子どもの頃のささやかな夢
買ってもらえなかったもの、食べさせてもらえなかったもの、たくさん欲しかったもの、、、。
アナタには子供の頃、”大人になったら叶えたい”と思った「ささやかな夢」を持っていただろうか。そして今はそれを叶えることができただろうか。
先日ふと自分の子供時代の「ささやかな夢」を思い出す瞬間があった。
それは日本にいる大学時代の親友から少し早めの誕生日ギフトが届いた日だった。彼女の心遣いを端々に感じる物ばかりであったが、その中でも懐かしい気持ちにさせてくれたのが『駄菓子セット』だった。

この中でも「フェリックスのガム」と「プリンチョコ」は特に思い出深い。ガムは週末に父親とレンタルビデオ店(死語)に行くとレジでもらっていたものだった。当時、虫歯になるからと飴やガムはあまり買い与えてもらえなかったのでビデオ屋さんでもらえるジャンキーなガムが嬉しかった。
そして、平成のど真ん中で青春時代を過ごした世代としては少し珍しいかもしれないが、子供の頃は近所に通称『ばばちゃん店』という駄菓子屋があった。だからお小遣いを握りしめて駄菓子を買いに行くことがあった。
そんな筆者の幼少期のささやかな夢は「好きな駄菓子を大人買いすること」だった。その「お気に入りの駄菓子」の一つがプリンチョコだった。数百円で買える数は限られていたし、全てプリンチョコにつぎ込むわけにもいかず当時もどかしい思いをしていた記憶が薄っすらと残っている。
友人からのラインナップを見ながら、「これ好きだったなぁ」「これはあまり好きじゃなかったなぁ。今食べたらどんな風に感じるだろう」と食べる前からワクワクしてたまらなかった。
また、先日高校時代の親友とメッセージのやり取りをしていた際、ミスドのドーナツの話になった。なんでも彼女は子供の頃、Dポップの「エンゼルクリーム」が大好きでそれだけ沢山食べたいと思っていたらしい。最近彼女の家の近くのミスドでDポップ詰め放題企画なるものをやっていたらしく、彼女は長年の時を経て幼少期の「ささやかな夢」を叶えたのだ。
ここ数年、「平成レトロ」「Y2K」「平成女児/男児」といった、現在の30代前後をターゲットにした平成復刻版商品が世に溢れている。
当時欲しくても買ってもらえなかった物、コンプリートしたかった物、もしくは筆者や友人のように幼少期にたくさん食べたかったものに少し思いを馳せて、あの頃の「ささやかな夢」を是非みなさんも叶えてみてほしい。
