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nanjyoushi_zaka
スウェーデンウインク #毎週ショートショートnote
「いやぁこれは…漫才、なんですかね?」
「確かに会話にはなってましたけど…でもこれを評価してしまったら、いよいよ何が何だかっていう…」
会場には異様な空気が流れている。先ほどネタを終えたばかりのスウェーデンウインクが舞台の上で講評を聞いていると、男が手に持つ携帯の一つがピコンと鳴った。
「重要なのは笑えるかどうか、ネタのクオリティですよね?」
その声にもう一方の携帯がピコンと反応した。
「目新しいものが流行り斬新な切り口はいつもなら評価されるのに、悔しいですね」
審査員は苦笑しながら言う。
「いやぁ〜いくらなんでもこれはちょっとねぇ…」
その時、今まで一言も発していなかった男が携帯をポケットにしまって言った。
「じゃあ逆にお聞きしますけど、流行病の再発だとか言ってみなさん別室にいるようですが、あなたたちは本当に人間なんですか?
視聴者の皆さん、僕の前に並んでるのはモニターだけだ。この人たちがAIじゃないって、僕は断言できません」
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