搾乳機おすすめ8選!結局必要だった【手動・電動・ハンズフリー】
産後2週間、夜中に胸が張って痛みで目が覚めることが続いた。
母乳育児をしてれば搾乳機なんて使わなくても済むと思ってたし、赤ちゃんが生まれる前は正直そこまで気にしていなかった。
でも実際に始まってみると、赤ちゃんが飲みきれない日、外出したい日、乳腺炎になりかけて張りを緩めたい日、いろんな場面で「これ、搾乳機があれば楽だったのでは」と思う瞬間が何度もあった。
ピジョンの調査だと、7割以上のママが搾乳機を持っているらしい。そんなに多いなら自分も検討したほうがいいなと思って、搾乳機のおすすめを調べ尽くすことにした。
今回は実際の商品情報や口コミをもとに、8商品比較しながらまとめています。
搾乳機、本当に必要なのか
「母乳育児をするなら搾乳機はいらないのでは」と思う人は多いと思う。実際、生まれてみないと必要かどうか分からないという声もよく見かけた。
でも搾乳機には、胸の張りや乳腺炎の対処、パパが授乳に参加できるようになる、外出中でも母乳をキープできるといった役割がある。母乳は赤ちゃんに吸ってもらうこと自体が分泌を促す刺激になるので、授乳後やお風呂上がりに搾乳で刺激する習慣が、母乳量の維持につながることもあるらしい。
「必要になってから買えばいい」という考え方もあるけど、胸のトラブルは突然くることが多い。出産準備の段階で1つ持っておくと、いざというときに慌てずに済みそうだと感じた。
搾乳機は大きく3タイプに分けられる
調べていくと、商品は大きく3つのタイプに分かれることが分かった。
タイプ①:手動型
価格帯:3,000円〜4,000円程度
電源不要、自分の手加減で調整できる
軽くて持ち運びやすく、価格も抑えめ
頻度が少ない、または月齢が浅い時期の使用に向いている
タイプ②:電動シングル・据置き型
価格帯:8,000円〜15,000円程度
スイッチひとつで自動的に搾乳できる
吸引圧やモードを細かく調節できる商品が多い
片胸ずつ搾乳するので、両胸だと時間はかかる
タイプ③:電動ダブル・ハンズフリー型
価格帯:15,000円〜30,000円程度
両胸同時に搾乳できるので時短になる
ハンズフリータイプなら家事や上の子のお世話をしながら搾乳できる
価格は高めだが、頻繁に搾乳する人ほど恩恵が大きい
手動タイプは腱鞘炎になったという口コミも見かけたので、頻繁に使う予定なら最初から電動を検討したほうがよさそうだった。
個人的に重視したいポイント
調べる中で、個人的に重視したいと思ったのは次の5つ。
吸引圧やモードを自分の状態に合わせて調節できること
パーツの数が少なく、お手入れがしやすいこと
使う頻度に見合ったタイプ(手動・電動・ハンズフリー)を選ぶこと
乳房への圧迫感が少ない設計であること
消毒方法(煮沸・レンジ・食洗機など)が自分の生活に合っていること
このあたりを軸に、比較しながら候補を絞っていく。
◾️メデラ ハーモニー手動搾乳機
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明(Amazon参考価格は変動あり)
タイプ:手動型
消毒方法:煮沸、食洗機、電子レンジスチーム消毒
【その他機能】
オーバル型のさく乳口が360度回転
ソフトカバー付きでやさしい付け心地
軽量・小型でコンパクトに収納できる
「パーツが他メーカーより少なくて洗うのがラク」という口コミが目を引いた。搾乳って地味に毎日のことだから、洗い物が少ないだけでハードルがだいぶ下がる気がする。
手動なので、頻繁に使うと手や腕が疲れてくるのは覚悟しておいたほうがいい。
同じ手動型で、角度を調節できるタイプもある。
◾️ピジョン さく乳器(手動タイプ)母乳アシスト 角度調節可
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:手動型
角度:調節可能
【その他機能】
握りやすい位置に調節できるエルゴノミクスハンドル
飲み残しやちょっとした圧抜きにサッと使える設計
角度を調節できるので、搾乳しながら無理な姿勢を取らなくていいのはうれしいポイント。ちょっとした圧抜き用として、電動タイプと併用している人も多いみたい。
エルゴノミクスハンドルとはいえ、長時間の使用にはやっぱり向いていない。
ここからは電動タイプ。まずはシンプルな片胸用から。
◾️ピジョン さく乳器(電動タイプ)母乳アシスト ハンディフィット コンパクト
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:電動シングル型
吸引圧:6段階調節
【その他機能】
赤ちゃんここちリズム搭載(準備ステップ・さく乳ステップの2段階)
ダイヤル操作で搾乳中も吸引の強さを調節可能
さく乳口のクッションが乳房にやさしくフィット
「赤ちゃんここちリズム」って名前だけ聞くと大げさに聞こえるけど、実際は赤ちゃんが飲むときの「速く浅い吸い方」から「ゆっくり深い吸い方」に切り替わる仕組みを再現しているらしい。射乳反射のメカニズムに合わせてあるので、ただ強く吸うだけの搾乳機とは設計思想が違う。
シンプルな分、両胸を同時には搾乳できないので、時短を重視するなら次のタイプが向いている。
同じ片胸タイプで、コンパクトさに振り切った商品も紹介する。
◾️メデラ 搾乳機 スイング(電動・シングルポンプ)
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:電動シングル型
操作:4つのボタンで操作
【その他機能】
コンパクトで軽量
2フェーズ搾乳テクノロジー搭載(ピジョンと同様に2段階のリズムを再現)
