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FIFAワールドカップ2026 27日目の見どころ【日本時間・7月8日】アルゼンチンvsエジプト/スイスvsコロンビア(ラウンド16)

ワールドカップ2026、ラウンド16もいよいよ最終日。日本時間7月8日は2試合。連覇に挑む王者アルゼンチンが、国史上初のワールドカップ・ノックアウト勝利を挙げたエジプトを迎え撃つ一戦と、堅守で勝ち上がった無敗どうし、スイスとコロンビアがベスト8の最後の1枠を争う一戦。この2試合が終われば、準々決勝の顔ぶれがすべて出そろいます。順にお届けします。

※選手名の前に付く「#10」などは、すべて背番号です。

この日の試合

ラウンド16の最終日は、色合いの異なる2試合が並びます。1試合目は、メッシを擁する王者アルゼンチンに、サラーと堅守で国史上初のワールドカップ・ノックアウト勝利を挙げたエジプトが挑む一戦。地力では王者が大きく上回りますが、アルゼンチンはラウンド32で、人口約50万人の小国カーボベルデに延長までもつれる辛勝を強いられており、隙がないわけではありません。2試合目は、ともに大会無敗のスイスとコロンビアによる、堅守自慢の同型対決。ロースコアの我慢比べが予想される、今大会ラウンド16で最も予想の割れる一戦です。勝者はベスト8へ。ここからは一つの負けが即敗退となります。

(カッコ内はFIFA公式ランキング・2026年6月11日版です)

アルゼンチン(1位)vs エジプト(29位)

日本 7/8 1:00 / 現地 7/7 12:00・メルセデス・ベンツ(アトランタ)

南米の王者と、アフリカの古豪の対決です。アルゼンチンは1962年ブラジル以来となる連覇に挑む優勝候補。メッシを中心に個の総量は大会屈指です。対するエジプトは、この大会で国史上初のワールドカップ・ノックアウト勝利を挙げ、ベスト16に勝ち上がったチーム。エースのサラーと堅い守備、そしてオーストラリア戦のPK戦で見せた落ち着きで、ここまで勝ち上がってきました。地力ではアルゼンチンが上ですが、王者はラウンド32で、人口約50万人の小国カーボベルデに延長までもつれる辛勝。エジプトが堅守と一撃で大金星を狙います。

30秒でわかる構図

  • アルゼンチン:スカローニ監督のもと、主将メッシ(#10)を中心に、ラウタロ・マルティネス(#22)・フリアン・アルバレス(#9)が前線で仕留め、デ・パウル(#7)・マック・アリスター(#20)が中盤を作ります。ラウンド32ではカーボベルデに3-2の延長勝ち。3連勝でグループを制した優勝候補です。

  • エジプト:ホサム・ハッサン監督のもと、主将サラー(#10)のカウンター一撃と、規律ある堅守が武器。マンチェスター・シティのマルムーシュも、カウンターの重要な出口です。ラウンド32ではオーストラリアとのPK戦を制し、国史上初のワールドカップ・ノックアウトステージ勝利を挙げました。

  • 懸かるもの:勝者がベスト8(準々決勝)へ。連覇を狙う王者アルゼンチンが順当に勝ち上がるのか、初のベスト8を狙うエジプトが堅守と一撃で番狂わせを起こすのか。

注目選手

【アルゼンチン】

  • #10 リオネル・メッシ(FW・主将/インテル・マイアミ(アメリカ)):説明のいらない、アルゼンチンの絶対的な主将。今大会もすでに複数得点を挙げ、メッシ・ムバッペ・ハーランドが並ぶ得点王争いの中心にいます。一瞬で試合を決める決定力とラストパスは、いまも健在です。

  • #22 ラウタロ・マルティネス(FW/インテル(イタリア)):王者の9番。ゴール前での動き出しと決定力に優れ、メッシとの縦の関係から、エジプトの堅い守備をこじ開ける役割を担います。予想得点者にも推す、この試合のフィニッシャー候補です。

