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越後長野温泉 山合の渓流沿いに佇む一軒宿 その3(完) ~「嵐渓荘」 歴泊記 2026.6.4-5 ~「文化財に泊まりたい。」ファイルNo.23

 今回の旅は2泊3日の歴宿巡り。1泊目の歴宿は「越後長野温泉 嵐渓荘」。ひとっぷろ浴びて、夕食食べて、夜の徘徊をしたところまでが前話⇩。

嵐渓荘館内図 HPより
ワレの部屋は「緑風館」2階の「千草」

 さて、昨夜は夜景撮影して、部屋に戻ってそのまま寝落ちしたらしい。気が付けば翌朝。障子越しの光がキレイ。明るいけど、まだ4時半だ。

広縁の窓から

 広縁の窓を開けると、一面に緑の木々。青空もキレイ。BGMは川のせせらぎ。風もなく穏やか。空気が澄んでるのを感じる。

 よし、朝風呂へ行こう! 貸切の「深湯」が空いてればいいんだけど。

 ちなみにスマホで空状況をチェックできるらしいけど、この時間なら空いている可能が高い。行った方が早い 。

 貸切風呂に到着。なんと、ちょうど「深湯」から出てきた人がいた。ラッキー。隣の「石湯」は使用中。この時間なのに、さすが人気温泉。

「深湯」の脱衣場の窓から(多分)
「深湯」 
内湯は「石湯」と似た感じ
深くもない
「深湯」たる由縁は露天にある
ここは立ち湯なのだ
深さ120センチくらい

 立ち湯が基本だけど、湯船の中にも手すりが付いてるから、微妙な姿勢になるけど寝湯でプカプカもできないことはないのだ(嬉)。 

 湯から上がったら待ってる人がいた。お待たせでした。ワレもこれで3つの風呂を制した。完湯だ。 

渡り廊下を戻りながらパシャリ
ここなら枝が掛らない
縦長にしてズームッ!
オーッ いい写真撮れた(喜)
廊下途中の板戸 存在感がある
多分、昔の旅館時代の建具を再利用
この金板が重厚感を醸し出してる
見せ方が難しいけど、こういうのスキだ
「地・温泉」っていう会もあるんだね

 「千草の間」に帰ってきて、ちょっと建具や造作のチェック。

これは川側の窓の柱
昔のままの材
床の間の天井
網代模様に化粧直ししたようだ
廊下の窓から見た「千草の間」
下の1階のラウンジの庇の屋根は
キレイに葺き替えられている
軒天
避難梯子は消防法上ここにつけなきゃいけないんだろうね
梯子の踏板は年季が入っているように見える

 外装は全般的に塗装の化粧直ししたばかりみたいだから、数年すれば風合いが出てくるかも。その頃が楽しみ。

 そういえば、望楼って近くで見れるのかな。見えるといいな。3階に行ってみよう。

期待しながら3階に上がって
エレベーターのある新館の方に行ってみる。
新館の廊下の小窓を覗いたら 期待通り
緑風館の大屋根と望楼が間近に見えた(嬉)
これは「千草の間」の真上 3階の部屋(多分)
望楼 ズーム(幸)
瓦屋根もキレイ
葺き替えたのかな
緑風館の3階の階段途中から見下ろす
見上げる
「千草の間」に帰還
広縁で外を眺めながら一息
昔の名残の木札 多分部屋の名前
うまく読めないけど
「わ ? 草」って字に見えないこともない(笑)
 こっちは木札が無くなって釘のみ残ってる