こちらもピジョンと同じく、赤ちゃんの吸い方の2パターンを再現するテクノロジーが入っている。「4つのボタン」というシンプルな操作性を推しているので、機械操作が苦手な人でも扱いやすそう。
ダブルポンプに比べると、当然両胸同時には使えない。
アプリと連動するタイプも見つけたので、続けて紹介する。
◾️ピジョン さく乳器(電動タイプ)母乳アシスト プロパーソナル スムーズ
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:電動シングル型
モード:3モード×6段階
【その他機能】
専用アプリ「Pigeon Switch」と連動してスマホ操作可能
授乳記録・赤ちゃんの成長記録もアプリで管理できる
快適フィットのクッション構造
搾乳器単体としての機能はハンディフィットコンパクトに近いけど、アプリで授乳記録までまとめて管理できるのは、記録アプリを別に使ってる人には地味にありがたい。
アプリ連動という付加価値がある分、シンプルなモデルより価格は高くなる。
ここからは、時短を重視したい人向けの両胸タイプ。
◾️ピジョン さく乳器(電動タイプ)高性能 母乳アシスト プロパーソナル プラス
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:電動ダブル型
操作:アプリ連動可
【その他機能】
両胸同時搾乳が可能、片胸のみの使用にも対応
短時間でより多くの母乳が搾乳できる設計
赤ちゃんここちリズム搭載
両胸同時にいけるのは、時間がない中での搾乳ではかなり大きい差になりそう。片胸ずつだと10分×2で20分かかるところが、単純計算で半分近くまで短縮できる。
その分、パーツも増えるので洗い物は片胸タイプより多くなる。
同じ両胸タイプで、メデラのモデルも見ておきたい。
◾️メデラ 搾乳機 スイング・マキシ(電動・ダブルポンプ)
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:電動ダブル型
【その他機能】
2フェーズ搾乳テクノロジー搭載
ハンズフリーさく乳カップに接続してハンズフリー化することも可能
メデラのダブルポンプモデルで、別売りのハンズフリーカップを追加すれば、後から両手を空けられるようにアップグレードできるのが面白い。最初から全部揃えなくても、必要になったタイミングで買い足せる。
本体単体だと据置きタイプなので、コンセントの近くでの使用が基本になる。
最後に、最初からハンズフリー設計の商品も紹介する。
◾️メデラ 電動搾乳機 ソロ ハンズフリー電動さく乳器
【基本スペック】
内容量:本体一式
価格:不明
タイプ:ハンズフリー型(片胸)
充電:USB充電、バッテリー内蔵
【その他機能】
服を着たままさく乳できる設計
コンパクトな片胸ハンズフリータイプ
充電式で外出先でも使いやすい
服を着たまま搾乳できるという点が、他のタイプと一番違うところ。上の子のお世話をしながらでも、家事をしながらでも搾乳できるので、搾乳の時間そのものを「自分の時間」として使えるようになりそう。
片胸タイプなので、両胸同時のダブルポンプに比べると搾乳自体の時間は長くなる。
結局私が選んだ搾乳機
もし自分が選ぶならという前提で、次の基準で絞り込んだ。
メインは、赤ちゃんここちリズムのあるピジョンのプロパーソナルプラスで両胸まとめて時短する
ちょっとした圧抜きには、メデラのハーモニー手動を常備しておく
上の子のお世話をしながらの搾乳には、メデラのソロハンズフリーを使う
1台に絞るというより、搾乳の目的や場面によって使い分けるのが現実的だと思う。
気になった、搾乳機のリズム設計について
比較していて一番気になったのが、ピジョンとメデラ両方に搭載されている「2段階のリズム」という仕組みだった。
赤ちゃんが母乳を飲むときは、最初は速く浅いリズムで吸って母乳が出る反射(催乳反射)を起こし、母乳が出始めるとゆっくり深いリズムに切り替わるらしい。搾乳機の「準備ステップ」「さく乳ステップ」や「2フェーズ搾乳テクノロジー」というのは、この自然な吸い方を機械的に再現している。
安いモデルの中には、ただ一定の強さで吸い続けるだけのものもある。搾乳機を選ぶときは、価格や両胸・片胸だけでなく、こういうリズムの再現があるかどうかも、搾乳のしやすさに関わってきそうだと感じた。
よくある質問
Q. 搾乳機はいつから用意すればいい?
胸のトラブルは産後すぐに起こることもあるので、出産準備の段階で1つ用意しておくと安心という声が多かった。
Q. 手動と電動、どちらを選べばいい?
使用頻度が少ない、またはちょっとした圧抜き用なら手動、日常的に搾乳するなら電動が向いている。両方を場面で使い分ける人も多いみたい。
Q. レンタルや中古という選択肢もある?
産院で使われている大型の電動搾乳機をレンタルできるサービスもあるし、フリマアプリで中古を探す人もいるらしい。購入前に一度試してみたい場合は検討の余地がありそう。
Q. シングルとダブル、どちらがいい?
時短を重視するならダブル、価格を抑えたい・そこまで頻度が高くないならシングルが向いている。
おわりに
搾乳機のおすすめを、手動型、電動シングル・据置き型、電動ダブル・ハンズフリー型という3タイプで紹介した。
「必要になってから考えよう」と思っていたけど、胸のトラブルは急にくるものらしいので、出産準備の段階で選び方だけでも知っておいてよかったと思う。
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