  • #9 フリアン・アルバレス(FW/アトレティコ・マドリード(スペイン)):豊富な運動量と決定力を併せ持つ万能型のアタッカー。前線から守備でも汗をかき、スペースへの飛び出しで違いを作ります。メッシ・ラウタロと組む前線は、この大会屈指の破壊力です。

【エジプト】

  • #10 モハメド・サラー(FW・主将/リヴァプール(イングランド)):エジプトの象徴。ハムストリングの不安を抱えながらの大会でしたが、ラウンド32のオーストラリア戦では120分を戦い抜き、PK戦でも冷静に沈めました。カウンターからの一撃で、王者の隙を突けるかが最大の焦点です。

  • #8 エマム・アシュール(MF/アル・アハリ(エジプト)):サラーに次ぐ第2の得点源。中盤から前線へ飛び出し、オーストラリア戦でも得点しました。サラーが警戒される中で、彼が数少ないチャンスをものにできるかが鍵になります。

  • #22 オマル・マルムーシュ(FW/マンチェスター・シティ(イングランド)):サラーと並ぶ、カウンターのもう一つの出口。スピードと推進力で背後を突き、アルゼンチンの延長帰りで疲れた最終ラインに圧力をかけます。現代的な破壊力を持つ、エジプト攻撃陣の要注意人物です。

戦術と強み・急所

  • アルゼンチンの強み:ボールを支配しながら、メッシ・ラウタロ・アルバレスら前線の個で仕留める総合力。デ・パウル、マック・アリスターが構成する中盤の質も一級品で、試合を落ち着かせながら主導権を握れます。

  • アルゼンチンの急所:引いて固める相手を崩す速さに波がある点。ラウンド32では、低い位置に守備ブロックを敷いたカーボベルデを90分で崩しきれず、延長・オウンゴールでの辛勝でした。さらに、グループでは1失点と堅かった守備も、そのカーボベルデ戦では2度追いつかれており、綻びが見えます。

  • エジプトの強み:規律ある堅守と、サラー・マルムーシュのカウンター一発。オーストラリア戦ではPK戦でキッカー全員が成功する勝負強さを見せ、強豪相手に耐えて終盤やPK戦に賭ける試合運びができます。数少ないセットプレーを得点に変える高さも侮れません。

  • エジプトの急所:流れの中での得点力が、サラーとアシュールに頼りがちな点。堅守を破って自ら試合を動かす手数は多くありません。

各国のいま

  • アルゼンチンは、スカローニ監督のもとグループJを3連勝・勝点9の完璧な形で1位通過し、この大会でもメッシは得点を重ね、ワールドカップ通算得点記録を更新するなど、なお主役であり続けています。グループでは8得点と、王者らしい攻撃力を見せました。ラウンド32では、ワールドカップ初出場のカーボベルデにメッシの先制点で先行しながら2度追いつかれ、最後は延長のオウンゴールで3-2と振り切りました。直前情報として、カーボベルデ戦が延長までもつれた影響で、複数の選手に疲労やけいれんの影響が見られ、主力のコンディションは注意して見る必要があります。

  • エジプトは、ホサム・ハッサン監督のもとグループGを2位で通過し、ラウンド32ではオーストラリアと1-1のまま延長でも決着がつかず、PK戦を4-2で制して国史上初のノックアウトステージ勝利を挙げました。直前情報として、ハムストリングに不安のあったサラーは、その120分をフル出場したうえでPKも成功させており、この一戦も出場できる見通しです。

かみ合わせ分析

  • アルゼンチンの支配 × エジプトの堅守:アルゼンチンがボールを握り、エジプトが低くブロックを敷いて構える展開が濃厚です。王者がその守備ブロックを、カーボベルデ戦のように停滞せずに崩せるかが第一の分水嶺になります。

  • サラーのカウンター × アルゼンチンの守備疲労:この一戦最大の見どころです。延長帰りで主力に違和感を抱えるアルゼンチンの最終ラインを、サラーのスピードがどれだけ脅かせるか。アルゼンチンがカーボベルデ戦で露呈した守備の綻びは、エジプトにとって数少ない、しかし確かな勝機です。

