教員こそNISAをやるべきだと思う理由
教員という仕事は安定している。
だからこそ、若い頃の私はお金の勉強をしてこなかった。
なんとかなると思っていた。
退職金もある。
公務員だし。
給料も毎月入る。
だから資産形成なんてまだ先の話だと思っていた。
でも35歳になった今、思う。
教員こそNISAをやるべきだった。
職員室にいると、お金の知識が身につきにくい
教員あるあるだと思う。
職員室に保険会社の営業が来る。
「先生、30分だけいいですか?」
そう言われる。
気付いたら1時間。
長いと2時間。
学級の仕事もある。
授業準備もある。
でも断りきれない。
そして最後には、
「じゃあ入っておきます」
となる。
若い頃の私はまさにそうだった。
今思うと不思議である。
子どものために使えたはずの1時間。
教材研究ができたはずの1時間。
それを削って保険の営業を聞いている。
しかも最終的には自分のお金を払う契約をしている。
冷静に考えると、なかなかすごい話である。
もちろん保険そのものが悪いとは言わない。
必要な保険はある。
ただ、保険会社は保険を売るプロである。
投資を教えるプロではない。
だからこそ、自分で金融リテラシーを身につける必要がある。
教員は人が良すぎる
教員という仕事をしていると、人を信じる。
これは長所でもある。
でも金融の世界では短所になることもある。
勧められた商品をそのまま契約する。
先輩がやっているから入る。
銀行で勧められたから始める。
保険会社が勧めるから加入する。
これではお金は増えない。
金融商品を選ぶ時だけは、
「本当にそれが自分に必要か」
を考えなければならない。
まずは1日10分でいい
私は若手教員に言いたい。
NISAを始める前に、まず勉強してほしい。
難しい本を読む必要はない。
YouTubeで十分である。
「NISA 始め方」
「オルカンとは」
「SBI証券 口座開設」
これを検索するだけでいい。
1日10分。
たった10分でいい。
職員室で保険の営業を1時間聞くより、よほど価値がある。
データを見ても時代は変わっている
実際、日本全体でも投資をする人は増えている。
日本人全体の有価証券保有率は24.1%。
4人に1人が株式や投資信託を持つ時代になった。
さらにNISA口座は2826万口座。
買付額は71兆円に達している。
特に30代から50代の現役世代が中心になって利用している。
教員だけが特別なのではない。
むしろ教員や公務員の約半数はすでに資産形成を行っているという調査もある。
つまり、
「投資なんて怖い」
という時代ではなく、
「何も知らないままの方が怖い」
という時代になっている。
教員はNISAと相性がいい
教員の最大の武器は安定収入である。
毎月給料が入る。
ボーナスもある。
だから積立投資との相性が抜群に良い。
月1万円でもいい。
月3万円でもいい。
無理のない金額を積み立てる。
それを20年続ける。
NISAの本当の威力はここにある。
実際、毎月3万円を20年間積み立てると、運用次第ではNISAによる非課税効果だけで100万円前後の差になるケースもある。
若い教員ほど有利である。
時間が最大の武器になるからだ。
子どもに金融教育をする時代である
そして最後に一番大事なこと。
今の子どもたちは金融教育を学ぶ。
投資を学ぶ。
資産形成を学ぶ。
その時代に、
先生自身がNISAを知らない。
投資信託を知らない。
複利を説明できない。
これは少しもったいない。
別に投資家になる必要はない。
でも、自分でやってみる。
経験してみる。
そうすると子どもに話せる言葉が変わる。
教科書の知識ではなく、自分の言葉になる。
私はそれも教員がNISAをやるべき理由の一つだと思っている。
じゃあ、教員は何から始めればいいのか
ここまで読んで、
「NISAがいいのは分かった。でも何から始めたらいいの?」
と思った人もいると思う。
結論から言う。
SBI証券か楽天証券を開設して、オルカンを積み立てる。
まずはこれで十分である。
投資の世界は情報が多い。
個別株。
高配当株。
FX。
仮想通貨。
新興国投資。
テーマ型ファンド。
いろいろ出てくる。
でも若手教員が最初からそこに飛び込む必要はない。
むしろ遠回りになる可能性が高い。
まずは王道を歩けばいい。
なぜSBI証券か楽天証券なのか
理由はシンプルである。
手数料が安い。
そして利用者が圧倒的に多い。
今の時代、分からないことがあればYouTubeでもGoogleでもすぐに出てくる。
「SBI証券 NISA 始め方」
「楽天証券 オルカン 積立設定」
これだけで大量の情報が見つかる。
利用者が多いということは、それだけ情報も多いということだ。
教員は忙しい。
だから余計なところで苦労しない方がいい。
みんなが使っているものを使う。
それで十分である。
銀行窓口はおすすめしない
ここは少し強めに言いたい。
銀行でNISAを始めること自体は間違いではない。
ただ、私はおすすめしない。
なぜか。
手数料が高い商品を勧められる可能性があるからである。
もちろん全ての銀行員さんが悪いわけではない。
ただ、銀行は商品を販売することで利益を得る。
一方で、こちらは資産を増やしたい。
ここに立場の違いがある。
だからこそ、自分で調べて、自分で選ぶ力が必要になる。
教員は授業では「自分で考えよう」と子どもに言う。
だったら、お金のことも自分で考えた方がいい。
オルカンで十分だと思う
投資信託も何千種類とある。
その中で私が若手教員に勧めるなら、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
いわゆる「オルカン」である。
理由は簡単。
世界中の企業にまとめて投資できるから。
アメリカだけではない。
日本だけでもない。
ヨーロッパも新興国も含めて、世界全体に投資できる。
つまり、
「どこの国が勝つか分からない」
という問題を、自動的に解決してくれる。
教員は毎日忙しい。
アメリカの金利政策を調べたり、企業決算を分析したりする時間はない。
だからこそ、世界全体を買うという考え方が相性がいい。
20代で始めると本当に強い
今回の資料を見ると、NISA口座の中心は30代から50代である。
確かにお金に余裕が出てくる年代だ。
でも、本当は20代が一番有利である。
なぜなら時間があるからだ。
投資の世界では、
才能より時間
である。
毎月3万円を積み立てる。
年間36万円。
20年間で720万円。
さらに運用益が積み上がる。
NISAなら、その利益に税金がかからない。
資料のシミュレーションでも、20年積み立てると非課税効果だけで100万円以上の差になるケースが示されている。
つまり若手教員ほど有利なのである。
私が若手教員に伝えたいこと
職員室には保険会社が来る。
銀行員も来る。
いろいろな人がお金の話を持ってくる。
でも、その前にやることがある。
自分で学ぶことだ。
YouTubeを10分見る。
本を1冊読む。
NISAを調べる。
SBI証券を調べる。
楽天証券を調べる。
その程度でいい。
子どものために使えるはずだった時間を削って、よく分からない保険契約を結ぶくらいなら、自分の金融リテラシーを高める方が何倍も価値がある。
教員は勉強のプロである。
だったら、お金についても少し勉強してみればいい。
私は20代の頃の自分に言いたい。
「保険の営業を1時間聞く前に、NISAの動画を10分見ろ」と。
そして今、若手教員にも同じことを伝えたい。
教員こそNISAをやるべきである。

