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関心が向いたその時にこちらも関心を持つ

忙しい日常の中で、私たちはつい、相手に良かれと思って「あれをやってみたら?」「これを見て」と、外野から関心を向けさせようと押し売りをしてしまうことがあります。

私自身も、相手のためを思うあまり、つい外から答えを足そうと焦ってしまうことがあります。

けれど、本当に大切なのは「無理に関心を持たせること」ではありません。
相手の心の奥から自然と何かにふぅーっと関心が向いたその時に、こちらも一緒になって真っ直ぐに関心を持つことなのだと気づかされます。

相手が「これ、大事かもしれない」「もっと知りたいな」と自ら関心を持った瞬間。それは、その事柄に対して真摯に向き合える最大のチャンスです。だからこそ、私たち周りの人間は、その貴重なタイミングを絶対に逃さないよう、常に「備える」意識を持つ必要があります。

そのタイミングは、いつ訪れるか分かりません。もしかすると、こちらが手一杯で余裕がない時や、自分のペースを崩されるタイミングでやってくるかもしれません。
しかし、そこで「今はちょっと待って」と後回しにしてしまえば、相手の内側に灯った小さな関心の火は、すぐに薄れて消えてしまいます。
余裕がない時でも、相手のタイミングを優先し、その瞬間を共にできるか。これは、私たち自身の姿勢が試されている場面でもあるのです。

外側から与えられた情報や刺激は、どうしても一時的なもので終わってしまいます。しかし、内側から湧き上がった「関心」や「意志」には、その人だけの力強いエネルギーが宿ります。

これは、私たちが日々の身体と向き合う時にも全く同じことが言えます。

痛みや不調を感じると、私たちはつい「外側」に答えを求めてしまいます。何か特別なものを足さなければいけないのではないか。外から強い力で無理やり変えなければいけないのではないか、と。

しかし、私たちの身体には本来、自らバランスを取り戻そうとする素晴らしい力が「内側」に備わっています。

カイロプラクティックが大切にしている「インサイドアウト」の哲学は、まさにこの内側の力を信じ、待つことです。
外から強引にコントロールするのではなく、身体の内なる働きに静かに耳を澄ませる。そして、身体自身が「良くなろう」と動き出し、本来のリズムに関心が向いたそのタイミングを絶対に逃さず、私たち術者も真っ直ぐに手と関心を寄せる。

不安になった時こそ、外側の情報に振り回されたり、無理に答えを出そうと焦らなくて大丈夫です。

自分や大切な人の「内側」から湧き上がるタイミングを信じて、そっと待つ。そして、関心が向いたその時には、真っ直ぐに同じ関心を持つ。
茨城のこの小さな院から、そんなふうに誰かの「心が動く瞬間」に立ち会える日を、今から静かに楽しみにしています。

カイロプラクティック ふぅ
岡部 英則(おかべ ひでのり)
茨城で、カイロプラクティック院を9月にリニューアルオープンします。自らの「治る力」を引き出し、日常の空気がふっと軽くなるような、シンプルで優しい時間をお届けします。
茨城県牛久市田宮町407-1( https://fuuu.jp/

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