  • セットプレーの攻防:引いて守るエジプトを崩す手段として、メッシの直接FKやコーナーはアルゼンチンの有力な武器です。逆にエジプトも、高さを生かしたセットプレーで数少ない好機を得点に変えたい。ロースコアになれば、この一発が勝敗を分けかねません。

  • 総じて:個の総量ではアルゼンチンが明確に上で、メッシがどこかで違いを作る可能性が高いと見ます。ただし、エジプトの堅守とサラーの一撃、そしてオーストラリア戦で見せたPK戦の落ち着きを考えれば、王者が一方的に押し切るとは限りません。アルゼンチンが勝ち切るものの、一度は追いつかれる競った展開を本線に見ています。

会場とコンディション

メルセデス・ベンツ・スタジアム(アトランタ)は開閉式屋根を備えた大型スタジアムで、屋根を閉じれば空調が効き、7月の暑熱のハンデは小さく抑えられます。どちらのホームでもない中立の舞台で、コンディション面の障害は少なめ。そのぶん、個の質と、延長帰りの疲労がどれだけ残っているかが、そのまま試合に出やすい環境といえます。

もし今、笛が鳴ったら

アルゼンチンがボールを支配し、エジプトが我慢の守備で応じる立ち上がり——そんな展開を予想します。王者は引いた相手に少し手こずりますが、メッシの一瞬かセットプレーでこじ開けて先制。しかし後半、受けを解いたエジプトのサラーがカウンターから一撃を返し、延長帰りで疲れたアルゼンチン守備が一度は追いつかれる。それでも個の総量で勝るアルゼンチンが終盤に押し込み、ラウタロが勝ち越して振り切る——そんな筋書きを本線に見ます。

  • 予想スコア:アルゼンチンが 2-1 で勝利

  • 予想得点者:メッシ、ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン)/サラー(エジプト)

  • 注目ポイント:メッシがエジプトの堅守を崩せるか、サラーのカウンターが王者の疲れた守備を突けるか、延長帰りのアルゼンチンの主力のコンディション、エジプトがPK戦に持ち込めるか

※あくまで個人的な予想です

見どころ

王者の連覇挑戦と、古豪の歴史的な挑戦がぶつかる一戦です。最大の見どころは、メッシを擁するアルゼンチンの個の総量を、エジプトの堅守とサラーの一撃がどこまで脅かせるか。アルゼンチンがカーボベルデ戦で見せた守備の綻びと、主力の延長帰りのコンディションは、エジプトにとって数少ない勝機です。個の質か、堅守と一撃か。そしてもつれればPK戦の強さも。国史上初のベスト8を狙うエジプトの挑戦を、じっくり見届けたい一戦です。

スイス(19位)vs コロンビア(14位)

日本 7/8 5:00 / 現地 7/7 13:00・BCプレース(バンクーバー)

ベスト8の最後の1枠を争う、大会無敗どうしの堅守対決です。スイスは開幕のドロー以降負けなし、コロンビアも4試合負けなし。どちらも守備を土台に、少ないチャンスを仕留めて勝ち上がってきた「同じ型」のチームです。派手な打ち合いよりも、先に1点を取った方が優位に立つロースコアの我慢比べが予想されます。今大会ラウンド16で、最も予想の割れる一戦です。

30秒でわかる構図

  • スイス:ヤキン監督のもと、主将ジャカ(#10)が中盤を統率し、エンボロ(#7)・マンザンビ(#9)ら前線トリオが得点を担います。アカンジ(#5)・リカルド・ロドリゲス(#13)を軸にした守備は堅く、GKコベルも安定。ラウンド32ではアルジェリアを2-0で完封しました。

  • コロンビア:ネストル・ロレンソ監督のもと、主将ハメス・ロドリゲス(#10)の創造性と、ルイス・ディアス(#7)の推進力が武器。ラウンド32ではジョン・アリアス(#11)の一撃でガーナを1-0で下しました。無敗でグループを制した「ダークホース」です。

