UNISON SQUARE GARDENは突然に~Why are you going on hiatus?~
UNISON SQUARE GARDENがドラム脱退に伴う活動休止を発表しました。
いつもUNISON SQUARE GARDENを応援してくださる皆様へ
— USGinfo (@USGinfo) April 27, 2026
大切なお知らせがございます。https://t.co/DmkcPuyqYd
嬉しくないお知らせだと思うので覚悟してから読んでネン pic.twitter.com/Z3gxOGP1TU
— 鈴木貴雄(UNISON SQUARE GARDEN dr.) (@SUZUK1TAKAO) April 27, 2026
率直な感情
さて、ユニゾン活動休止に伴って今現在の私自身の感情はというと、意外と落ち着いております。
それぞれのソロ活動が活発になっていたのと、20th記念アルバム「SUB MACHINE, BEST MACHINE」で覚えた違和感。らしくない田淵の行動・発言を鑑みて、完全に後出しでズルい回答にはなってしまうのですが、何となくこうなるような気がしていたとどこかで思っていたかもしれません。
公式の紙面では田淵VS鈴木の図式で語られているのですが、斎藤もちょっと集中しきれていなかったのではないか、と「SUB MACHINE, BEST MACHINE」で感じていたんですよね。TenTwentyのほうがボーカルがノってないか?と。
それがバンドの不和から来ていたのかは私どもには計りしれませんが、活動休止と聞いて真っ先に思い至る程度には違和感でした。
しかし、ユニゾンは多産でした。絶え間なく音源を発表し続けて20年間で21枚のシングル、9枚のフルアルバムを残してくれました。
私が一番聴いていた時期は「Populus Populus」「CIDER ROAD」辺りですが、正直近年は精神状態も相俟ってちょっと聴き込めていない音源も正直あったんですよ。これを期に改めて新しめのアルバムを履修してみるのも楽しみというものです。
アニメタイアップは聴いてたんですがそれ以外がね。特にシングルのカップリングはサブスクで解禁されていないので聴いていないのですよ。まだまだ味がするユニゾン行脚。活動休止だからって聴くことなんてやめません。これまで楽しませてくれた音楽を、より一層聴き込むきっかけだと私は捉えています。
勿論勿体ないなと思うことはありますよ。
チャートアクションは確実に右肩上がりで、最新アルバムでついにオリコン一位を記録しております。着実にステップアップしている稀有なバンドではないでしょうか。
しかもメインソングライターの田淵は他業種への楽曲提供を絶やさずにこの戦歴です。多岐にわたる活動で消耗することなく、相乗して楽曲を生み出していく天才。
天才と言えばギターを弾きながらこんな難解なメロディと歌詞を乗りこなす斎藤も天才。様々な曲調を彩る鈴木も天才。もう天才しかいない奇跡のスリーピースバンドですよ。
個人的な感情を抜きにして、あくまで世間一般の印象だけで言うと、ソングライターとボーカルさえ残っていればバンドの持つ特色というのは保たれます。解散ではなく鈴木が脱退して活動休止という結果がまたそれを事実として表しているのでしょう。
限りなく解散に近い活動休止とも言えますが、これまで修復不可能と言われていたバンドが復活してきた歴史を見てると、またこの三人が集まる未来はないとは言えません。一縷の望みを持つも良し、絶望に打ちひしがれるのも自由ですが、私はどんな形であれ活動再開される日を待ちたいと思っております。
あのELLEGARDENだって復活したのです。フェイドアウトしたと思っていたLAST ALLIANCEだって十数年ぶりに先月フルアルバムをリリースしました。希望を捨てるには早いと思いませんか?解散じゃないんだからまだ希望を残してくれているのです。
この記事になんのMVを張ろうかと過去MVを漁ってたんですがどれも良すぎて選びきれないなぁと思いながら、私はこの事実を噛みしめたいと思います。
かくしてまたストーリーは始まる
やあ また会えたね こんばんは
とかいってひょっこりと集まってくれる未来を祈っております。
UNISON SQUARE GARDENの魅力
やはり個人的には個性的すぎる歌詞の表現が気に入っております。
一度では把握しきれない難解なメロディに乗る情報過多な様々な語彙で彩られた摩訶不思議な歌詞たち。よく斎藤さんこれを暗記してライブで歌えるなぁと感心しきるほどです。しかもギター弾きながら。もはや超人ですよ。
スリーピースだからこそ音の隙間を縫うようなドラミングも魅力の一つ。
こんなにポップなバンドなのにロックバンド足らしめてるのは鈴木のドラミングだと思います。変幻自在、曲ごとに色を変えるリズム形成は唯一無二の個性でしょう。
そのすべての基盤を作り出すのが田淵の作曲能力。ユニゾン以外でも一回聴いて「田淵の曲だ」と誰もに思い至らせるほどの個性的なメロディセンス。
ほんと奇跡的なバランスで成り立っていたバンドだと思いますよ。
現状、一番好きな曲は?と訊かれれば『マスターボリューム』を挙げています。カラオケで歌ってて気持ちがいいのですよ。まだ粗削りな斎藤のボーカルが今では新鮮なロックナンバーではないでしょうか。
その他よくカラオケで歌うのは『kid, I like quartet』や『CAPACITY超える』『over driver』辺り。この辺りの曲は比較的歌いやすいんですよね。
初期曲では『スノウリバース』『スノウアンサー』辺りもかなりのお気に入りです。
出逢いの曲は『リニアブルーを聴きながら』。コンビニバイト時代に店内で流れていてハマりました。ここから遡って「Populus Populus」を聴いていたので2011~2012年が私にとってのユニゾン元年。「CIDER ROAD」もめちゃくちゃ聴いたなぁ。
その流れでアニメを観るようになって【夜桜四重奏-ヨザクラカルテット-】に触れ『桜のあと(all quartets lead to the?)』がタイアップ。ユニゾンにハマる流れが完全に出来上がっていました。
そして【血界戦線】『シュガーソングとビターステップ』にて大ブレイク!
