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箱根塔ノ沢温泉 栄えある歴史と美しい旅館建築を誇る宿 その2(完) ~「元湯 環翠楼」 歴泊記 2026.5.15-16 ~「文化財に泊まりたい。」ファイルNo.22

 さて、今回は久しぶりの奥方と二人旅。箱根塔ノ沢「元湯  環翠楼」、客室も「翠簾(すいれん)」というこの宿一番の眺望の部屋(嬉)。
 奥方の要望の「三社参り」をコンプリートして、宿にチェックイン。露天風呂に入り終えたところまでが前話⇩。

 露天風呂を出て内湯の大浴場(大正風呂・岩風呂)に向かうところから後編スタートだ。  

この先が湯屋 

 大浴場は時間で男女入れ替え制。どちらもモザイクタイルと岩のコラボした造りになっているらしい。楽しみー!よーし、入るぞーッ‼

あれっ⁉  左にもステンドガラスある⁉
と思ったら、これは鏡に写った偽物だった(笑)
本物はこっち   
さっき洗面所の方から見えたやつ
ここで振り返るとこんな感じ
鏡に写ってるのは湯上り処の方

 それでは暖簾をくぐって中へ。期待通り誰も入ってない様子(嬉)。

独泉‼
棚の衣類はワレの浴衣
スッポンポンでパシャリしているのだ(恥)

 浴室内は床一面がモザイクタイルで敷き詰めら、 結構広い。浴槽も左右に一つずつある。

入って左奥の浴槽
 右になぞの洞
こっちは右の浴槽

 どっちも浴槽は深め。ステップは無いので手すりは必須。広さは3,4人くらいのサイズ。

壁の石(岩風呂の由縁)
隙間から湯⁉がにじみ出ている 
  湯船に浸かって天井を見上げれば
明り取りの窓が光ってキレイ
洗い場の壁・照明 
  意匠が凝ってる   

 湯温もちょうどよくて、イイ湯だった。脱衣室で扇風機にあたりながら室内観察。

 脱衣場のステンドガラス 
天井と照明
手の込んだデザインのレリーフが上質感を出している
 
風呂側から休憩所をパシャリ

以上、大浴場(大正風呂・岩風呂)

では、部屋に戻りながら館内探索を再開。

まずは  1階共同洗面所を通り抜け、、、
階段手前へ
この奥に見えるのはバーのガラス扉。
夜は早寝しちゃったから利用しなかった。
ちょっと一杯やってみたかった(悔)
階段前を通り越した反対側
廊下の床や作り付けの棚がいい味出してる
   この辺りにも客室が数室ある