 ちなみに現在の「千草の間」は元は「若草」と「千草」っていう二つの小部屋を一つに合体した部屋なのだ。

 さて、まだ1階のラウンジをちゃんと見てないから、人の少なそうな今のうちに行っておこうかな。

廊下に出て「嵐渓の間」の前の廊下天井
そのまま進んで階段を下りる
これは階段の上の装飾
あとから「嵐渓の間」を見させてもらったら、
ここも「嵐渓の間」の一部だと判明
ラウンジ
フロント側から見るとこんな感じ
ラウンジの内装は全面的にリノベーション
窓を大きくとって、軽快で明るい雰囲気
ラウンジから玄関側へ
玄関に掛けられた「妙泉和楽」の額
この宿のコンセプトなんだそう
玄関から外に出てみる
さっきよりも空が青い
ちょっと風が出てきた
ベストポジションを求めて庭をウロウロ

 鳥の鳴き声も爽やかなので、動画も撮ってみた⇩

 大分風が強くなってきた。木々の梢がザワザワしている。

強風のせいか、こんなカワイイものが上からポトン
マツボックリになる前のヤツ(多分)
しばし椅子に座って休憩
風は強いけど 寒くはない
清々しい
散策終了
宿に戻りながらパシャリ
玄関横の喫煙室 入口
喫煙室の中の天井

 部屋に戻ったところで朝食までまだ時間がある。なにしろ大分早起きしたからね。ってことで貸切風呂に行こうかな。空いてなかったら大浴場でもイイや。すでに完湯してるから心に余裕があるのだ(笑)。

食事用の個室(左側)が並ぶ廊下
貸切風呂はこの先の渡り廊下を渡る
廊下の反対側の窓からは中庭が見える
こっちは渡り廊下からの眺め
さっきも撮ったバカリだけど(笑)

 貸切風呂は「深湯」が空いていた(嬉)

「深湯」の浴槽の底
ダチョウのタマゴみたいな石がゴロゴロ
露天風呂の底の石

 温泉満喫で、次は朝ご飯だ。場所は夕食と同じ個室。今朝も隣の食事会場が賑やかだ(笑)。

ワレはもちろんボッチ席
スタート
黙々と食す
これは温泉で炊いたお粥だそう
なので塩味 もちろん美味
個室から見える中庭

 食事しながら、仲居さんに「嵐渓の間」の見学希望のことを告げると、確認してOKだったら部屋の照明をつけておきますとのこと。

 隣室の賑やかな話し声をBGMに完食。ごちそうさまでした。 

廊下から見ると、この襖が全部「嵐渓の間」

 さて、「嵐渓の間」は「千草の間」の手前(向かい)の部屋。そっと覗いてみると既に明かりがついている。仲居さん、ありがとございます。ちなみにこの部屋は廊下側が全部襖戸。鍵がない部屋なのだ。

 それでは「嵐渓の間」 入ります。

オーッ! やっぱり広い
組子の細工も凝ってる
欄間
組子を縦に並べた欄間を
「筬欄間(おさらんま)」と言い、
正統派の座敷に使われるのだそう。
広縁の窓から見下ろすと
玄関の屋根(破風)がすぐそば
ここは昔のまま葺き替えてないみたい
見上げて 軒天
広縁もある
こうして見ると広さ実感!
座敷飾り
広縁から戸を開けて床脇を覗く
床の間側から
最後に、この窓を開けると、、、
真下が階段なのだ
以上、「嵐渓の間」

 ちなみに、この部屋に泊まった方のSNSの動画投稿を見たら、「朝晩、階段の往来が賑やかだった」って感想を言ってた。そりゃそうだろうね(笑)。

 「嵐渓の間」の見学を終えたところで、さっき仲居さんが、ラウンジでコーヒー飲めますって案内してくれたことを思い出した。行ってみると、ラウンジは大賑わい。「エーッ、こんなにお客さんいたの―ッ」って感じだ。

