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経済を学ぶ!番外編❸/ウォーレン・バフェットのエピソードと名言


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ウォーレン・バフェットの生涯には、彼の投資哲学を体現するようなドラマチックな株購入のエピソードがいくつもあります。

また、彼の言葉はどれもシンプルでありながら、本質を突いた名言です。

そんな彼の人となりがよく分かるエピソードと、投資の格言を厳選してご紹介します。


1. 株購入にまつわる3つの有名エピソード

① 11歳での初投資と「最初の教訓」

バフェットが初めて株を買ったのは、なんと11歳の時(1942年)でした。

エピソード
姉のドリスと一緒に「シティ・サービス」という会社の優先株を1株38ドルで3株ずつ購入しました。

しかし、購入直後に株価は27ドルまで暴落。バフェットは恐怖を感じながらも耐え、株価が40ドルまで戻したところで「利益が出た!」とすぐに売却してしまいました。

結末と教訓
わずかな利益に喜んだのも束の間、その株はその後まもなく200ドルまで暴騰しました。

彼はこの経験から、「目先の小さな利益に飛びつかず、良い企業は辛抱強く長期保有しなければならない」と言う、生涯の基盤となる教訓を学びます。
 
② コカ・コーラ株の大量買い(1988年)

バフェットの最も成功した投資の一つが「コカ・コーラ」です。

エピソード
バフェット自身、大のコカ・コーラ(特にチェリーコーク)好きとして知られていますが、投資をしたのは50代後半になってからでした。

1987年に米国を襲った大暴落「ブラックマンデー」の翌年、彼はバークシャー・ハサウェイの資産の約4分の1を投じてコカ・コーラ株を買い集めました。

なぜ買ったのか?
当時、コーラは世界中でシェアを拡大しており、バフェットは「世界中の人が明日も、10年後もこの味を求め続ける。

このブランド(経済の堀)は絶対に崩れない」と確信していました。

この投資はその後、数十倍の価値になり、毎年莫大な配当金をバークシャーにもたらし続けています。

③ 日本の5大商社への投資(2020年〜)

日本の投資家にとって最も記憶に新しいのが、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅、伊藤忠商事の「5大商社」への投資です。

エピソード
2020年8月、バフェットはこれら5社の株をそれぞれ5%超取得したと突如発表しました(その後、保有比率はさらに引き上げられています)。

当時、日本の商社株は割安(バリュー株)として放置されていましたが、バフェットは、彼らの多角的なビジネスモデルと、しっかりとした配当を評価しました。

世界への影響
「バフェットが日本株を買った」と言うニュースは世界中の投資家に衝撃を与え、その後の日本株全体の歴史的な株高(2024年の最高値更新など)を牽引する大きな呼び水となりました。

2. 心に刻みたい「株の名言」

バフェットの名言は、市場がパニックに陥っている時や、自分が投資で迷った時に大きな指針を与えてくれます。

「10年間株を保有するつもりがなければ、10分間でもその株を持つべきではない」

~ 短期的な値動きで儲けようとするのではなく、企業の長期的なパートナーになる覚悟で買いなさい、と言う意味です。

「投資のルールその1:絶対に損をしないこと。ルールその2:ルールその1を絶対に忘れないこと」

~ リスク管理の徹底を説いた最も有名な言葉です。大儲けを狙うよりも、致命的な失敗を避けることの方が遥かに重要です。

「価格とは、あなたが支払うもの。価値とは、あなたが得るものだ」

~株価(価格)が高かろうが安かろうが、その企業が将来生み出す利益や強み(価値)が見合っていなければ意味がない、と言うバリュー投資の真髄です。

「潮が引いて初めて、誰が裸で泳いでいたかが分かる」

~ 好景気の時は誰もが儲かって優秀に見えますが、不景気や大暴落(引き潮)が来た時に、まともな投資をしていなかった人(裸の人)が浮き彫りになる、という警鐘です。

「リスクとは、自分が何をやっているか分からないことから生じる」

~周りの噂やブームに乗っかって、中身を理解していないものに投資することこそが最大のギャンブルである、と伝えています。

バフェットのエピソードや名言に共通しているのは、常に「企業の現実のビジネスを見つめ、市場のノイズ(雑音)に惑わされない」という強い一貫性です。

【免責事項】

本記事は筆者個人の調査・分析に基づく見解をまとめたものであり、特定の金融商品や銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。

株式投資をはじめとする金融商品の取引には、価格変動リスク、為替リスク、業績変動リスクなどが伴い、投資元本を割り込む可能性があります。

記事中の情報については、執筆時点で信頼できると考えられる資料を基に作成していますが、その正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。

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