髪を洗っているのに、頭皮は洗えてない?美しい髪とすっきりした顔まわりをつくる頭皮ケアの基本
毎日、髪を洗っている。
シャンプーを泡立てて、髪につけて、流す。
だからきっと、頭皮もきれいになっている。
そう思っていませんか?
でも実は、
「髪を洗うこと」と「頭皮をきちんとケアすること」は、少し違います。
頭皮には皮脂や汗、古い角質、スタイリング剤などが付着します。
一方で、汚れを落とそうと強くこすりすぎたり、洗いすぎたりすることも、頭皮への負担になり得ます。
大切なのは、
しっかり落とすことと、やさしく扱うことのバランス。
そして、もうひとつ。
頭皮ケアは「洗う」だけではありません。
洗う。
ほぐす。
整える。
今日は、毎日のシャンプーから始められる頭皮ケアと、1〜2分でできる“ながらマッサージ”、さらにスカルプブラシやカッサを使ったケアまで。
美容の土台としての「頭皮」に、少し目を向けてみます。
01|「髪」ではなく、「頭皮」を洗う
シャンプーというと、髪をきれいにするものというイメージが強い。
でも、まず意識したいのは頭皮。
皮脂や汗などがたまりやすい頭皮を洗い、髪は泡やすすぎの際に自然に洗浄されるくらいを基本に考えると、髪への摩擦も減らしやすくなります。
そこで、今日から意識したいのがこの5STEP。
STEP 01|洗う前にブラッシング
髪の絡まりをほどき、表面のほこりなどを軽く落とします。
STEP 02|まずは「予洗い」
いきなりシャンプーをつけるのではなく、ぬるま湯で頭皮と髪をしっかり濡らす。
このひと手間を丁寧に。
STEP 03|シャンプーは頭皮を中心に
髪の毛をゴシゴシこするのではなく、頭皮を洗うイメージ。
STEP 04|爪ではなく、指の腹
力任せにこするのではなく、指の腹で頭皮をやさしく動かします。
STEP 05|すすぎまでがシャンプー
泡がなくなったから終わりではなく、頭皮に残らないよう丁寧に。
02|「洗えば洗うほどきれい」は、ちょっと違う
頭皮がベタつくと、
「もっとしっかり洗わなきゃ」
と思ってしまう。
でも、頭皮も皮膚。
必要以上にこすったり、洗浄を重ねたりすることが、いつでも正解とは限りません。
乾燥しやすい人もいれば、皮脂が多い人もいる。
髪質や頭皮の状態、季節、生活習慣によっても違います。
だから、
「毎日絶対にこうする」ではなく、自分の頭皮の状態を見ること。
それも頭皮ケアです。
もしフケやかゆみ、赤み、炎症などが続く場合は、「汚れているから」と自己判断せず、皮膚科に相談することも大切。
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03|頭皮は、顔とつながっている
頭皮をケアするときに、もうひとつ意識したいこと。
それは、
頭皮だけを切り離して考えないこと。
頭皮からこめかみ、耳まわり、首、そして顔。
顔まわりはひとつのエリアとして考えると、セルフケアの視点も少し変わります。
スマートフォンやPCを見る時間が長かった日。
無意識に歯を食いしばっていた日。
肩や首に力が入っていた日。
そんな日は、顔だけでなく、頭まわりにも少し触れてみる。
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04|小顔になりたいなら、「顔だけ」を揉まない
「顔をすっきり見せたい」
そう思ったとき、顔を直接マッサージする人は多いはず。
でも、最初に触れてほしいのが、
こめかみ・耳の上・頭頂部・後頭部。
顔そのものを強く揉むのではなく、周辺まで含めてやさしくケアしてみる。
もちろん、
頭皮をマッサージすれば骨格が変わるわけではありません。
また、マッサージだけで恒久的に顔が小さくなるというものでもありません。
ただ、顔まわりの筋肉の緊張や一時的なむくみなどによって、見え方が変わることはあります。
だからこそ、
「小顔になるために頭を揉む」のではなく、
「顔まわりを整える習慣のひとつとして頭皮にも触れる」。
このくらいの距離感がちょうどいい。
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05|まずは1分。「ながら頭皮マッサージ」
頭皮マッサージのために、わざわざ時間を作らなくても大丈夫。
おすすめは、
シャンプー中や、お風呂上がりの1分。
① こめかみ
指の腹を置いて、ゆっくり円を描く。
② 耳の上
耳の上に指を置き、頭皮を前後にやさしく動かす。
③ 頭頂部
両手の指の腹を頭皮に置き、頭皮そのものを動かすイメージ。
④ 後頭部
頭を包むように指を置き、ゆっくりほぐす。
⑤ 首すじ
最後に耳の後ろから首すじへ。
30秒〜1分程度でもOK。
大切なのは、強くすることではなく、
「気持ちいい」と感じる強さ。
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06|手でやる?ブラシを使う?