階段に戻って2階へ上がる。

これは途中の踊り場
菱形の欄間の向こうはさっきの部屋の前
裏側ってことだ
2階の客室「三十一号」の廊下

 「三十一号」は昔のままの部屋らしい。そのせいかどうかは不明だけど、廊下が通行止めになってる。

  環翠楼の本館は北棟と南棟に分かれるが、ここがその境だ。ちなみにワレの部屋「翠簾」やこの「三十一号」は南棟だ。

  「三十一号」の廊下の天井
ちょっと薄暗くて分かりにくいけど、
かなり手の込んだ造りのようだ 
これは1階大浴場の真横に下りる階段

 ちょっと歩を進めると廊下の両側にラウンジと喫煙室があり、その先は本館北棟。

このまま進むとフロント・玄関
ここにも階段
壁の装飾もオシャレ

では、ちょっと戻ってラウンジと喫煙室を拝見。

まずはラウンジ
ラウンジの中
一見して贅沢な造り
  格天井 (部分的に網代天井)
寄木細工の床 

以上、ラウンジ

続いて向かいの喫煙室へ。

    煙草は吸わないけどね
灰皿は意外に小さかった
本も少し並んでる
窓の外に見えるのは「三十一号」の廊下

以上、喫煙室

 廊下に出て、部屋に戻ろう。さすがに奥方も湯から上がっているだろう。

こんな装飾も
3階手前の踊り場からパシャリ
3階まで上り切ったら右に折り返す
この先を左に曲がると「翠簾」だ

 部屋に戻ったら奥方が先にやってた。冷蔵庫の1本目がすでに残高ゼロ。我も冷蔵庫から1本。

アテはきなこのかかった団子

 しばらくマッタリしたところで探索再開 。

部屋を出て途中の廊下の分岐を左に進む。
この先には貸切風呂がある
  微妙に左曲がりの階段
館内図とちょっと違う 
左にちょっと狭い下り階段。
壁に「岩風呂(大浴場)は⇩」の表示 
でも、今は貸切風呂の方を目指してるから関係なし
階段を上ると右に貸切風呂。使用中の札が出てる。
まぁ、今は場所確認(探索)だけだからね。
  その先に進むと、、、 
別館が見えるけど繋がってはいないみたい。
シャアナイ。ここでUターン。
  貸切風呂の前を戻ってさっきの廊下の分岐点へ
この辺りは南棟と北棟の間の廊下(多分) 
大浴場を探して迷ってた時にも見たかも 
ここはよく覚えてる
皇女 和宮様関係の展示だ

 ちなみに和宮(静寛院)は病気療養のため、塔ノ沢に逗留していたが、静養の甲斐なく31歳の若さでこの「環翠楼」で逝去された。

 その後、親交のあった篤姫(天璋院)が滞在し、和宮を偲んで詩を残している。この宿は、そのような悲しいエピソードを持つ場所でもあるのだ。

 NHKの大河ドラマやってたけど、ワレは篤姫役の宮崎あおいちゃん、和宮役の堀北真希ちゃんの顔しか思い出せない(笑)。

その先に2階へ下りる階段 
降りて見る 
 下は玄関だった

 なるほど、最初は方向感覚を惑わされて迷路のようだったけど、これで館内の位置関係が大体わかった(笑) 。

ピッタリ合ってる現役の時計 
玄関を横切って、、、
庭園の矢印の方に出てみる
   出てすぐ右の窓側はこんな感じ 
石段を下りて早川沿いの遊歩道
雰囲気のある小径だ
  遊歩道を進んで宿を見上げる 
これは本館北棟
こっちは本館南棟
このあたりに和宮ゆかりの歌碑が並んでいる
  もう少し進んで見上げれば
南棟3階の「翠簾」の部屋が見える
  更に遊歩道を進んで振り返えるとこんな感じ 
その先でUターン
  また「翠簾」の部屋を見上げてパシャリ 
和宮ゆかりの歌碑
勝海舟の詩もあるらしい
我には読めないけどね
庭園出入口の脇  格子から向かいの「一乃湯」
玄関に戻る
     玄関から外(国道)へ出て
橋を渡ってすぐの袂から外観撮影を試みる 
でも木々が元気過ぎて建物が見えない
入母屋の屋根だけチラッと 
一方、環翠楼の向かいの「一の湯」はヨーク見える
あちらも歴宿。来月歴泊予定だ
 行ったり来たり、いろんな角度から挑戦
けどヤッパリだめ
見えないんじゃシャアナイ 
玄関に戻って、、、 
正面から見上げるとこんな感じ
  玄関脇のプレート 
玄関破風の軒天 
館内に戻って フロントのレトロなレジスター
現役では無いけど社長は扱えるらしい
  フロント脇には現役の巨大金庫
このダイヤルにも時代を感じる

探索を終えて部屋へ

これは部屋の洗面 ボールが2つ 
見切れているけど左側がトイレになってる
踏込みから見た玄関側の格子戸と廊下

  奥方はズーっとテレビ見てまったりしてたらしい。まぁ、過ごし方は自由だからね。
 さて、時刻はそろそろ18時。夕食の時間だ。

場所は4階の大広間 

 この部屋は二重折上げ格天井の大空間で、周りは色彩豊かな襖絵に囲まれた豪華な部屋なんだけど、一枚もパシャリするの忘れてしまった(翌日の朝食の時はしっかり撮ったよ) 。

以下、料理はお品書きの通り
生ビール半分飲んじゃったところでパシャリ
奥方もビールで乾杯
焼酎ロック  
ごはんも出て来て終盤
完食
ごちそうさまでした

 部屋に戻る前に女将さんからもう一つの大広間「蓬仙閣」の行き方を教えてもらって直行。

「蓬仙閣」に到着

 この「蓬仙閣」は昼間の探索の時見つけられなっかったのだ。さっき食事した大広間と同じ4階のフロアなのだが、「神代閣」は南棟で、この「蓬仙閣」は北棟。両者の間にスタッフオンリーの配膳スペースになっているため客は通行止めになっているのだ。 

