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【じーじは見た!】後編:防災庁設置準備アドバイザー会議を見てみた!

Z世代応援団、未来世代応援のじーじです!

今回は、石破政権で発足した「防災庁設置準備アドバイザー会議」の成果物を確認しています。

本編は後編です。前編から読んでいただけると話が繋がります。


4️⃣ 日本の行政の現実

榛沢委員の提供資料では、2011年の東日本大震災の教訓を防災マネジメントに活かして、日本に足りない災害時マネジメントが目指すべき事例として、2012年のイタリア中部地震(エミリア地震)の際のフィナーレエミリアでの対応を取り上げています。被災後直ぐに準備された避難所を紹介してくれていますが、昭和5年のままの日本とは大違いです。

榛沢委員の提供資料より抜粋①
榛沢委員の提供資料より抜粋②
榛沢委員の提供資料より抜粋③
榛沢委員の提供資料より抜粋④

ちなみに2024年の能登半島地震の際の避難所はこんな感じです。👇

榛沢委員の提供資料より抜粋⑤
榛沢委員の提供資料より抜粋⑥

地震大国の日本で、何度も何度も震災を経験しているのに、こんな避難所しか準備できないのは、日本人が馬鹿で怠け者で、イタリア人は賢くて働き者だからできる差なのでしょうか?

そんなことがある訳ないじゃないですか。
行政のしくみ、政治の不作為(課題先送り)のせいに決まっているじゃないですか。マネジメント力の差なんですよ。

5️⃣ DXの進化に希望の光がある

この写真👇が、じーじの理想とする地方自治のあり方なんです(分野によりますけどね)。能登半島地震の際のデジタルチームの状況です。

江口委員提供資料より抜粋①

DXの進展によってデジタルの世界が行政を変えつつあります。
経験豊かな司令塔がいて、組織を適切にマネジメントできれば、有能な人や素晴らしい道具(製品)は日本に溢れています。

足りないのは、それをマネジメントできる司令塔に与える権限の立法措置だけなんです。

ボランティアやNPOという善意に依存した属人的部分最適では、イタリアの災害時対応に勝てず、いつまでも昭和5年と同じ避難所運営しかできない訳なんです。

ガイドラインを作って地方に「やっとけー」(「ガイドラインでやっとけー地方自治」とでも呼びましょうか?)では、属人的・部分最適でも超優秀な首長さんの自治体で、まぐれ的な成功事例を出すことはあっても、言語化され標準化されたマネジメントがある訳ではないので、全国での再現性がなく9割は失敗し、昭和5年を繰り返すだけでしょう。

ただし、第4回会合の「防災DX、防災技術研究開発」の議論の中に希望の光がありました。

上記写真の司令塔になっている江口さんとは、こんな方です。👇

江口委員提供資料より抜粋②

防災庁を作るなら、石川県が被災地であっても神奈川県の職員が司令塔になることができるように、被災地での権限を与えて司令塔機能を果たせるように法令措置をとってあげることが重要です。

上記の写真は、感動ものですよ。

司令塔の江口さんの周りには、被災県庁の職員だけでなく、他府県の県庁職員やデジタル庁の職員、民間からも損保ジャパン、東京海上、SAP、三菱総研、パランティア、LINEヤフー、北國銀行の社員が現地に集まり、リモート環境の中、NEC、NTTデータ、防災科研、ウエザーニュース、IOデータ、PWC、デロイト、スペクティといった企業から専門家が直ぐに役割分担できるようにリモート参加しています。

素晴らしい体制じゃないですか?

こういったことをデジタル分野だけでなく、いろいろな分野、例えば避難所運営、ボランティアコントロール等に司令塔が指図し、判断を集約できるマネジメントを標準化していきましょう。

そして、被災地で使う簡易トイレやテントといった物資を各自治体がバラバラに手配して準備しておくのではなく、財政力のない弱小自治体でも利用できるプラットフォームを国が準備をして、地域間共通の拠点在庫を持つべきだ(法的な制度設計)と思いますよ。

是非、災害時の司令塔機能をレベルアップして、イタリアに負けない避難所をどこが被災地になっても設置できるように、早く立法府(国会)で法令措置を構想しましょうね。

事務局提供資料より抜粋

6️⃣ まとめの報告書

計8回の会合を経て、まとめられた報告書の冒頭には次のようなことが書かれていました。

報告書より抜粋①

報告書全文を紹介することはできませんが、目次を見れば大体の内容が想像できると思いますので、下記に目次だけ示しておきます。

とりまとめ報告書より抜粋

人口減少が加速を始めた日本において、行政のしくみ、特に地方自治のあり方をガラガラポンするチャンスが到来しています

ガイドラインを地方に「やっとけー」マネジメントばかりでなく、省庁・地方横断的な課題分野に、有能な司令塔が地方をマネジメントできるようにする「標準化と全体最適な地方自治のあり方」に地方自治法を改正して実現可能にもっていく行政改革を今こそ考えなくてはならないと思っています。

そろそろ昭和を捨てて、変わろうよ!
高市首相、省庁再編・地方自治法の改正を含む行政改革、やろうよ!
そうしないと防災庁作ったところで昭和5年の避難所から変わりませんよ。

地方自治法に手を付けるのが難しくても、現行法下でもできる司令塔機能と地域間連携(拠点防災グッズ在庫)を仕切ることができる権限を防災庁に与えることくらいは、高市首相に是非まとめてもらいたいな。

頑張れ高市首相!
頑張れZ世代!

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