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FIFAワールドカップ2026 25日目の見どころ【日本時間・7月6日】ブラジルvsノルウェー/メキシコvsイングランド(ラウンド16)

ワールドカップ2026、ラウンド16が続きます。日本時間7月6日は2試合。5度の世界王者ブラジルが、ハーランド擁するノルウェーを迎え撃つ一戦と、開催国メキシコが、伝説の地アステカでイングランドと激突する一戦。どちらも「本命の地力」と「挑戦者の武器」がぶつかる好カードです。順にお届けします。

※選手名の前に付く「#10」などは、すべて背番号です。

この日の試合

ラウンド16の2日目は、いずれも「実力上位の本命」に「武器を持った挑戦者」が挑む構図です。1試合目は、通算5度の優勝を誇るブラジルに、28年ぶりの大舞台へ戻ったノルウェーがハーランドの得点力で挑む一戦。実はブラジルは過去、ノルウェーに一度も勝てていないという意外な因縁もあります。2試合目は、標高約2,240メートルの聖地アステカを「要塞」とし、今大会4戦全勝・無失点の開催国メキシコに、ケインを軸とするイングランドが挑む一戦。勝者はベスト8へ。ここからは一つの負けが即敗退となる、緊張感の高い戦いです。

(カッコ内はFIFA公式ランキング・2026年6月11日版です)

ブラジル(6位)vs ノルウェー(30位)

日本 7/6 5:00 / 現地 7/5 16:00・メットライフ(ニューヨーク/ニュージャージー)

伝統の王者と、新時代の挑戦者の一戦です。ブラジルは通算5度の優勝を誇る歴史的強豪。対するノルウェーは、エルリング・ハーランドという世界最高峰のストライカーを擁し、28年ぶりのワールドカップで旋風を巻き起こしています。そして見逃せないのが、ブラジルは過去4度の対戦でノルウェーに一度も勝てておらず、1998年大会でも敗れているという意外な相性の悪さ。ランキングでは大きく上のブラジルにとって、決して気を抜けない相手です。

30秒でわかる構図

  • ブラジル:アンチェロッティ監督のもと、個の総量は大会屈指。主将マルキーニョス(#4)を最終ラインの軸に、ヴィニシウス・ジュニオール(#7)を左の軸として、ラフィーニャ(#11)ら右サイドの選択肢も含めて前線の個で仕掛け、ブルーノ・ギマラエス(#8)が中盤を統率します。ラウンド32では日本を2-1で退けて勝ち上がりました。

  • ノルウェー:ソルバッケン監督の、ハーランド(#9)を軸にした縦に速い攻撃。主将ウーデゴール(#10)が創造を担い、ヌーサ(#20)のスピード、ソールロート(#7)の高さが加わります。28年ぶりの出場で、いきなりラウンド16へ。

  • 懸かるもの:勝者がベスト8(準々決勝)へ。王者ブラジルが相性の壁を破って勝ち上がるのか、ハーランドのノルウェーがまたも大金星を挙げるのか。

注目選手

【ブラジル】

  • #7 ヴィニシウス・ジュニオール(FW/レアル・マドリード(スペイン)):ブラジルの攻撃の象徴。爆発的なスピードとドリブルで左サイドを切り裂き、一瞬で試合を決められる決定力を持ちます。ノルウェーの守備にとって最大の脅威です。

  • #11 ラフィーニャ(FW/バルセロナ(スペイン)):右からの仕掛けと決定力を兼ね備えるウインガー。負傷明けで状態面は確認ポイントですが、起用されればヴィニシウスと逆サイドから同時に圧力をかけられます。

  • #8 ブルーノ・ギマラエス(MF/ニューカッスル(イングランド)):中盤の心臓。攻守の切り替えと配球でリズムを作り、ブラジルの主導権を支えます。ノルウェーの生命線であるウーデゴールからハーランドへの供給を断つ守備のタスクも重要です。

【ノルウェー】

  • #9 エルリング・ハーランド(FW/マンチェスター・シティ(イングランド)):世界最高峰のストライカー。この大会ですでに大会5得点を挙げ、ラウンド32ではコートジボワール戦で決勝弾を沈めました。一度のチャンスを確実に仕留める嗅覚は、王者ブラジル相手でも変わりません。彼が沈黙するか爆発するかが、そのまま試合を左右します。

