釜山ひとり旅 Day 4 いきあたりばったりが、ちょうどよかった一日
こんにちは。あっという間にGW・・・!旅行中、書いていた旅行記録も他の記事を書いたことで、日にちがズレ、そのままに帰国し、そして旅行記をそのままに。
そんな釜山滞在4日目からの記録を今日は書こうと思います。
釜山滞在4日目。
この日は、あまり予定を詰めすぎず、気になる場所を静かに気ままに訪ね歩いた日でした。ざっくりと行きたな〜〜と思う場所を1つ先に決め、途中でベンチやバスの中で次に行く場所を決めるという。そんなゆるゆるな1日だったので、割と振り返れば広範囲で行動しているな、というのを振り返って思います。笑
そして、観光地めぐりというよりは、記憶や感覚をたどるような、心に残る旅の一日です。
影島へ。辿り着いてから知った物語の重なり
最初に向かったのは影島(ヨンド)。
釜山のことを調べているときに「影島(Yeongdo)」という地名を目にして、どこかで聞いたような気がしていたのですが、しばらくしてから、「あ、小説『パチンコ』の舞台のひとつ、Yeondoだ」と気づきました。
実際に歩いてみると、小説を読んだときに思い描いていた景色や、ドラマで見た風景とはかなり違っていて、
「もしソンジャが今の影島を見たら、きっと驚くだろうな」と思いました。
高層マンションが立ち並び、街はすっかり変わっているけれど、彼女が渡っていたあの海は、今も同じ場所に広がっていて。
そのことに気づいたとき、少しノスタルジックな気持ちになりました。
ヒンヨウル文化村も歩いてみました。
あまり情報を入れずに訪れたのですが、それが逆によかったのかもしれません。
静かな路地と海沿いの風景、カラフルな建物。ただ歩くだけでも目を楽しませてもらい、ただただゆっくり散歩するのが心地よかったです。でも、とにかく寒かった😂
薄着で来てしまったことに激しく後悔しました。笑
ボランティアの住民の方たちのおかげで、すごくきれいに保たれているところでした。

それでも海辺を歩いたり、ベンチでメモを取ったりする時間は穏やかで、初めて釜山に来たときに抱いた「海と高層マンション」のイメージが、そのまま目の前にありました。




亀浦へ。あたたかな交流と、静かな勇気
影島をあとにして、次は地下鉄で亀浦(クポ)へ向かいました。

亀浦に向かった理由は、今年からご縁がある方との会話から。
彼女の母方のおばあさんは、私の祖母と同じく、日本統治時代の朝鮮半島で生まれ、釜山に住んでいたとか。私の祖母は今は北朝鮮側の、清津で生まれました。
私は祖母が生まれた土地に行くことはできないけど、その方の縁の土地である亀浦はどんなところなんだろう、と思ったのが、私が亀浦にアンテナを立てたきっかけでした。
釜山の地下鉄に乗っていると、どこか大阪のような雰囲気を感じます。この日もローカル線なのに満席で、私の両親世代くらいの方々が多く乗っていました。
立っていた私に「ここ、空いてるよ」と声をかけてくれたおばちゃん。隣に座ったおばちゃんにぶつからないように気をつけていたら、お隣のおばちゃんが「そんなの気にしなくていいのよ」と、当たってもいいんだよーみたいなことを言って来ました。笑
小さなことですが、心にじんわり残る出来事でした。
亀浦では、本当はお粥を食べたかったのですが、「食べられなかったらどうしよう」という不安に負けて、入ることができませんでした。少し情けない気持ちにもなりましたが、そんな日もあります。
ただ、市場の活気に触れたり、珍しい食材を眺めたりするだけでも十分楽しかったです。
旅行では、スーパーに行くのも好きです。何が売られているのか、どんな人が買いに来ているのか。土地に根づいた日常の一部に触れられるようで、私にとっては旅の大きな楽しみのひとつです。

釜山で1番大きい市場なんだろうなー!と。


チャガルチ・国際市場。そして偶然の出会い
その後、チャガルチ方面へ移動し、BIFF広場近くでホットックを食べました。

2009年に初めて韓国を訪れたとき、ホットックのおいしさに感動した記憶があり、今回また釜山で味わえてうれしかったです。
国際市場を歩いていたら、「行きたいな」と思っていたスンドゥブチゲのお店に、ふと目の前で出会いました。探していたわけではないのに、まるで導かれるように現れたその店で、優しい店員さんが私の拙い韓国語にも丁寧に対応してくれ、日本語でも少し話しかけてくれて。とてもあたたかい気持ちになりました。


地元の人もいれば、日本人かな〜?というお客さんもいたり。
たどり着いたカフェと、記憶の街・四面
ホテル方面へ歩いていたら、Chat gptにもおすすめされ、noteでも紹介されていていきたいなーと思っていたカフェに、偶然たどり着きました。この日は偶然たどり着くという幸運な日だった🤞💗
釜山はソウルほど大きな都市ではないけれど、自分の感覚を頼りに歩いていると、自然と行きたかった場所に出会えることが何度もある。
そんな予期しない発見が、本当にうれしかったです。



ラテを飲んでひと休みしたあとは、ホテルに戻ってスマホを少し充電してから、四面(ソミョン)へ向かいました。
地下鉄の乗り換えで何度も通っていた駅だったのに、今回の旅ではまだ降りていなかったので、行ってみようと思ったのです。
降りた瞬間、15年前の記憶が一気によみがえりました。
当時は家族旅行で、ガイドさんに連れられて移動していたので場所の名前もわかっていなかったけれど、あのとき泊まったのはこのロッテホテルだったな、とか隣に免税店やカジノもあった。そんな記憶がぶわっとよみがえってきました。
特に何かしたわけではないのですが、四面の地下街を歩くだけで、思い出に触れるような、不思議な時間を過ごしました。
でも、結局何もせず、南浦に移動し、ロッテデパートでお土産を買って、この日の締めくくりとしました。
次に行くときは、ウニキンパを。
実は、今回どうしても気になっていた場所がもうひとつありました。
それは海女村。ウニキンパを食べてみたかったのですが、やはり食べる自信がなくて、今回は行きませんでした。涙。
でも、次回こそは行きたい。今度こそ食べてみたい。
そう思える場所があるというのも、旅の楽しみのひとつです。
そして今回改めて思ったのは、釜山を旅するなら、バスが断然便利だということ。地下鉄だけでは行きにくい場所も、バスを使えば意外とスムーズに移動できますね。バスに乗るとその土地に住んでいる感覚に陥ってしまう。
朝から夕方までをゆったりと使って、歩いたり立ち寄ったり。釜山では、そんな余白のある旅がよく似合うと思いました。
偶然の出会い、思い出の再発見、小さな勇気とちょっとした後悔。
そんな一つひとつが、旅を「特別な一日」にしてくれました。
またきっと釜山に行きます。
今度はもう少し自信を持って、食べたいものを食べて、歩きたい場所を歩いてみようと思います。
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