 座ってのんびり飲むのは諦めて、コーヒーカップを持って部屋に戻ろうとしたところで女将さん発見。

 「嵐渓の間」の見学ができたことのお礼を言いつつ、内装・外装のリニューアルについて話を聞いてみた。

 女将さん曰はく「カメムシの大発生で《緑風館》の使用ができないほどになり、やむなく侵入を阻止するため、隙間がないよう改修した」とのこと。

 なるほど古い木造の建物とカメムシ問題、アルアルだね。内装も綺麗にしてるから随分思い切ったお化粧直しだ。

 ワレのオタク趣味のことを交えて、「HPや雑誌で見たイメージと実物とはちょっと違っていたけど、趣や風情は損なわれていなくて良かった。」っていうような、ちょっとエラそうな感想を伝えたら、「あっ、そうだった」って笑いながら「HPの写真は急いで差し替えないといけなかった」と言っていた(笑)。 ともあれ、女将さんとお話しできてよかった。

 それでは、名残惜しいけどそろそろ帰り支度だ。

さらば「千草の間」

 帰り支度して、フロントで会計。土産に特製饅頭もゲット。年配の男性(番頭さんかな⁉ ご主人だったりして)が見送ってくれた。

 女将さんは他のお客さんの世話で走りまわっている様子。駐車場に行ったらちょうど会えた(笑)。

「お世話になりました」

さらば「嵐渓荘 また来るよ 緑風館」

 ちなみに、今回の旅を終えて数日後、嵐渓荘のHPを見たら緑風館の工事について写真を交えて以下のように掲載されていたので紹介しておく。

初日に担当してくれた仲居さんが、
「結構大々的に改修しましたよ」って言ってた。
写真を見ると確かにその通りみたいだ。
以上、嵐渓荘HPより

 さて、ちょうど10時に「嵐渓荘」を後にして、今日は2泊目の歴宿「松之山温泉 凌雲閣」(十日町市)に向かう。
 でも、その前に「弥彦神社」に立ち寄りたい。

途中の景勝
道路から八木ノ鼻をパシャリ
昨日さんざん撮ったけどね
遠くの山並み

  嵐渓荘から弥彦神社までは1時間強の見込み。

道路を跨ぐ大鳥居。
ちょうど信号待ちの時に
フロントガラス越しにパシャリ(嬉)
弥彦神社はここから車で10分くらい。
第一駐車場に到着 11時15分
表参道の「一の鳥居」まで100メートル 意外と近い

 それではここで note のAIアシスタントさんに弥彦神社について超ショート解説をしてもらう。
「弥彦神社(正式名称:彌彦神社)は越後国一宮として古くから信仰を集める名刹です。
 御祭神は天照大御神の曾孫にあたる「天香山命(あめのかぐやまのみこと)」で、越後の国造りの神様として知られています。
 万葉集にも詠まれるほど歴史が深く、仕事運、縁結び、厄除けなどのご利益があるパワースポットとして全国から参拝者が訪れます。」
 以上、AIアシスタントさんの解説抜粋。

「一の鳥居」を潜る
柱が地面から少し浮いているめずらしい構造なんだそう
厳か
ここで左に曲がって拝殿へ

参拝を終えて東参道から駐車場に戻る。

これは相撲の土俵かな

 途中でニワトリの鳴き声が聞こえてくる。何羽もいるようで、なかなかの合唱。鳴き声のする脇道へ 入ってみる。

オーッ いました たくさん

 鶏舎になってる。国の天然記念物に指定されている貴重な日本鶏を飼育(保護)しているんだそう。それにしてもみんな良く鳴く。しかも、これぞニワトリの鳴き声の見本って感じ。思わず動画で撮ってしまった(笑)⇩

 シカも数頭。神の遣いだからね。

日陰でオネンネ
なるほど

 日差しが強くなって日向を歩くととっても暑い。第一駐車場へは東参道からが近いって聞いていたけど、車を止めた場所に寄りけりみたいだ。ワレの止めた場所は表参道からの方が近いかも。

 でも、この道を通ったお陰でニワトリとシカに会えた。よかった(笑)

 ひとまず「嵐渓荘と弥彦神社」 これにて(完)

 
  つづきはファイルNo.24 松之山温泉「凌雲閣」
乞うご期待

※画像の引用は本文に記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影



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