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経済を学ぶ!キオクシア社員「10億り人」1人当たり10億円の株価

この記事はnoteマネーにピックアップされました

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キオクシア社員「10億り人」600人

日経新聞の読み方!キオクシア社員「10億り人」600人にストックオプション効果」の報道が踊っています。
 
それを見て、あの成長力では、やっぱりだよねと、驚くと同時に羨ましくもありました。
 
キオクシアホールディングスのその報道は、インパクトがあって、
 
「1人あたり10億円超の含み益が、一挙に600人の社員に」と言うパワーワードには、驚きと同時に「もし自分がその場にいたら…」と羨ましくなってしまう気持ちです。

キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)が歩んできた道のりと、今回の歴史的なストックオプション(SO)効果について、改めてその凄さを振り返ってみます。

1. 「全員で勝つ」を選んだ外資ファンドの異例の賭け

通常、こうした巨額のストックオプションは、経営陣や一部のトップ役員だけに配られるのが、日本の大企業の「常識」でした。

しかし、2018年に東芝から分社化され、米ベインキャピタルなどのファンドに買収された際、彼らは部長・課長クラスの一般社員にまで広くSOを付与しました。

公開資料によると、付与人数はおよそ600人で、ほとんどが従業員を対象としている。

執行価格は、1,667円~2,600円。2024年に東証に上場した際の公募価格は1.455円でした。

それが今の株価は、8万~9万円台で推移しています。

既に一部が行使されているが、当初付与された700万株を、6月22日に付けた年初来高値(112,700円)を基に計算すると、約7,900億円の価値を持つ。

7,780億円が含み益になり、約600人は税前で未実現ながらも、1人当たり10億円超の価値を手にする、歴史的な現象が起きています。

「会社の価値を上げるのは、現場を支えるミドルマネジメント(部課長)の技術と熱量だ」と言うファンド側の明確なインセンティブ設計があったわけですが、これが最高の形で実を結んだことになります。


2. 暗黒期を耐え抜いたからこその「大逆転劇」

キオクシアのこれまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

市況の悪化で巨額の赤字を出し、一時は他社との統合破談などが報じられるなど、「本当に大丈夫か?」と囁かれた時期も長くありました。

しかし、現場の社員の方々はメモリの技術革新の手を止めず、耐え忍んできました。

そこへ近年の爆発的なAIブームと生成AI需要が直撃し、同社のNAND型フラッシュメモリの価値が急騰。

上場を経て、今や時価総額で日本市場のトップを争うまでの超巨大企業へ化けました。

あの成長力と底力は、まさに現場の執念がもたらしたものと言えます。

労働者であり、同時に資本家になるということ

かつて日本のサラリーマンは「働いた分の給料をもらう」のが当たり前で、会社の成長による果実(株価上昇)を得るのは遠い投資家の世界の話でした。

しかし今回のキオクシアの件は、

~「優れた技術を持つ社員が、自社の資本(株)を持つことで、会社の成長をダイレクトに個人の富として受け取れる」~と言う、

新しい時代の働き方、夢のある景色を日本社会に見せてくれた気がします。

羨ましいと思う反面、それだけのプレッシャーと、荒波を乗り越えて日本の半導体技術を守り抜いた「現場への最高のボーナス」だと思うと、なんだか痛快でもあります。

【免責事項】

本記事は筆者個人の調査・分析に基づく見解をまとめたものであり、特定の金融商品や銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。

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