。
【まとめと余談】
そして現代で勤労感謝の日になりましたが「生業で稼いだ食い扶持に感謝する日」位の感覚で宜しいかと。
余談ながら私が在学中、母校でも平日ですが収穫感謝祭が執り行われてまして、学園農場で栽培したサツマイモを礼拝の後に料理して食してまして、私が副部長をしていた生徒会労作部は農場管理をしていたので、この時期は忙しかった記憶が有ります。
母校は生徒比率が6:4くらいで女子が多く、労作部も女子4名男子3名で部長が女子でしたので、力仕事は私達が担当してた感じ。
サツマイモの料理も男子は焼き芋ばかりなのに、女子はスィートポテトみたいに凝るんですよね。
とまあ青春時代のサツマイモみたいな甘い思い出です。