  • 懸かるもの:勝者がベスト8(準々決勝)へ。堅守自慢の無敗どうしが、たった1枠を懸けてロースコアの我慢比べを演じます。

注目選手

【スイス】

  • #7 ブレール・エンボロ(FW/スタッド・レンヌ(フランス)):スイス攻撃の軸。マンザンビ、バルガス、ンドイェと絡む攻撃陣は、スイスの得点の大半を生み出しています。ラウンド32のアルジェリア戦でも先制点を挙げており、少ないチャンスをものにする決定力が、この堅い一戦の鍵を握ります。

  • #10 グラニト・ジャカ(MF・主将/サンダーランド(イングランド)):スイスの心臓。中盤の底から試合のリズムを作り、前半を固く保って後半に動かす老練な試合運びを支えます。彼のところでボールが落ち着くかどうかが、スイスの生命線です。

  • #9 ヨハン・マンザンビ(MF/フライブルク(ドイツ)):前線に飛び出す推進力を持つ若手。エンボロと絡みながら、コロンビアの堅い守備ブロックに背後から圧力をかけます。トリオの一角として得点への関与も期待されます。

【コロンビア】

  • #10 ハメス・ロドリゲス(MF・主将/ミネソタ・ユナイテッド(アメリカ)):コロンビアの創造性の源。一本のパスで局面を変える司令塔です。ただしラウンド32のガーナ戦を途中交代しており、コンディション面に不透明さが残るため、この一戦で先発できるかは直前まで確認したい材料です。

  • #7 ルイス・ディアス(FW/バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)):左サイドの推進力。ドリブルで単騎でも局面を打開できる、コロンビア最大の武器です。ハメスが不在なら、この個の打開に頼る比重がさらに増します。

  • #11 ジョン・アリアス(FW/パルメイラス(ブラジル)):右サイドの仕掛け役で、ラウンド32のガーナ戦では決勝点を挙げました。カウンターの出口として、スイスの堅い守備を破る一撃を秘めています。

戦術と強み・急所

  • スイスの強み:ジャカが統率する中盤の安定と、前半を固く保って後半に試合を動かす老練な試合運び。アカンジ、リカルド・ロドリゲスを軸にした守備は堅く、GKコベルも安定しています。ラウンド32でも打ち合いに付き合わず、自分たちのペースで完封しました。

  • スイスの急所:決定力に波がある点。堅い試合で、少ないチャンスから1点をどう作るかが常に課題になります。

  • コロンビアの強み:先制してから堅守で締める、決勝トーナメント向きの試合運び。ルイス・ディアスやジョン・アリアスの個で、カウンターから違いを作れます。

  • コロンビアの急所:決定力の乏しさ。ラウンド32のガーナ戦も1得点にとどまりました。加えて、司令塔ハメスの体調不安で、崩しの創造性がやや落ちる可能性があります。

各国のいま

  • スイスは、ヤキン監督のもとグループBを1位で通過し(1位決定戦でカナダを2-1で下しました)、ラウンド32ではアルジェリアをエンボロとンドイェのゴールで2-0と完封しました。この勝利は、スイスにとって実に88年ぶりのワールドカップ・ノックアウトステージ勝利。近年は決勝トーナメントで敗退が続いてきただけに、大きな壁を越えた勢いのままコロンビア戦に臨みます。20歳のマンザンビはここまで3得点2アシストとブレイク中で、堅い守備だけでなく攻撃にも計算が立つのが今大会のスイスの強みです。

  • コロンビアは、ネストル・ロレンソ監督のもとグループKを無敗で1位通過しました。グループステージでは優勝候補の一角ポルトガルを0-0に抑えるなど、ここまで1失点に抑えた堅い守備でダークホースとして評価を高め、ラウンド32ではガーナをジョン・アリアスの1点で下しています。直前情報として、司令塔ハメス・ロドリゲスはガーナ戦で途中交代しており、コンディション面には不透明さが残ります。代わって入ったキンテロ(#20)が多くの決定機を演出しており、キンテロの先発起用も選択肢に挙がっています。

