自分的・丁寧な暮らし(中級編46)〜片付けは0番目の作業〜
後片付けは、物事の終わりではなく、始まり。
(『禅が教える 人生の答え』より)
この言葉に出会ったとき、
片付けの定義が変わった気がしました。
それまでは
「片付け=締めの作業」だと思っていました。
ご飯を食べた後に洗う。
作業が終わった後に道具をしまう。
何かが終わったから片付ける感覚。
でもそれだと早く次のことに移りたくて
その間の片付けが面倒に感じてしまうし、
そんな気持ちから
なんだかセカセカした気持ちになってました。
そんな中で気づいたのは、
片付けってその後の自分を助ける、
準備なんだということ。
まるで、
明日の自分に「どうぞ」って
手渡すバトンみたいなもので。
たとえば、
朝に飲むプロテインのシェイカーは洗って
いつもの位置に置いておく。
洗濯物を畳んで
明日着るものを1番上に置いておく。
これだけで
次にその場に立ったときの動き始めが、
ぐんと軽くなるんですよね。
また断捨離を始めて、
モノが減っていくと
自然と片付けがしやすくなりました。
そもそも選択肢が減るから迷わないし、
収納スペースに余白があるから戻しやすい。
すると今度は、
片付けること自体が
めんどうじゃなくなってくるという変化が。
「これ戻しとけば、明日スムーズだな」
と未来への視点が持てるようになったんです。
それってまさに、
「後片付けは、物事の終わりでなく、始まり」
という感覚そのものだと思いました。
ただの終わらせるための片付けから、
始めるための片付けへ。
視点を変えるだけで、
あんなに億劫だったことが、
ちょっと前向きに思えるようになるんですよね。
考えてみたら、
学生時代、テスト勉強をする前に
なぜか片付けをしたくなってたのも
集中した時間をスタートさせるための
0番目の作業だったのかも?
そして今は、
「片付けは次の時間のための種まき」
だと考えています。
次の日を、次の自分を
ちょっとラクにするための、
ささやかな準備。
だから今では、夜にちょっとだけ
手を動かすことを習慣にしています。
翌朝飲むプロテインの準備や
出かける前に塗る日焼け止めと鏡のセッティング、
明日の持ち物を準備しておく、など。
これだけで、
朝の空気がゆったりした感じに変わるんです。
HSP気質なオイラにとって、
朝のバタバタって本当にストレスで。
一つつまずくと、
それが尾を引いてずっと不安定になってしまう。
でも、ちょっとした後片付けの積み重ねが、
その日の心の余裕を確実に作ってくれています。
丁寧な暮らしにおける片付けは
何かを「美しく整える」ことじゃなくて、
「次の自分が心地よく過ごせるように、
今できることをする」ってこと
なんじゃないかなと思います。
すごい大きなことじゃなくていい。
ただ、昨日の自分が戻してくれたハサミが、
今日スッと使えるだけでも、
その日一日の感覚が違ってきたりする。
始めるための準備だと思うことで、
自然と手が動くようになったのです。
片付けって、
何かを終わらせることじゃなく、
「新しいサイクルに気持ちよく入る」ための
スイッチだと思います。
だから料理する時も、
料理の後に片付けるというよりは
片付けながら料理をして、
料理の完成と同時に片付けも済んでいるように
動きながら親子丼などを作ってます笑
次の自分に
ちょっとした「心の余白」のバトンをつなぐように
ちょこっと動いておく。
断捨離をしたことで、
そんな行動力の副産物も
手に入れてたんだなと思った
8/5のnote。
ではまた。