  • #10 マルティン・ウーデゴール(MF・主将/アーセナル(イングランド)):ノルウェーの創造の核で主将。アーセナルの主将としてプレミアリーグ制覇を経験した、まさに脂の乗った時期での参戦です。彼の一本のパスがハーランドの決定力を引き出す、攻撃のスイッチです。

  • #20 アントニオ・ヌーサ(FW/ライプツィヒ(ドイツ)):若きスピードスター。縦への推進力でカウンターの起点となり、ブラジルの両サイドバックが攻め上がった裏のスペースは、彼にとって格好の的です。ラウンド32では先制点も挙げました。

戦術と強み・急所

【ブラジル】

  • 攻めの特徴:ヴィニシウスを軸にした前線のスピードと、個で剥がす力が武器。ラフィーニャが起用されれば右サイドの選択肢も増え、相手が引いて守っても個の質でこじ開けられます。ラウンド32の日本戦は終盤に競り勝っており、途中出場の選手が決勝点を奪うなど、ベンチを含む選手層の厚さも強みです。

  • 急所:立ち上がりから中盤を握られると、リズムを失って手詰まりになる時間帯があります。日本戦でミドルシュートから先制を許したように、遠目からの一撃への警戒も必要です。パケタが負傷で欠場の可能性があり、中盤の組み合わせは変数となります。

【ノルウェー】

  • 攻めの特徴:ハーランドという明確な的に、ウーデゴールの配球とヌーサ・ソールロートのスピード・高さで供給する形。手数は多くなくても、少ないチャンスをハーランドが仕留める、シンプルかつ強力な攻撃です。セットプレーも高さを生かせる武器です。

  • 急所:攻撃がハーランドに依存しがちで、彼を封じられると手数が減ります。守備も、グループ最終節のフランス戦とラウンド32のコートジボワール戦で続けて失点しているように、最終ラインのスピード不足が突かれどころ。ブラジルの両翼の速さとは正面からぶつかります。

各国のいま

【ブラジル】

  • アンチェロッティ監督のもと、グループCを1位で通過し、ラウンド32では日本に2-1と競り勝ちました。ミドルシュートで先制を許すも、カゼミロの同点弾、途中出場マルチネッリの土壇場の決勝点で逆転。終盤の勝負強さとベンチの厚みを示す一方、立ち上がりに主導権を握られる課題も見えました。5度の世界王者として、ここから優勝への道を進みたいところです。

  • 直前情報として、パケタの負傷が伝えられ、中盤の構成に注目が集まります。一方でラフィーニャは負傷明けで、起用法が焦点です。

【ノルウェー】

  • ソルバッケン監督のもと、28年ぶりのワールドカップでグループIを2位通過(1位はフランス)。ラウンド32ではコートジボワールを2-1で下し、ヌーサの先制とハーランドの決勝弾で国史上初のノックアウト勝利を挙げました。ハーランドとウーデゴールという二枚看板が全盛期を迎えたタイミングでの本大会は、まさに「黄金世代」。相性の良い世界王者ブラジルを相手に、思い切りの良さを武器に挑みます。

かみ合わせ分析

  • ブラジルの前線のスピード(ヴィニシウスら)× ノルウェーの最終ライン:ブラジルのスピードと、ノルウェーの守備のスピード不足が正面からぶつかります。ここをブラジルに突かれ続けると、ノルウェーは苦しくなります。逆にこのミスマッチを我慢して耐えられれば、試合は締まります。

  • ハーランド × ブラジルの守備の綻び:日本戦で立ち上がりに主導権を握られ、ミドルから失点したブラジルの脆さは、一撃必殺のハーランドにとって大きなチャンス。ノルウェーが少ない好機をハーランドで仕留められるかが、金星への最短ルートです。

  • 総じて:個の総量ではブラジルが上ですが、立ち上がりの脆さ・パケタ欠場の可能性・そして「ノルウェーに勝てない」相性を考えると、この一戦は波乱の匂いが漂います。ハーランドが決め、ノルウェーが競り勝つ——そんな展開も十分にあり得ると見ています。