かみ合わせ分析

  • スイスの前線トリオ × コロンビアの堅守:エンボロ・マンザンビ・バルガスの連係が、コロンビアの堅い守備ブロックをこじ開けられるか。少ないチャンスをどちらが決めるかが、そのまま勝敗に直結します。

  • ルイス・ディアス × スイスの守備:コロンビア最大の武器はルイス・ディアスの推進力。カウンターやドリブルでスイス守備を単騎で剥がせれば、コロンビアに得点の匂いが立ちます。ジャカやアカンジがこの単騎の打開を消せるかが、スイスの守備の試金石になります。

  • セットプレーと球際:堅守どうしで流れから点が生まれにくいぶん、コーナーやフリーキック、そして中盤の球際の競り合いが得点の糸口になりやすい一戦です。高さのあるスイスと、集中を切らさないコロンビア。細部の勝負が、そのまま1点の重みに直結します。

  • 総じて:ともに堅守を土台にした同型対決で、点の入りにくいロースコアの展開が濃厚です。先に1点を取った方が試合を支配しやすい。前線トリオの形が整うスイスと、ハメスの体調に不安を抱えるコロンビア——わずかな差で、スイスが1点を守り切る展開をやや優位に見ます。ただし紙一重で、コロンビアの一撃やPK戦の目も十分に残る、最も読みにくい一戦です。

会場とコンディション

BCプレース(バンクーバー)は開閉式屋根を備えたスタジアムで、天候に左右されにくい環境です。両チームともラウンド32を90分で終えており、延長帰りの疲労はなく、コンディションは互角。中立の舞台で条件の差が小さいぶん、堅守どうしの我慢比べでは、セットプレーと個の一瞬がそのまま得点の分かれ目になりやすい一戦です。

もし今、笛が鳴ったら

堅守どうしの慎重な立ち上がりから、点の入りにくい展開を予想します。前半はスコアレスのまま、互いにリスクを抑えた中盤の攻防が続く。後半、コロンビアが司令塔ハメスを欠いて崩しの創造性をやや欠くなか、ジャカの配球とセットプレーで主導権を握ったスイスが、エンボロの一撃で先制。リードを得たスイスが持ち前の堅い守備で1点を守り切る——そんな筋書きをやや優位に見ます。もっとも、ルイス・ディアスの一撃で振り出しに戻る展開も十分にあり、最後はPK戦までもつれる可能性も残ります。

  • 予想スコア:スイスが 1-0 で勝利

  • 予想得点者:エンボロ(スイス)

  • 注目ポイント:堅守どうしのロースコア、スイス前線トリオの決定力、ハメスの先発可否とコロンビアの創造性、ルイス・ディアスの単騎打開、もつれた場合のPK戦

※あくまで個人的な予想です

見どころ

ベスト8の最後の1枠を争う、無敗どうしの堅い一戦です。最大の見どころは、守備を土台にした同型対決で、どちらが少ないチャンスを先に仕留めるか。スイスの前線トリオの形と、司令塔ハメスの体調に不安を抱えるコロンビアの、わずかな差がどこに出るか。派手さはなくとも、1点の重みと駆け引きが凝縮された、玄人好みの90分になりそうです。今大会ラウンド16で最も予想の割れるこの一戦を、じっくり味わいたいところです。

最後に

ラウンド16も最終日。7月8日は、「王者の貫禄」と「無敗どうしの我慢比べ」が物語の軸になる2試合です。アルゼンチン×エジプトは、メッシを擁する王者の個を、サラーと堅守のエジプトがどこまで脅かせるか。スイス×コロンビアは、堅守自慢の無敗どうしが、ベスト8の最後の1枠をロースコアの我慢比べで奪い合います。どちらも、勝てばベスト8という重みのなかで、たった一つの決定機、あるいはPK戦が勝敗を分けます。この2試合が終われば、準々決勝の8チームがすべて出そろい、いよいよ大会は頂点への最終盤へと入っていきます。

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