この大広間も折上げ天井の大空間
約80畳のスぺ-ス
ちょっと薄暗いけど
雰囲気は感じられる
いろいろ展示もされている
ここが北棟と南棟の境のスタッフ専用の配膳スペース
右に棚のように見えるのは配膳用のエレベーター
まだ現役で大活躍らしい
以上、大広間「蓬仙閣」

 階段を下りて、ついでに夜景を撮りに外に出てみる。

 フロント前を通って玄関、そして外へ
  さっきと同じ橋の袂からパシャリ
予想はしてたものの、やっぱりだめだ
灯りは見えるけど思うような感じではない 
ブレちゃってもいるけどね

 シャアナイ。早々に夜景撮影を切り上げて部屋に戻る。

階段の途中にレトロな消火器があったのでパシャリ

 露天風呂は夜間に限り貸切可能なのだがちょっと疲れたので今夜はもうイイ。この後、速攻でベッドにダイブ。

 朝まで爆睡。ちなみに睡眠アプリのログによると就寝20時、起床4時50分 。なんとも健康的(笑)。

 奥方は当然まだオネム。ワレは寝覚めスッキリで朝風呂へ。大浴場(大正風呂・岩風呂)は5時から入浴可能なのだ。

浴室は男女入れ替わっている
  今回は手前の暖簾
ト―ゼン独泉 !
脱衣室のステンドガラス
オーっ! こっちの風呂の方がオシャレかも
タイルのデザインも変化球が混じってる
  明り取りの天窓   
白壁などは昨日の風呂と同じ雰囲気
でも、こっちの方がこじんまりしていて、、、
やっぱりオシャレかも

 こんな感じだから音響もビンビンにサイコー。昨日も歌ったけど、今日も早朝からハマショーでワンマンショー。

湯から上がって時刻はまだ5時半

完湯目指すなら残るは貸切風呂だ。

大浴場の暖簾の前の天井
以上、大浴場

 貸切風呂に向かう途中の廊下で見かけたスペース(四畳半くらい)には何も置かれていない。

何もないけど天井は松材でイイ感じ。

 階段を上がって3階貸切風呂の前に到着。

「空」の表示。この時間だからね。 
 この浴室は最近のリニューアルらしい。
インバウンドが増えたからねー
こういう風呂が必要なんだろうね
オーっ  寝湯ができる(嬉)
喜んで寝そべってみたけど、
どうしても下にズルズル落ちてしまう トホホ

  一応、これで完湯。
湯から上がってそのまま朝の散策だ。

2階へ下りる
ラウンジ前を横切って玄関から外へ 

  道路を渡って、向かいの「塔ノ沢一の湯」前へ。 早朝だから交通量が少ないけど油断していると結構なスピードで来るので要注意。両側がカーブだから見通しもよくない。

 カーブってことがよくわかる
橋を渡る 
朝日を浴びて、昨日より良く見える気がする
実際にはそんなことないんだろうけどね

 パノラマで同じようなの何枚も撮ってみた。以下はその一部(笑)。  

以上、パノラマ撮影

 これが今回の撮影の限界。落葉の時期がシャッターチャンスかな。橋を渡って玄関に戻る。そういえば、まだ別館に行ってなかった。そのまま玄関前を通り過ぎて別館に向かう。

途中で本館北棟側を見上げてパシャリ 
この先が別館の入口
別館の門
ここからグルリと反時計回りに玄関の方に進む
 別館玄関前に到着 
 別館はお化粧直しをしていてレトロ感が薄くなってる  
国道側から見上げた別館
連絡通路を歩いて本館に戻る

 さっきは国道の隅を後ろから来る車にビビりながら歩いてきたけど、こんな安全でイイ近道があったんだ(笑)