会場とコンディション

メットライフ(ニューヨーク/ニュージャージー)は屋根のない開放型の大型スタジアム。7月のこの地域は気温・湿度がやや高く、運動量の多いチームには消耗が伴います。技術とスピードで押すブラジルには合う環境ですが、涼しい北欧を本拠とするノルウェーにとっては、気候差が終盤の体力面の変数になり得ます。立ち上がりの入り方と球際の集中が、試合の流れを大きく左右します。

もし今、笛が鳴ったら

ブラジルがボールを握り、ノルウェーが我慢して構える——立ち上がりはその構図でしょう。ブラジルは両翼のスピードで押し込みますが、ノルウェーはウーデゴールの配球からハーランドへ、少ないチャンスに賭けます。ブラジルの守備が立ち上がりに見せる脆さを突き、ハーランドが先手を奪う。ブラジルもヴィニシウスの個で1点を返しますが、勝負強いノルウェーがもう一つをもぎ取り、相性の壁の前でブラジルが涙をのむ——そんな番狂わせを本線に見ています。もちろん王者が地力で押し切る可能性も残る、緊張感の高い一戦です。

  • 予想スコア:ノルウェーが 2-1 で勝利

  • 予想得点者:ハーランド、ヌーサ(ノルウェー)/ヴィニシウス(ブラジル)

  • 注目ポイント:ハーランドがブラジル守備の綻びを突けるか、ブラジル両翼対ノルウェーの最終ライン、パケタ欠場時の中盤、ブラジルが相性の壁を破れるか

※あくまで個人的な予想です

見どころ

最大の見どころは、世界最高峰のストライカー、ハーランドが5度の世界王者ブラジルからゴールを奪えるか。そこにもう一つの物語が重なります——ブラジルは過去4度の対戦でノルウェーに一度も勝てておらず、1998年大会でも敗れているのです。ノルウェーは、いわば世界王者にとっての天敵。ヴィニシウス、ラフィーニャらブラジルの華麗な攻撃陣と、ハーランド・ウーデゴールの黄金世代。世代の新旧スターの競演でもあります。個の力と勢い、そして歴史の因縁がぶつかる好カードを、じっくり楽しみたい一戦です。

メキシコ(13位)vs イングランド(4位)

日本 7/6 9:00 / 現地 7/5 18:00・アステカ(メキシコシティ)

伝説の地での大一番です。舞台はメキシコシティのアステカ。標高約2,240メートルの高地にそびえる、ワールドカップの歴史を彩ってきた聖地です。開催国メキシコは今大会ここまで4戦全勝・無失点、うち3試合をこのアステカで戦ってきました。しかもアステカは、メキシコにとって単なるホームではありません。国際公式戦では直近89戦でわずか2敗、ワールドカップに限れば10戦無敗という、まさに「要塞」のような舞台です。対するイングランドは、ケインを軸とした実力上位のチームですが、この高地と大観衆という難敵が待ち受けます。個の力か、地の利か。今大会屈指の接戦が予想されます。

30秒でわかる構図

  • メキシコ:アギーレ監督の、堅い守備と早い攻撃。主将エドソン・アルバレス(#4)が中盤の底で締め、ラウル・ヒメネス(#9)とキニョネス(#16)が前線で仕留めます。アステカでの堅い守備と、大観衆の後押しが武器です。

  • イングランド:トゥヘル監督の、個の総量で押す4-3-3。主将ケイン(#9)を頂点に、ベリンガム(#10)が中盤から飛び込み、サカ(#7)が右で仕掛け、ライス(#4)が中盤の底を支えます。ラウンド32ではコンゴ民主を2-1の逆転で退けました。

  • 懸かるもの:勝者がベスト8(準々決勝)へ。開催国メキシコが地の利で金星をつかむのか、イングランドが個の力で振り切るのか。

注目選手

【メキシコ】

  • #9 ラウル・ヒメネス(FW/フラム(イングランド)):メキシコの前線の基準点。体を張ったポストプレーと決定力で攻撃を牽引し、ラウンド32のエクアドル戦でも得点を挙げました。イングランド勢のいるプレミアリーグでプレーする、相手の勝手を知る存在です。

