ひつじ田
カフェでのひととき。
稲を刈った後の株から再生してくる稲があり、それを穭(ひつじ)と言います。穭田がすっかり黄色くなって秋深い味わいがあります。
寒くなるともっと茶色い枯色になります。
こうして見ているとのどかな平和な景です。実際には戦争があり地震があり、世紀末現象が進んでいるのでしょうが、日本の片田舎で暮らしているとどうも気持ちがのんびりしてしまいます。
【先人のことば】
自分にぴりぴりとひびくほどの句が作りたいし、また読みたいのである。
平井照敏(1931~2003)
加藤楸邨系の俳人である。河出書房新社から『新歳時記』を出していて、今も愛用する人は多い。
ふと咲けば山茶花の散りはじめかな 照敏