本館北棟を横からパシャリ
これも本館北棟
ここを潜り抜けると、、、
   玄関に帰ってきた 
別館へはここを潜っていけばよかったんだね
さっきは、この右の国道の端をビビりながら歩いた
玄関の格天井 
玄関に入って、脇の戸から遊歩道(庭園)ヘ  
3階が「翠簾」
橋の方を振り返るとこんな感じ
  これは露天風呂へ上がる石段
玄関に戻りながら早川をパシャリ
朝日を受けて新緑が輝いている
階段を上がって玄関へ
   ここは通行止めの2階「三十一号」の廊下
朝日が床に反射して天井が明るく照らされている
天井の格子状に組んだ意匠がよく見える 
1階に下りてみる
「下階」って1階のことらしい
  露天風呂の方へ行ってみる
   途中で「翠簾」の間を見る
見られてもOKなところだけ障子を開けておいた
  稲荷さんの鳥居 

 独泉のようだし、折角なので露天風呂に浸かることにした。

 新緑の中、早朝の露天は気持ちイイ 。 パノラマで撮ってみた。

 となりの女性風呂にも誰もいないみたいだったので大声で歌も歌っちゃった(嬉)。

 ついでに動画も撮っちゃった⇩

気分サイコーで湯から上がり部屋に戻る。

 ここにも謎の洞
部屋に帰ってきた。
障子に木々の影絵が浮かんでキレイ

 部屋もパノラマで撮ってみた 。

明るいと部屋の印象が随分と違う
昨日撮ったけど
また激写(笑)
 広縁があるとイイんだけど、この腰壁に腰かけて
朝日で日向ぼっこも捨てたもんじゃない
    窓の外をキョロキョロ
以上、朝の「翠簾」撮影会 終了

   奥方はお目覚めでスマホを見ている。そういえば夕食以降、一歩も部屋を出ていない。風呂も大浴場に1回行っただけ。露天風呂も特に入りたくはないらしい。

 まだ朝食まで1時間ある。ならば奥方にもこの宿を楽しんでもらわねば。奥方を誘って遊歩道を散策。遊歩道は我はもう3回目。いろいろ説明しながら歩く。

でも、一番奥の石段を登るのと、、、 
稲荷さんの鳥居をくぐるのは今回がお初 
ここから「翠簾」の部屋がよく見えることを
説明したりして散策は続く 
ついでに別館へも案内
本館に戻りながら北棟の壁を見上げる
 ワレは同じところを何回見ても見飽きないのだ(笑)

 玄関に戻ったらフロントに若い仲居さん(娘さんかも)がいたので、古い電話の展示場所を聞いてみた。

 案内してくれると言うのでついていったら、なんと4階の大広間「蓬仙閣」だった。

たしかに夕べもこんな感じで見た覚え

 この部屋は昨日夕食後見たけど、気が付かなかった。ちょっと暗かったし、酔っぱらってたかも (笑)

オーっ! あるある 
  電話機どころか交換機もあるではないか 
その他にもお宝がいっぱい

以上、夫婦なかよし散策はこれにて終了

  館内外のみどころがたくさんあって整理が大変。なのでこの⇩マップで総括

見落としもあった いつかまたトライだ

    ついでに空から見た環翠楼も併せてみると位置関係が分かりやすい。

上が北棟、下が南棟
「翠簾」は右下の角、ちょっと出っ張ってる部分
グーグルマップより

 さて、時刻は8時。一旦部屋に戻って朝食だ。会場は夕食と同じ4階大広間「神代閣」。今回は部屋の様子をしっかりパシャリ 。

着物姿は女将さん
最初のセットの図
ご飯も、味噌汁も全員集合の図

     二人でお櫃を空にして満腹、満足。「ごちそうさまでした」 。この後は、部屋に戻ってゆっくり帰り支度。会計を済まして仲居さんに見送られて「お世話になりました」。

 帰りは、奥方の要望で御殿場回りで「道の駅ふじおやま」に寄り道。途中、道間違えて時間ロスしちゃったけども険悪ムードなしで到着できた(笑)。

快晴
富士山がよく見える 
これは拡大
ちょっと電柱とか電線が入っちゃう  
コーヒは買わなかったけど、
ビールを土産にゲット
奥方はイチゴなどを調達してた
    これは新御殿場ICに向かう途中の道 
 車の運転席からフロントガラス越しにパシャリ 
電柱も電線もなし 絶景

 このあと高速で静岡に向かいながら富士を振り返ったら大きな雲がかかっていた。
さっきが絶好のタイミングだったってことだ(嬉) 

(完)

※画像の引用は本文に記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影


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