  • #16 フリアン・キニョネス(FW/アル=カドシア(サウジアラビア)):エクアドル戦で早い時間に先制点を挙げた仕掛け役。スピードとゴール前の嗅覚で、少ない好機を仕留めます。アステカの大観衆を早い時間に沸かせられれば、メキシコは一気に勢いづきます。

  • #4 エドソン・アルバレス(MF・主将/フェネルバフチェ(トルコ)):メキシコの主将で、守備の要。中盤の底でボールを刈り取り、ベリンガムら強力な攻撃陣の飛び出しの前に立ちはだかります。彼がどれだけ危険な芽を摘めるかが、堅守の生命線です。

【イングランド】

  • #9 ハリー・ケイン(FW・主将/バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)):世界屈指のストライカーで主将。ラウンド32のコンゴ民主戦では2得点を挙げ、チームを逆転勝利に導きました。3大会目の大舞台で、精神的支柱かつ最大の得点源として君臨します。堅い相手を一度のチャンスで仕留める決定力が、イングランドの切り札です。

  • #10 ジュード・ベリンガム(MF/レアル・マドリード(スペイン)):中盤から前線へ飛び込む推進力と決定力を備えた、イングランドの心臓。ただしラウンド32で警告を受けており、次に警告を受けると準々決勝を出場停止になるため、際どい守備では慎重さを求められます。

  • #7 ブカヨ・サカ(FW/アーセナル(イングランド)):右サイドの仕掛け役。緩急のあるドリブルと精度の高いクロス・シュートで、メキシコの左サイドを攻略します。低ブロックを崩す鍵は、彼の個での打開力にかかっています。

戦術と強み・急所

【メキシコ】

  • 攻めの特徴:アギーレ仕込みの堅い守備で耐え、ラウル・ヒメネスとキニョネスの前線で早く仕留める形。アステカの高地・大観衆という地の利を最大限に生かし、早い時間の先制で試合を優位に運びたいところです。

  • 急所:格上との真剣勝負での経験値と、個の質の差。ホームの大声援は後押しであると同時に、期待という重圧にもなります。イングランドの個に主導権を握られたとき、我慢の時間をどう耐えるかが問われます。

【イングランド】

  • 攻めの特徴:ケインを頂点に、ベリンガムの飛び出しとサカの仕掛けで多彩に崩します。個の総量は明確に上位で、地力ではメキシコを上回ります。セットプレーでもケインの高さは大きな武器です。

  • 急所:引いて固める低ブロックを崩す速さに、波がある点。グループのガーナ戦は0-0、ラウンド32のコンゴ民主戦も崩すのに時間を要しました。堅守のメキシコが相手だと、この課題が出やすい。加えてアステカの高地は、運動量を要するイングランドの戦い方に重荷となる可能性があります。

各国のいま

【メキシコ】

  • アギーレ監督のもと、グループAを3連勝・無失点で1位通過し、ラウンド32でもアステカでエクアドルを2-0で下しました。キニョネス、ラウル・ヒメネスが決め、堅守で完封。今大会は4戦全勝・無失点で、地の利は絶大です。指揮官アギーレは2010年南アフリカ大会でもメキシコを率いており、16年越しの大舞台で、開催国をベスト8へ導けるかが問われます。

  • 直前情報として、アギーレ監督はチームの結束と献身性を強調しています。メキシコは今大会4戦全勝・無失点と勢いがあり、首都メキシコシティのアステカを拠点に、移動なく戦えていることもコンディション面の追い風です。

【イングランド】

  • トゥヘル監督のもと、グループLを1位で通過し、ラウンド32ではコンゴ民主を2-1で下しました。7分に先制を許すも、ケインの2得点で逆転。優勝候補の底力を示す一方、引いた相手を崩す遅さという課題も残しました。トゥヘルはフォーデンやパーマーといった高名な選手を選外にする大胆な選択で「勝てるチーム」を優先しており、その真価が問われる大会です。