え、いや『オリオンをなぞる』がブレイク曲じゃないの?と思ってたんですが、その後の評価とカバーされる率を考えるとこの曲がユニゾンの代表曲と呼んで差し支えないでしょう。
個人的には全然いつものユニゾン曲でこの曲だけが特別完成度高いとは思ってないんで、タイアップって大きいんだなと実感。そしてここからほとんどのシングルがにアニメタイアップが付きます。アニソンファンをも取り込むそのポップセンス。順調に右肩上がりで知名度を上げてく布石がここで出来上がったといっても過言ではないでしょう。
観ていたアニメが面白く気に入っていたのが【風が強く吹いている】。その主題歌『Catch up, latency』。「風が強く吹いている」のタイアップなのに「風なんかは吹いてないのに」と連呼する反骨精神が面白かったな。
ユニゾンの歌詞ってアニメに寄り添ってるようでバンドのことを歌ってるようにも解釈できるものが多いような気もしますね。
【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-】タイアップの『Phantom Joke』。それまでもあったけどこの辺りからプログレッシブに展開する曲が増えた印象。どんどん歌うのが難しくなってく!カラオケ泣かせです。覚えきれん。アニメタイアップなのにロックでかなりお気に入りです。
【ブルーロック】第一クール主題歌。『カオスが極まる』のタイトルに偽りなし。ほんとにカオスが極まったプログレッシブロックナンバー。ドラムが暴れまくってて気持ちがいい。むしろ凛として時雨みたいなアレンジ。
アニソンタイアップを続けているとセルアウトされたと揶揄される風潮があると思うんですが、ロック魂を忘れないとこうして表現してくれたと思ってます。
【鴨乃橋ロンの禁断推理】主題歌『いけないfool logic』。シンフォニックで気に入ってる一曲。久しぶりにカラオケで歌えるレパートリーに増えました。そのくらいポップでキャッチー。アニメも気に入ってたのでとても印象がいいのです。歌詞がいろんなとこから捩りまくっていて捻くれてんなぁと改めて思った歌詞が面白くて好き。
【ブルーロック】第二クール主題歌『傍若のカリスマ』。こっちのほうが幾分かポップ。自分のことでも歌ってますか?ってくらいバンドのことを歌ってそうな内容。活動休止の今思い当たるとこが多いのではないでしょうか。
なのにアニメにも合ってる。このバランス感覚が田淵が天才と言われる所以です。
【うるわしの宵の月】エンディングテーマ『アザレアの風』。
正直この曲を今改めて聴いて泣きました。珍しくラブソングらしい歌詞なんですが、ファンがユニゾンに抱く気持ちに一番近いんじゃないでしょうか。
曲的にも『うるわし』よりこちらのほうが好みでこっちばっかり聴いてました。現体制最後の曲というのを鑑みると切ない一曲ですね。
アニメを観てたので主人公の心模様に非常に寄り添ってるんですよね。こんな純粋な歌詞も書けるんだ!しかもユニソンで。
新しい一面を見たと捉えるか、これまでとは明らかに違った一曲と捉えるかはファン次第ですが、深い意味を持つ一曲となったことは間違いないでしょう。
Afterword
というわけでUNISON SQUARE GARDENを振り返ってみました。特別好きなバンドの一つだったと言える存在でした。
MVを貼りたかったので選んでませんがピックアップしたかったアルバム曲も好きな曲いっぱいありますよ。歌詞的にも「斎藤に任せといて」とか「田淵に言っといて」とか入れるのも面白いよねとか。言いたいことは無限に出てきそうです。
本文でも書きましたが近年の曲(2020年以降)は聴き込んでいない曲も多いので後追いで聴いてみますね。
さて、私はというと明日からJAPAN JAMに駆り出されているのでしばらく仕事漬けです。なのでイレギュラーに金曜日更新。
ユニゾンも結束バンドもバンドリシリーズも居ないんで特にお目当てがないのが寂しいんですが音楽を聴きながら勤しみたいと思います。
それでは皆さんよいゴールデンウィークを。また来週。
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最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。
つっこみどころを残してあるはずなので
些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!