ここからは、頭皮ケアを続けやすくする「道具」の話。
頭皮ケアは、手だけでも十分できます。
でも、
「手でマッサージするのが面倒」
「シャンプーしながらケアしたい」
という人には、スカルプブラシという選択肢もあります。
たとえば、よく見かけるのが
ukaの「スカルプブラシ ケンザン」。
シリコン製の突起がついた、いわゆる“イボイボ”タイプのスカルプブラシです。
シャンプー中だけでなく、お風呂上がりのマッサージやツボ押しにも使えるよう設計されています。現在は硬さの違うタイプも展開されています。
ただし、
「硬いほど効く」わけではありません。
初めて使う人や刺激に敏感な人向けのもの、自分が心地よいと感じるものを選ぶことが大切です。
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07|スカルプブラシは、こう使う
シャンプー中に使うなら、
STEP 01
髪と頭皮をしっかり予洗い。
STEP 02
シャンプーをつけて、しっかり泡立てる。
STEP 03
ブラシを頭皮に当てる。
STEP 04
ゴシゴシ左右にこするのではなく、
フェイスラインの中央から左右へ、ジグザグに。
STEP 05
耳の上、襟足から頭頂部に向かって、ゆっくり動かす。
ポイントは、
髪をブラシでとかすのではなく、頭皮に当てて動かすこと。
そして、一か所を何度も強く刺激しないこと。
頭皮に炎症がある場合や敏感な場合は使用を控えるなど、自分の頭皮の状態を優先しましょう。
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08|もうひとつの選択肢、「カッサ」
スカルプブラシとはまた違うのが、カッサ。
プレート状の道具を使って、皮膚の上を滑らせたり、軽く刺激したりするセルフケアです。
顔用のものも多いけれど、頭皮用として使えるものもあります。
カッサを使うときも、
「痛いほど効く」
「赤くなるまでやる」
という考え方はおすすめしません。
頭皮に傷や炎症があるときは使用しない。
そして、強い力で同じ場所を何度もこすらない。
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09|カッサで頭皮をほぐすなら
おすすめは、お風呂上がりなどのリラックスタイム。
① 生え際 → 頭頂部
カッサを軽く当てて、ゆっくり上方向へ。
② 耳の上 → 頭頂部
側頭部を大きくゆっくり。
③ 後頭部
首の付け根に近い部分まで。
④ 最後に首すじ
耳の後ろから首へ。
ここでも、
「押す」より「滑らせる」。
くらいの感覚で。
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10|頭皮ケアアイテム、どう使い分ける?
寝る前にリラックスしたいときに指の腹で優しくマッサージしたり、シャンプー中にスカルプブラシで頭皮をほぐす、ながら方法もおすすめ。
ゆっくりケアをしたい日には、お風呂上がりにスキンケアと一緒にカッサで頭皮や首のリンパなどをほぐしてあげてもいいかも。
何もしないのももちろんOK
頭皮を休ませることも大切。
大切なのは、
道具を使うことではなく、頭皮に意識を向けること。
毎日ブラシを使わなければいけないわけでもありません。
「今日は手で1分」
「今日はブラシを使ってみよう」
「今日は疲れているから何もしない」
それくらい自由でいい。
美しい髪は、頭皮から。
髪がパサついたらトリートメント。
顔がむくんだらフェイスケア。
美容というと、目に見える部分に目が向きがちです。
でも、その間にある
「頭皮」
にも、もう少し目を向けてみる。
髪を洗う。
頭皮をほぐす。
顔まわりをいたわる。
たった数分のことでも、それは自分の身体に触れる時間になります。
高価な美容をすることだけが、自分を大切にすることではない。
毎日のシャンプーを少し丁寧にすること。
お風呂上がりに頭を1分ほぐすこと。
お気に入りのブラシやカッサを使って、ゆっくり呼吸すること。
そんな小さな習慣も、きっと美容の一部。
美しさは、見えているところだけでつくられるものじゃない。
その土台にあるものを知ることから。
今日のシャンプーを、
「髪を洗うだけの時間」から、
「自分を整える時間」へ。
— Heoré Journal