  • 直前情報として、右サイドバックのリース・ジェームズは欠場が続いており、サカもアキレス腱の問題を抱えながら大会に臨んでいます。さらにベリンガムは警告累積のリーチにあり、次の警告で準々決勝が出場停止に。高地への遠征とあわせ、決して楽な状況ではありません。

かみ合わせ分析

  • イングランドの急所(低ブロック崩しの遅さ)× メキシコの強み(アステカでの無失点):この試合の最大の焦点です。イングランドの弱点と、メキシコの強みが真正面からぶつかります。イングランドが早い時間に崩せなければ、試合は長く難しくなります。

  • メキシコの早い先制狙い × イングランドの立ち上がり:メキシコは早い時間に先制して大観衆を味方につけたい狙い。イングランドが慎重に入って主導権を譲れば、地元の勢いに飲まれるリスクがあります。逆に立ち上がりを無失点でしのげば、個の質で徐々に流れを引き寄せられます。

  • 総じて:個の質ではイングランドが上ですが、この一戦は状況がメキシコに大きく傾いています。アステカでの連戦で移動負担が小さく、高地と大観衆を味方につけるメキシコに対し、アトランタから高地へ移動し、リース・ジェームズを欠きサカのコンディションも確認ポイントとなるイングランド。地の利と堅守で先行するメキシコが、高地でイングランドの足が止まる終盤に振り切る——番狂わせを本線に見ています。ただし個の質は本物で、イングランドが個で押し切る目も残る、際どい一戦です。

会場とコンディション

アステカ(メキシコシティ)は標高約2,240メートルの高地にそびえる、ワールドカップの歴史を彩ってきた聖地です。この高地は、豊富な運動量を前提とするイングランドの戦い方にとって大きな負荷となり、時間の経過とともにボディーブローのように効いてきます。加えて満員の大観衆はメキシコの後押しに。海抜の低い地域を本拠とするイングランドにとって、実力以上に難しい90分になり得る舞台です。

もし今、笛が鳴ったら

立ち上がりからアステカの大観衆が沸き、メキシコが地の利を生かして先手を取る——そんな展開を予想します。キニョネスやラウル・ヒメネスが早い時間に先制し、堅守で守りを固める。イングランドはケインの決定力で一度は追いつきますが、高地と大観衆の圧力を受け、後半に運動量が落ちる。メキシコが大観衆を背に終盤に勝ち越し、堅い守備で1点のリードを守り切る。移動負担が小さく高地とホームに慣れたメキシコと、遠征して臨むイングランドという状況の差が、最後にものを言うと読みます。もちろんイングランドの個は本物で、個で押し切る展開も残ります。

  • 予想スコア:メキシコが 2-1 で勝利

  • 予想得点者:ラウル・ヒメネス、キニョネス(メキシコ)/ケイン(イングランド)

  • 注目ポイント:アステカの高地でイングランドの足が止まるか、メキシコがアステカでの堅守を保てるか、イングランドの負傷(R.ジェームズ欠場・サカ)、早い時間のメキシコ先制

※あくまで個人的な予想です

見どころ

今大会屈指の接戦が予想される一戦です。最大の見どころは、アステカでここまで無失点の全勝を続けるメキシコの堅守を、ケインを軸とするイングランドの個がこじ開けられるか。標高2,240メートルという特別な舞台では、移動ゼロで適応済みのメキシコと、遠征して臨むイングランドとで、終盤の運動量に差が出やすい。開催国の大観衆を味方につけたメキシコの意地と、優勝候補イングランドの底力。地の利か、個の力か。最後まで結末の読めない90分を、じっくり見届けたい一戦です。

最後に

ラウンド16の7月6日は、「本命の地力」と「挑戦者の武器」がぶつかる2試合です。ブラジル×ノルウェーは、5度の世界王者に、ハーランドと歴史的な相性を武器にしたノルウェーがどこまで迫れるか。メキシコ×イングランドは、アステカの地の利と堅守に、イングランドの個がどう応えるか。どちらも、勝てばベスト8という重みのなかで、一つのミス、一つの輝きが勝敗を分けます。本命が地力を示すのか、それとも挑戦者が歴史を動かすのか。ノックアウトのワールドカップならではの、張り詰めた90分を、じっくり見届けたい2試合です。

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